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検索エンジンマーケティング考は....
Paid Listing(検索結果連動広告)とSEO(検索エンジン最適化)、PFI、Contextual Ads(コンテンツ連動型広告)などSEM / 検索エンジンマーケティングに関するニュースクリップと分析・解説を掲載しています。
基本的には一匹のクマが思ってることをただ書くだけのBlogですので、あくまでも所属会社や飼育係などは関係ない、一個熊の見解です。
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March 24, 2011

たまには「そもそも論」でも書こうかと。

さてと、あるところに大きな湖がありました。
その湖にはたくさんの種類の魚が、それはそれは豊富に生息していました。
そこでいろんな人が、そこに集う人たち向けの釣り堀とか魚屋さんとかを始めました。

検索エンジンという大きな湖に、いろいろな人がやってきます。
その人々は魚(ウェブサイト)を探しています。探している魚は時に応じて違います。
でもなかなか魚が取れないことがあります。
なので釣り堀(リスティング)とか、釣り船屋(SEO)とか、そういう人たちが、魚を求めている人に、求めている魚を提供するという商売を始めました。

ただしそれは湖の水がきれいで豊かだから成立する話です。
つまり検索結果が汚染されていると、人々は集わなくなります。

今までは湖のほとりでの商売もそこまで盛んではなかったので、実際に汚染はほとんどありませんでした。
ただ、一部の人たちが釣り堀とか釣り船から出る廃水で湖を汚染しはじめました。
でもそんな中で
「俺たちが湖の汚染源?そんなこと知らないよ。じゃんじゃん金儲けようぜ」
なんて思う人もいたりします。

なので湖の持ち主は湖を区切ることを思いつきました。
ここの部分は「釣り堀専用のエリア」とすることで魚の生息エリアの汚染を防ごうとしたわけです。
さらに釣り船屋さんに対してはむやみやたらに廃水(SEOのSpam)しないよう呼びかけました。
そうやって湖の生態系(エコシステム)を守ろうとしたわけです。

湖の大切さを知っている一部の商売人は、水質と人々の利便性の両立に頭を悩ませながらも、何とか頑張ろうとしています。
でも残念ながら、そういうことを理解せずに目の前の金銭に踊らされて汚染を続けてしまう人たちがいるのは、大変悲しい話です。

もし、湖の汚染が続いてしまったらどうなるでしょうか?
当然人々はそこに集わなくなります。それどころか「釣り堀用」と区切られたエリアの水も汚染されます。
さらに廃水により食べると体に悪いような魚(MFAサイトとか)がうようよ出てきてしまいます。
そうなると、さらに人々が集わなくなるため、そもそも商売ができなくなります。

湖で商売をする人(それは俺も含めてね)、あくまで我々はきれいな湖が存在しているからこそ、商売ができることを忘れてはいけません。
目先の金銭に目がくらんで、湖の水を汚染し、人々が集わなくなったら、最終的に困るのは我々自身なのです。
SEOにせよリスティングにせよ、最終的には湖の水質を守り、魚を探している人に適切な魚を提供することを無視して商売してはいけないのです。
湖の持ち主が「こういう廃水はダメなのだ!」っていうルールを守るのは当然のことです。
ただ「ルールに反していなければそれでいいのだ!」なんて思考はダメなんだと思います。

湖の水質を守るのは釣り堀とか釣り船で商売をしている我々自身なんですよ。

February 25, 2011

ニュースソース(ってか自作自演だが)

#この記事は世の独身女性の皆様にこそ読んでいただきたい

さて、ニュースソースにもあるように、2011年を通してsembearとしては
今年の目標:リスティング広告に携わっている男子が女子に「きゃー、○○さんってリスティングやってるんですね!素敵!」って言われるような業界にするべく、アピールを行う。

という目標を設定したので、有言実行とばかりにこちらにてポストします。

いま、婚活だとかいろいろ流行ってますねえ。
でね、世の独身女性の方々、独身男を捕まえるなら、やっぱりリスティング広告をやってる男子(略称:リス男)ですよ!ってことをここぞとばかりにアピールしておきます。

#ただしsembearは既婚者です
#子供もいます
#ですので、sembearさん素敵!となっても、間違ってはいけません。

#こら、そこ今絶対あきれてるだろ!

というわけでリスティング男子と付き合った方がいい五つの理由

(1)買い物が上手

リス男たるもの、常々インターネットで検索を行っています。そして常に検索連動型広告をチェックすることが職業病としてしみついています
おまけに、価格比較サイトを使うなんてもうお手の物だし、きっとSocial経由でお得な買い物情報なんかもさくっと調べることができるでしょう。
こうなると、○○ならこのECサイトだな、とか××ならあのECサイトだな、というのがわかり、常にコストパフォーマンスの高い買い物が可能です。
例えば、あなたの誕生日に通常3万円するブランドバッグを1万円で入手してきて、残りの2万円で素敵なディナーをプレゼントしてくれることだってしてくれるはずです!

そんな素敵な男子、いいですよね?よね?よね?

(2)数字に強い

リス男たるもの、常々CPC、CTR、CVR、CPAなど、様々な数値と格闘しています

#まあそれが仕事の半分を占めてますからね。

例えばあなたが同棲する相手として、そういう数字に弱い男性を選んだと想像してみましょう。
きっとその男性はリビングにおける家具の配置など、かなり適当に決めてしまうでしょう。
またお金の使い方もあまり上手ではないでしょう。
ドライブに連れて行ってもらったとしても目的地まで行く際の段取りが悪かったりするでしょう。

リス男は違います。
ドアを開けて部屋に入ってきたときにどういう家具の配置が一番導線として優れているのか、という思考を
クライアントのランディングページ最適化や、キーワード提案などの作業によって身につけており、
最終的には数値として見えるだけの結果を残すことができます。
お金に関しても出すべきところは出し、締めるべきところは締めて費用対効果を最大化する思考の元、
浪費と無駄の境をしっかりと認識します。
ゴールを設定して最適な解を得るテクニックからきっとドライブも快適です。(sembearは免許を持ってないのでわかりかねますが。。。)

そんな素敵な男子、なかなかいないですよね?よね?よね?

(3)きめ細やかでマメ

リス男たるもの、上の項目で述べたような日々刻々と変動する各種指標に関して敏感になっています。
そういった感覚は、愛する女性に対しても大変マメできめ細やかなサポートとして現れます。
例えば
「最近CTRが低いな、ってことはちょっとこのクリエイティブが飽きられてきたかな?」という感性は
「最近会話が乏しいな、ってことは最近関係がマンネリ化してきたかな?」
という感性につながり、きっとサプライズイベントなどを企画してくれるでしょう。

そんな風に関係を大切にしてくれる素敵な男子、いいですよね?よね?よね?

(4)季節要因に敏感

リス男たるもの、日々変動する検索ユーザーの動向に目を光らせています。
例えばクリスマス商戦がいつのタイミングから始まっていつ頃キーワードを入稿するべきか?
その時にクリエイティブはどう差し替えるべきか?
などいわゆるイベントや季節要因に敏感です。
したがってリス男はクリスマスやホワイトデーなど定番のイベントに関してそれ以外の男子と比べて大変敏感で、
愛する女性に対するプレゼントを忘れるなど絶対にありえません。
しかも自分のクライアントのサイトでコンバージョンするリス男も中にはいるでしょう。

そんな風にイベントを忘れずに祝ってくれる素敵な男子、なかなかいないですよね?よね?よね?

(5)あなたを大切にするでしょう

リス男たるもの、出しっぱなしで結果を出すということはしません。
リスティング広告は掲載が始まるまでよりは、始まってからの日々のメンテナンスが命です
付き合いだしたら急にほっとかれだした、という経験を持った女性の方々、リス男はそんなことありません。
むしろ付き合いだしてからのケアを通常の仕事にて会得しています。
日々研究を繰り返し、クライアントの目標を達成する努力は、付き合ってから女性を大切にする姿勢と何ら変わりありません。
あなたがリス男と付き合い始めたら、付き合う前よりもあなたに尽くすその姿勢に感動するでしょう。

そんな素敵な男子、なかなかいないですよね?よね?よね?

というわけでsembearはリスティング男子(通称リス男)を応援します。

February 21, 2011

今回はいろいろな意図を込めてるよ。

さて、このBlogを呼んでいただいている皆様には、いまさら愚問ですが、CPAの求め方ってわかりますよね?

例題
一ヶ月100万円の広告予算を透過して、コンバージョン数が100件でした。このときのCPAを求めなさい。

回答
100万円÷100=10,000円

はい、皆さん、当然わかっていらっしゃると思います。

CPAってのは1獲得あたりの単価、Cost Per Acquisition(Cost Per Actionともいう)の略です。
特に注文であればCost Per OrderのCPOとかCost Per TransactionのCPTなんて言葉を使う人もいます。
http://e-words.jp/w/CPA.html

さて、ここでさらに問題です。
弊社内の社内トレーニングでは俺が頻繁に口をすっぱくして説明しているので問答無用でわかっている話だと思うが、

例題
とあるキーワードでCVR1%、CPCが100円だったときのCPAを求めなさい

回答
100÷1%(0.01)=10,000円

とまあ、こうなりますね。
つーのは、CPA=CPC÷CVRなので。

#まあ、基本的にこの式はみんなわかっていると思うけれど、
#わかんねーよ、って方がいらっしゃったら連絡ください。
#ご説明に参上します。

#つか弊社内でこれがわからんといってるやつ(いないとは思うが)、
#もしいたら明日朝一で俺の席の横の丸テーブルに来い。
#朝から3時間説教じゃ。

さて、CPA=CPC÷CVRって式の両辺にCVRをかけてみましょう。
すると
CPC=CPA×CVR
となります。

ここでCPAってのは広告主さんのゴールなので、代理店さんとかリスティング媒体がどんなに頑張っても変えることは基本的にはできません。
だって、1コンバージョンあたりの売り上げが15000円だとして、CPAはクライアントさんの利益率とかを加味しないと決まっていかないからね。

原則論として、CPAが一定であればCPCはCVRに比例することになります。
つまりCVRが高ければ高いほどCPCは上昇するし、CVRが低ければ低いほどCPCは安くなるんですね。

んでね、検索連動型広告の経営指標としてRPS(Revenue Per Search/1検索あたりの売り上げ)ってのがあって、
当然この値に関してはCPCが高ければ高いほどRPSも上がっていきます。

#ここのロジックが気になる人、DMください。
#解説をしに参上したします。

んで前述のとおり、実はCVRが高ければ高いほど、理論上CPCは高い。

したがって、CVRが高ければ高いほど、1検索あたりの売り上げも高まっていくのですよ。

極端な例だけど、実際に検証された話で言えば、検索ボリュームの25%を持っているとあるポータルのCVRが他社よりも著しく低い場合、
その検索ボリュームの25%を失ったほうがRPSが上昇して結果として売り上げが向上したという例もある。

#注意、日本の話じゃありません。
#前々職で最強の天才、Sajal氏の分析と検証データです。
#こいつと話すのすげえ楽しかった。US出張にかならず彼とのMTGは入れていたのだ。

いくら間接効果だとかAttributionだとか言ったところで、リスティング広告ってのは原則としてダイレクトレスポンス系の広告で、
となると、やっぱり上のようにCVRを高めていくってのは媒体としてもすごく大事なんですね。

そういう意味で、検索連動型広告の提供業者ってのはRPSを上げようといろいろ頑張るし、その中のアイテムとしてCVRを改善するような
マッチングとか適合性の改善なんてのも毎度のごとく仕事としては入ってくるわけです。

なのでリスティング媒体としてはCVRが下がるようなアクションってのは原則的にとらないし、とっちゃいけない。
まあCTRをあげるアクションの結果CVRが下がるアクションってのもあったりするし、一概には言えないけれど、
少なくとも、媒体として行うアクションの中で、どの指標にどのように作用するのか、ってことは絶対に考えないといけない。

今度は逆の観点から。

媒体としてCVRを高める努力を行わないと、CPCがあがっていかない。
それどころかCVRを下げるようなアクションをしてしまうと、最終的には収益性が下がって自分で自分の首を絞めてしまうのです。

#弊社の人間もここはよーく考えようね。
#普段のトレーニングでも話している内容だけど。

ただ、現実問題としてね、リスティング広告において、特に短期的な売り上げを上げようと思うと、
かなりの確立でCVRってないがしろにされがちなんです。
ってのはCVRの改善ってのは媒体としては結構難易度が高くて、なおかつ改善したところですぐに売り上げとか利益に反映されない、
どちらかというと長期的な売り上げの改善に寄与する指標だからなんです。

んでまあ会社なので売り上げが大事だし利益も大事だし、ボランティアでやってるわけでもないので、
短期的に成長に結びつかない指標ってのは往々にして後回しになってしまいがちなこともあります。
んでこれはこれで(媒体の甘えと捉えられるかも知れないが)一種の企業努力だったりはするのかもしれない。

ただね、原理・原則から言えば、やっぱりリスティング媒体として売り上げを伸ばしていくには、
CVRをあげていくって言う地道な努力を繰り返していくしかないんですよ。
そうやっていかないと、使い古された言葉で恐縮だけどWin-Winにならないし、いわゆるEcosystemじゃないじゃん?

と半分ぐらい自戒を込めて。

February 09, 2011

ニュースソース(「Bing」カンニング疑惑でMicrosoftとGoogleが激しい応酬 : ITPro)
ニュースソース(Thought of Search Quality : Bing Community)

ほんと、久々にニュースソースが明記できる記事を書くなあ。

さて、まあ正直個人的にはどうでもいい(あ、言っちゃった)記事なんだけど。
ただこの泥仕合を生暖かく見守ってあげるのも、やはりわれわれの仕事の一環でもあるわけです(嘘。

ただ、まあいつものように書きますか。

Bingのカンニング疑惑について最初に報じたのは技術関連ニュースブログ「Search Engine Land」にの2月1日付の記事。それによると、Googleは昨年5月頃から、キーワードのスペルを間違えて検索した際にBingがGoogleと同様の検索結果を表示していることに疑惑を持ち始め、12月に“おとり捜査”を実行した。これまで検索結果がゼロもしくはごく僅かだったクエリーに対する偽の検索結果ページを100ほど作って設定。「Internet Explorer」でBing検索を行ったところ、Googleが仕掛けたおとり検索結果ページと同様の結果が上位に表示されるケースが見られたという。

ふむ。でもさこれって「え?マジで?」って思うのは俺だけかね?
たとえば「sembear かわいい」って検索をして、検索結果がゼロだったとしよう。んで、それに対してGoogleが偽の検索結果ページを作っていたとしよう。

#sembearがかわいいかどうかは懸命な読者諸君の判断に委ねたい。

それで検索したユーザーって、ちょっと不幸じゃないか?

所詮Bingがコピったかどうかなんて泥仕合にしかならないのは目に見えて明らかなのに、たとえ圧倒的に数が少ないとはいえ実際に自社の検索結果を汚してまで証明したいことだったのかね?つか、検索したユーザーの利便性を損なってまで証明するべきことって、いったい何なんだろうか?

正直なあ、普通にTypoの話だけで戦えばいいのに、こんなことまでやんなくてもいいんじゃないかね?ってのが本音。

ただまあ、面白いのはここから。上のようなおとり捜査をやられたBing側のコメント。(英文です)

To be clear, we learn from all of our customers. What we saw in today’s story was a spy-novelesque stunt to generate extreme outliers in tail query ranking. It was a creative tactic by a competitor, and we’ll take it as a back-handed compliment. But it doesn’t accurately portray how we use opt-in customer data as one of many inputs to help improve our user experience.
意訳
いいか、この際はっきりさせておこう。我々はBingを利用しているユーザーからしか学ばない。今日我々が目にしたものはテールワードで極端な異常値を発生させるというスパイ小説ばりのふざけた行為だ。これは競合企業によって仕掛けられた罠であり、うわべだけのほめ言葉だ。ただ、これは我々が検索体験を改善するために、Opt-inしたユーザーからどのようにデータを収集しているのかを正しく表現したものではないぜ。

#tacticは戦術、って意味だが、この際「罠」と訳した。
#しかし個人的にはbackhandedでハイフンなしだと思うんだが、どっちでもいいのかね?
#つーか以前からMSとGoogleってよくBlogで喧嘩してるよね。

いや、なかなかいい言い回しが多い。特に太字にした部分。

spy-novelesque(スパイ小説風の)とかback-handed compliment(うわべだけのほめ言葉、いわゆるほめ殺し)とかまさしく生きた英語。

#ちなみにback-handed complimentってのとleft-handed comlimentってのも同じ意味ね。
#これ豆知識。

勉強になりますなあ。

とまあ、そんなMS側の反論もあるわけですが、個人的にすっげえ気になるのが、ITProからの引用なんだけど、

またMehdi氏は、「GoogleはBingをだますためにワナを仕掛けた。Googleの実験はBingの検索結果を操作するために行われたものであり、その手法は検索結果を操作しようとスパム業者が使うクリック詐欺と同類の攻撃だ」と非難した。

この一文。おいおい、これってGoogleの結果を真似してること、事実上認めてないか?だって罠を仕掛けられてだまされた、ってことは認めるわけだろ?ってことは事実上Googleの結果をパクってました、ってことじゃないのか?

まあ、ほんとこの件に関してはどうでもよく。この二社、こんなところで泥仕合やるぐらいなら、もっとUser ExperienceのImproveに精を出せ、ということが書きたかっただけなのよ。

Posted by sembear at 12:03 am | Microsoft | comments(2) | TrackBacks() | Permalink

February 02, 2011

さて、ワールドカップの時もやったけどさ。
今回もやるよ。日本代表のと検索の相関関係。

んで、今回も前回と同じように断り書きをば。

このBlog自体は会社の広報Blogでもないし、あくまでsembearの個人的な見解や妄想、および小熊の生育状況を発表・報告する場であって、所属する会社の見解とか経営方針を示すものではありません。

ただ、今回からデータの出元を明示します。
このBlogでもって取り扱われているデータは弊社が提供する検索回数調査ツール「キーワードウォッチャー」の元データを使用しております。
ただしキーワードウォッチャーでは日別での検索回数の提供は行っておりません。あくまで月単位のデータになりますのでその点はご留意ください。

今回のアジアカップも盛り上がりましたねえ。
オウンゴールから追いついたヨルダン戦。
本田のど真ん中PKが印象的だったシリア戦
岡崎のハットトリック、前田の2得点で大勝したサウジアラビア戦
完全アウェーで10人の中逆転、香川の2得点が印象に残ったカタール戦
もはや伝統の一戦。死力を尽くしてPKでの川島の神がかったプレーの韓国戦
そして、長友からのクロスに芸術的な李忠成のボレーで優勝したオーストラリア戦。

いやー、素晴らしかったですね。地上波を独占放送したテレ朝は万々歳だったのでは?

#まあ、俺はBSで見ていたわけだが

というわけでまずはこちらのグラフをご覧いただきましょう。



はい。これはとあるサッカー関連のキーワードを時系列でグラフ化したものです。
2011年1月1日の検索数を1とした場合に、どれくらい変動があったのかを示しています。
ご覧いただければ一目瞭然ですが、グループリーグから決勝トーナメント、勝ち進んでいくにしたがって検索が伸びているのがわかります。
「とあるサッカー関連のキーワード」ってのはまた後述。

さて、これを具体的な選手名で見てみましょう。
今回調査した選手はこちら。
本田圭佑
李忠成
長友佑都
川島永嗣
前田遼一
香川真司

岡崎選手とか長谷部選手とか遠藤選手など、他の検索回数は調査してません。
興味がある人はTwitter経由かBlogのコメントにて「○○(選手名)調査希望」とレスください。暇があったらまた調査して、面白い結果が出たらこちらで披露します。

んで検索グラフ。条件は前述のグラフと一緒です。



どーん。

あのね。オーストラリア戦直後の李忠成の検索数(黄緑色の線)。ずば抜けちゃっていて、実は一人だけ左側の軸なんです。
実に検索回数120000%増(打ち間違いじゃない、十二万パーセント増)。界王拳の孫悟空もびっくりのインフレぶりですね。

いや、韓国戦直後の川島選手の検索数も約6000%増なのですさまじい勢いなのですが、それのさらに20倍ってどないやねん、ってことですよ。
それだけあの劇的ボレーが人々の心を打ったってことでしょうね。

#でもそんな歴史的瞬間に、俺は小熊を寝かしつけた後一緒に寝落ちしていて見れなかったわけだが。
#はあ、見たかった。。。

ともかく。

李選手の検索がずば抜けたのは、確かにボレーシュートの強烈な印象もあるにせよ、もう一つはそもそも「李忠成」という検索回数が少なかったことも原因です。

#とはいってもこの期間、選手名で最も検索されたのはこの日の李選手だったりするので、格別のBuzzだといって問題はないけど。
#企業のマーケティング担当者の皆様、今CM起用するなら李選手ですよ!間違いないです!

んで一応このBlogは「検索エンジンマーケティング考」という名前でして、マーケティング的な視点でも考えてみましょう。

というわけでこのグラフ



はい。こちら、韓国戦で神がかり的なPKセーブを連発した川島選手がイメージキャラクターになっているとある企業の検索回数と川島選手の名前での検索を重ね合わせたグラフです。

#川島選手の検索回数が爆発的に伸びた1/26の検索回数を1としてあります。
#じゃないとグラフが見えにくくてしゃあない。

さて、これだけ見るといまいち相関関係が見えませんが、二つの数値の相関関係を表す相関係数を求めてみるとだいぶ変わってきます。
2011年1月全体の相関係数 : 0.490
アジアカップ韓国戦以降での相関係数 : 0.706

この相関係数というのは1に近づけば近づくほど正の相関が強く、-1に近ければ近いほど負の相関が強く、0に近ければ近いほど相関はない、というものです。

1月全体の相関係数は決して高くないのですが(だとしても0.49ってのは相関があると推測できるかと思うが)、神がかったPKセーブを連発した韓国戦以降の相関係数は高まっており、相関関係が明確に存在していることを示しています。

#まあ期間が短いのでそこは差し引かないといけないのは理解してますよ。
#ただまあ、ネタなんでね。
#あと、なおかつこれは相関関係であって因果関係ではない。そこんとこ注意。

ワールドカップの時もそうでしたが、選手が試合で活躍して、なおかつContextに沿った形(今回であればPKをとめたことと花粉をとめること)であることが選手のCM起用のカギになることは間違いないでしょう。

んで、最後になりますが、最初に書いた「とあるサッカー関連のキーワード」ってのはテレビ朝日で名(迷)解説を披露されていた「松木安太郎」という名前での検索でした。
解説者の名前で600%近くまで検索回数が伸びるってどーなのよ。

で、ここで今回MVPを獲得した本田選手と松木さんの検索回数にフォーカスしてみましょう。



うおお、見事な相関関係。ちなみに前出の相関係数は実に

0.901302!!!

いや、これだけ強烈な相関が出たってことはですね、本田選手がMVPなら、松木さんはMVK(Most Valuable Kaisetusha)だったってことですよ。
みんな松木さんをもっと評価しないとダメだよ!!!むしろ企業のマーケティング担当者は松木さんに注目するべきだよ!!

まあ、まじめな話をすれば、テレビが消費者行動に影響を与えるってのはずっと言われている話だけど、それって概念でとどまってることもかなりのシチュエーションで存在しているのも事実だと思うんです。
でもこういう形で検索データとかSocialのデータとかを組み合わせることでテレビの効果とか認知っていうものを数値的に把握することが(ある程度は)できるってのも事実で、そういう意味でまだまだマーケティングの視覚化ってのはできてない部分も大いにあるんだと思います。
まあ俺自身もまだまだやらないといけないこと、たくさんあるんですけどね。このBlogでもって企業のマーケターさんたちが何かしらのヒントを得ることができたのであれば幸いですが。

というわけでsembearは日本代表と松木安太郎氏を応援します。

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