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February 02, 2011
日本代表と検索の相関関係 -AFCアジアカップ2011編-
さて、ワールドカップの時もやったけどさ。
今回もやるよ。日本代表のと検索の相関関係。
んで、今回も前回と同じように断り書きをば。
このBlog自体は会社の広報Blogでもないし、あくまでsembearの個人的な見解や妄想、および小熊の生育状況を発表・報告する場であって、所属する会社の見解とか経営方針を示すものではありません。
ただ、今回からデータの出元を明示します。
このBlogでもって取り扱われているデータは弊社が提供する検索回数調査ツール「キーワードウォッチャー」の元データを使用しております。
ただしキーワードウォッチャーでは日別での検索回数の提供は行っておりません。あくまで月単位のデータになりますのでその点はご留意ください。
今回のアジアカップも盛り上がりましたねえ。
オウンゴールから追いついたヨルダン戦。
本田のど真ん中PKが印象的だったシリア戦
岡崎のハットトリック、前田の2得点で大勝したサウジアラビア戦
完全アウェーで10人の中逆転、香川の2得点が印象に残ったカタール戦
もはや伝統の一戦。死力を尽くしてPKでの川島の神がかったプレーの韓国戦
そして、長友からのクロスに芸術的な李忠成のボレーで優勝したオーストラリア戦。
いやー、素晴らしかったですね。地上波を独占放送したテレ朝は万々歳だったのでは?
#まあ、俺はBSで見ていたわけだが
というわけでまずはこちらのグラフをご覧いただきましょう。

はい。これはとあるサッカー関連のキーワードを時系列でグラフ化したものです。
2011年1月1日の検索数を1とした場合に、どれくらい変動があったのかを示しています。
ご覧いただければ一目瞭然ですが、グループリーグから決勝トーナメント、勝ち進んでいくにしたがって検索が伸びているのがわかります。
「とあるサッカー関連のキーワード」ってのはまた後述。
さて、これを具体的な選手名で見てみましょう。
今回調査した選手はこちら。
本田圭佑
李忠成
長友佑都
川島永嗣
前田遼一
香川真司
岡崎選手とか長谷部選手とか遠藤選手など、他の検索回数は調査してません。
興味がある人はTwitter経由かBlogのコメントにて「○○(選手名)調査希望」とレスください。暇があったらまた調査して、面白い結果が出たらこちらで披露します。
んで検索グラフ。条件は前述のグラフと一緒です。

どーん。
あのね。オーストラリア戦直後の李忠成の検索数(黄緑色の線)。ずば抜けちゃっていて、実は一人だけ左側の軸なんです。
実に検索回数120000%増(打ち間違いじゃない、十二万パーセント増)。界王拳の孫悟空もびっくりのインフレぶりですね。
いや、韓国戦直後の川島選手の検索数も約6000%増なのですさまじい勢いなのですが、それのさらに20倍ってどないやねん、ってことですよ。
それだけあの劇的ボレーが人々の心を打ったってことでしょうね。
#でもそんな歴史的瞬間に、俺は小熊を寝かしつけた後一緒に寝落ちしていて見れなかったわけだが。
#はあ、見たかった。。。
ともかく。
李選手の検索がずば抜けたのは、確かにボレーシュートの強烈な印象もあるにせよ、もう一つはそもそも「李忠成」という検索回数が少なかったことも原因です。
#とはいってもこの期間、選手名で最も検索されたのはこの日の李選手だったりするので、格別のBuzzだといって問題はないけど。
#企業のマーケティング担当者の皆様、今CM起用するなら李選手ですよ!間違いないです!
んで一応このBlogは「検索エンジンマーケティング考」という名前でして、マーケティング的な視点でも考えてみましょう。
というわけでこのグラフ

はい。こちら、韓国戦で神がかり的なPKセーブを連発した川島選手がイメージキャラクターになっているとある企業の検索回数と川島選手の名前での検索を重ね合わせたグラフです。
#川島選手の検索回数が爆発的に伸びた1/26の検索回数を1としてあります。
#じゃないとグラフが見えにくくてしゃあない。
さて、これだけ見るといまいち相関関係が見えませんが、二つの数値の相関関係を表す相関係数を求めてみるとだいぶ変わってきます。
2011年1月全体の相関係数 : 0.490
アジアカップ韓国戦以降での相関係数 : 0.706
この相関係数というのは1に近づけば近づくほど正の相関が強く、-1に近ければ近いほど負の相関が強く、0に近ければ近いほど相関はない、というものです。
1月全体の相関係数は決して高くないのですが(だとしても0.49ってのは相関があると推測できるかと思うが)、神がかったPKセーブを連発した韓国戦以降の相関係数は高まっており、相関関係が明確に存在していることを示しています。
#まあ期間が短いのでそこは差し引かないといけないのは理解してますよ。
#ただまあ、ネタなんでね。
#あと、なおかつこれは相関関係であって因果関係ではない。そこんとこ注意。
ワールドカップの時もそうでしたが、選手が試合で活躍して、なおかつContextに沿った形(今回であればPKをとめたことと花粉をとめること)であることが選手のCM起用のカギになることは間違いないでしょう。
んで、最後になりますが、最初に書いた「とあるサッカー関連のキーワード」ってのはテレビ朝日で名(迷)解説を披露されていた「松木安太郎」という名前での検索でした。
解説者の名前で600%近くまで検索回数が伸びるってどーなのよ。
で、ここで今回MVPを獲得した本田選手と松木さんの検索回数にフォーカスしてみましょう。
うおお、見事な相関関係。ちなみに前出の相関係数は実に
0.901302!!!
いや、これだけ強烈な相関が出たってことはですね、本田選手がMVPなら、松木さんはMVK(Most Valuable Kaisetusha)だったってことですよ。
みんな松木さんをもっと評価しないとダメだよ!!!むしろ企業のマーケティング担当者は松木さんに注目するべきだよ!!
まあ、まじめな話をすれば、テレビが消費者行動に影響を与えるってのはずっと言われている話だけど、それって概念でとどまってることもかなりのシチュエーションで存在しているのも事実だと思うんです。
でもこういう形で検索データとかSocialのデータとかを組み合わせることでテレビの効果とか認知っていうものを数値的に把握することが(ある程度は)できるってのも事実で、そういう意味でまだまだマーケティングの視覚化ってのはできてない部分も大いにあるんだと思います。
まあ俺自身もまだまだやらないといけないこと、たくさんあるんですけどね。このBlogでもって企業のマーケターさんたちが何かしらのヒントを得ることができたのであれば幸いですが。
というわけでsembearは日本代表と松木安太郎氏を応援します。
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