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September 09, 2009
間接効果と直接効果
今回はニュースソースはありません。さてと、1年間検索連動型広告の最前線から離れていましたが、今結構本気で最前線(いや、1.5列目かな)で仕事を始めています。
今回は自分の仕事の備忘録をかねてのポストです。
自分がOverture時代にLaunchしたいくつかの機能のうち、特に好きな機能が二つほどあります。
ひとつはトラッキングURL、もうひとつはAdvanced Analyticsという機能、特にアシストの測定の部分ですね。
#厳密に言えばトラッキングURLはOTUという機能で前任の方がLaunchしたのだけれど、機能拡張の部分をやったのは俺、ってことで俺のLaunchってことにさせてください(w>GS
この二つの機能、何がすばらしいかというとOvertureにとどまらないOnline marketingの全体最適をサポートする機能なんですよ。
まず一つ目のトラッキングURL。これはもともとOTU(Overture Tracking URL)という名前でリリースされていたので以下OTUを記します。このOTUって何が素敵かって、多彩なログ解析ツールとの連携が可能になるんです。環のシビラあたりが採用してますね。
そもそもインターネットユーザーがウェブサイトにどうやってアクセスしてくるかなんて、基本的には偶然の産物なんですよ。しかもどんなキーワードで検索して、どんな入札キーワードでヒットしたとか、そこまで行くと本当に天文学的な組み合わせがありえる話で、藁の山から針を抜き出すようなものなんですよ。
OvertureもGoogleもコンバージョン測定ツールってのは出してるけれど、それはあくまでどの入札キーワードからコンバージョンが発生したのかってことを明示するだけで、エンドユーザーの検索動向を正確に明示するものではなかったからね。
んでOTUを使うと何ができるかって言うと、クリックされたときのランディングページのURL(注:リダイレクトは使っていないとする)の末尾にOVRAW=xxxxx&OVKEY=xxxxx&OVMTC=xxxxというパラメータが差し込まれます。xxxxの部分はその時々で変わります。まずOVRAW=にはエンドユーザーが実際に入力した検索キーワード、OVKEYには広告主が入札して、検索キーワードによって引き当てられたキーワード、OVMTCはその検索キーワードと入札キーワードのマッチした種類(完全一致、部分一致とか)が明示されます。
OTUに対応しているアクセス解析ツールはこのパラメータを読み取って、どの入札キーワードが、どういうマッチングロジックで、どんな検索キーワードで引き当てられたか、ってのがわかるんですよ。
これだけじゃなんで便利かわからない、って人もいると思うけれど、たとえばキーワードが数十万単位で一個一個のキーワードについて効果を厳密に測定したいとき、どうしてもキーワード単位でトラッキング用のURLを付与しないといけなかったりしますが(個人的にはキーワードの数が数百でも十分めんどくさいのだけれど)、このOTUを使えば管理画面から有効にする、ってボタンをクリックすればアカウントの中の全部のキーワードに対して上記のルールでパラメータを付与してくれるんです。
さらにエンドユーザーが実際に入力したキーワードまでログに残してくれるので(まあリファラーとればいいのだけどね)、こういうキーワードも入札したほうがいいのか、という分析にも使える。そういう意味でも使い勝手のいい機能だと思ってます。
さらにそういうキーワードをGoogleとかに入稿したりだとか、SEOにフィードバックしたりだとか、ランディングページのコピーに生かしたりだとか、キーワードから導き出されるNext Stepって結構たくさんあるんですよね。本当にBasicな話だけれど、ここんところって結構重要。
アクセス解析業者さん、ぜひ採用してください。
さて、以上が直接効果の話、もっと大事なのは間接効果の話でAdvanced Analytics(Full Analyticsともいう)ですね。
ちょっと長くなったので、記事を分けましょう。
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