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May 27, 2008

さらなる買収劇も?MSのバルマーCEO、「ヤフー買収は一選択肢」と発言

ニュースソース(CNET Japan)

はいはい、買うならどこでもさっさと買っとくれ(笑)

まあ、以前にこのニュースが出回った時からすでに3カ月以上たち、やや食傷気味なのも事実ですが。ちょっと記事を読んでみましょうか。

Steve Ballmer氏は、モスクワで行った演説の中で「Yahoo(の買収)は、決してわれわれが模索していた唯一の戦略ではなかった。それは単に、われわれのオンライン広告事業を加速させる上での一選択肢であった。(中略)われわれは他の複数の買収案件にも資金を注ぎ込むつもりである。500億ドルを手にしているのだから、もっと多くのことを成し遂げることができる」と語った。

まあ、確かにそれはあるでしょうね。別に検索だけがオンラインビジネスじゃないし、SEMだけがオンラインマーケティングでもないし、ただ検索を無視にしてインターネットも語れないし、SEMを抜きにしてオンラインビジネスを語れないのも事実。
Yahoo!買収以外にやれることややったらおもしろそうなことがあるのも事実でしょう。

つまり

もちろんMicrosoftは、主にYahooの検索ビジネスに興味があったのだが、Yahooが有する他の資産を買収することも、若干の戦略的な価値を持つと考えていたことは明白である。

こういうことですね。Flickrなり検索以外にもYahoo!が保有している特許であるとか、魅力的な材料はわんさかあります。
しかし交渉事ってのはなかなか理想的には進まないもので。。。

両社の交渉が、過去113日ほどの間に幾多の変遷を経た後、Ballmer氏や、同氏が率いる戦略チームは、Yahooの検索ビジネスに集中するという方針へと、全面的にシフトしてきた。Microsoftが5月3日に交渉を打ち切る前に、検索関連分野での提携案を持ち出したのは、やはりYahooの CEOであるJerry Yang氏であったと思われる。

さて、ここでちょっと疑問に持たれた方もいるかもしれません、なぜMicrosoftはYahoo!の検索ビジネスに集中する、という判断をくだしたのか、ということです。
Yahoo!自身は検索エンジンとしてはアメリカで2番手 -ただし1位に圧倒的に周回遅れにされている、また三位以下を圧倒的に周回遅れにしている孤高の2番手-です。Microsoftがこの二番手の検索エンジン集中するのは説得力がありそうで、でもなさそうな感じもしています、だってあらゆる意味で「圧倒的な」2番手だから。
まあMSNのシェア状況(3位から4位ぐらい)を考えればそれでも圧倒的な2番手ってのは魅力だったんだろうな、ということは言えるでしょう。

その一方で過去にこんな事件があったこと、覚えてますか?そんな記事から、自分の記事を引用するのも変な気分なのですが。。。

ただオーバーチュアはFindWhat.comなども相手に同じような訴訟を起こしていますし、もしMSN(マイクロソフト)が独自の検索連動型広告をローンチしたときに、この361特許に引っかかるようなことがあると、また訴訟問題になり得ます。それゆえMSN(マイクロソフト)にとっても独自のリスティング広告配信システムを構築するのが難しい、ということにもなります。

ご存じのとおりMSNはAdCenterという検索連動型広告のプラットフォームをすでにローンチしていますが、まだまだ全世界でのロールアウトまでは行えていません。
もしマイクロソフトがYahoo!の検索部門だけでも買収できれば、このAdCenterも全世界展開や特許問題も全く問題なく行えることになります。ま、これはやや深読みだと思いますが、少なくともマイクロソフト側にはYahoo!と旧Overtureが持っている検索連動型広告に関する特許群を丸ごと引き継げる、というのはおいしい話であることは間違いありません。

いまやMicrosoftは、再びYahooと検索分野での交渉に入っており、5月18日に出されたMicrosoftからの声明によれば、 Microsoftは「将来のYahooとの交渉の進展や、YahooまたはMicrosoftの株主、他のサードパーティーとの交渉次第では」 Yahooの完全買収という選択肢を検討する権利も留保すると説明されている。

まあ、正直言ってどうなるかは混沌としすぎていてわかりかねる部分もありますが、今年は年内いっぱいこのニュースに振り回される気もしますね。

Posted by sembear at 07:05 pm | from category: 検索エンジンマーケティング
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