August 01, 2004

検索エンジンマーケティングにおける部分一致の考察


久々にコンサルタント視点から

OvertureもAdWordsも「部分一致」の入札が可能です。
ただ、この「部分一致」はリスティングを初めて利用する時によく勘違いされる部分でもあります。

よくある間違いとしては「転職 事務」を部分一致で出稿しているときに「転職」や「事務」単ワードだけの検索も拾ってくる、と考える人がいますが、これはもちろん間違いです。
「部分一致」は「検索してきたワードが出稿しているワードを完全に含んでおり、さらにそれ以上のAND検索がある場合に広告が表示される形式」のことです。
つまり「転職 事務」を部分一致で出稿している場合、「転職 事務 ○○」という検索の時に広告が表示されることになります。
まあ、ここらあたりは基本中の基本ですね。

コンサルタントとして考える時に一番重要なのは「部分一致」でどんな言葉を引っ張ってきているのか?という部分です。
たとえば「転職 事務」という出稿語の時に「転職 事務 ○○」という検索語で広告が表示されるわけですが、このときに一番重要なのは「○○」がいったいどんなワードで、どんな傾向と対策があるのか、という部分になります。

部分一致を使うと費用対効果が悪くなる、という先入観もありますが(ただ、そういう可能性があることは否定しません)、部分一致で出稿するからこそわかるデータがあり、それは実は非常に重要であることが多いのも事実です。つまり部分一致を利用することでユーザーの検索傾向を把握することができ、それは非常に重要なマーケティングデータになりうる、ということがあるのです。

たとえば「分譲 マンション」というワードを部分一致で出稿していると、このワードはいろいろなAND検索を拾ってくることができます。
そのとき拾ってきているAND検索語が「分譲 マンション 地名」という検索で、ある特定のエリアの地名が多くあれば(たとえば東京西北部の地名が異常に多かった、とか)、ユーザーはその地域でのマンションを探す傾向が強い、と考えられる訳です。

このように部分一致は非常に多くのデータを持ってくることができ、きちんと分析できればそれは大きな武器になります。一つきちんと利用してみてはいかがでしょうか?

Posted by sembear at 02:03 am | from category: SEM テクニック
Social Links

Check このエントリーをはてなブックマークに追加 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク
Comments via facebook
Social Listening via Zenback
Comments
★下記に2つの英単語をスペースで区切って入力してください
No comments yet
Trackbacks

Copyright (c) 2004-2011 検索エンジンマーケティング考 all right reserved