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検索エンジンマーケティング考は....
Paid Listing(検索結果連動広告)とSEO(検索エンジン最適化)、PFI、Contextual Ads(コンテンツ連動型広告)などSEM / 検索エンジンマーケティングに関するニュースクリップと分析・解説を掲載しています。
検索エンジンマーケティング考は....
Paid Listing(検索結果連動広告)とSEO(検索エンジン最適化)、PFI、Contextual Ads(コンテンツ連動型広告)などSEM / 検索エンジンマーケティングに関するニュースクリップと分析・解説を掲載しています。
April 22, 2010
えっとですね。最近SEMと関係ないポストばっかりで恐縮なのですが。。。。
今年度のsembear的目標として、BlogとかTwitterで「この人と会ってみたい」っていう人が、最近結構いるんですよ。
んでぜひそういう人たちと直接あって、自分の見聞を広め、知識を深め、新たな視点を探りたいと思っていたりします。
また(自分勝手な意見かつ傲慢な視点で恐縮ではあるんだけども)このBlogも運営し始めてからなんと今日で6年目を迎えるのですな。
ちなみに最初のPostはこちら
#なんでアイテムIDが12なのかというと、昔のPostを消したからか。。。
んでほとんど更新していないにもかかわらず、いまだにちょくちょくアクセスもあり、見てくださっている方もいらっしゃるので、
もしもsembearってどんなやつだよ!と思っている方がいらっしゃったりしたら、ぜひコンタクトください。一度会って、なんか話してみましょう。
ここのコメント欄に記入するなり。Twitter経由でも大丈夫です。
http://twitter.com/sembear
やっぱりさ、仕事でもなんでも人間って社会的(Social)な生き物だと思うんですよ。んでSocialって最終的にはFace to Faceなんだと思うんですよね。
というわけでsembearから直接メールとかコンタクトが届く方がいらっしゃると思いますが、もし会ってもいいよ、と思われるのであれば、よろしくお願いいたします。
ただ、当然ながら会いたくない、とか怖い(だって今まであったことない人から直接会いましょうってメールが来るわけだし)って思われる方もいらっしゃると思います。またあくまでオンライン上の社会性だからいいのだ、という見解もあるかと思います。そういう方は断っていただいてなんら問題はありません。
だからといって自分のTwitterリストからRemoveするとかも無いですし。
また、実際にあって話の内容が面白かったら、可能な範囲でこのBlog上に転載することがありえます。
転載してほしくないのであれば、その旨伝えていただければ転載しません。
というわけで、なんかよくわからない告知ですが、よろしくお願いいたします。
sembear [more...]
今年度のsembear的目標として、BlogとかTwitterで「この人と会ってみたい」っていう人が、最近結構いるんですよ。
んでぜひそういう人たちと直接あって、自分の見聞を広め、知識を深め、新たな視点を探りたいと思っていたりします。
また(自分勝手な意見かつ傲慢な視点で恐縮ではあるんだけども)このBlogも運営し始めてからなんと今日で6年目を迎えるのですな。
ちなみに最初のPostはこちら
#なんでアイテムIDが12なのかというと、昔のPostを消したからか。。。
んでほとんど更新していないにもかかわらず、いまだにちょくちょくアクセスもあり、見てくださっている方もいらっしゃるので、
もしもsembearってどんなやつだよ!と思っている方がいらっしゃったりしたら、ぜひコンタクトください。一度会って、なんか話してみましょう。
ここのコメント欄に記入するなり。Twitter経由でも大丈夫です。
http://twitter.com/sembear
やっぱりさ、仕事でもなんでも人間って社会的(Social)な生き物だと思うんですよ。んでSocialって最終的にはFace to Faceなんだと思うんですよね。
というわけでsembearから直接メールとかコンタクトが届く方がいらっしゃると思いますが、もし会ってもいいよ、と思われるのであれば、よろしくお願いいたします。
ただ、当然ながら会いたくない、とか怖い(だって今まであったことない人から直接会いましょうってメールが来るわけだし)って思われる方もいらっしゃると思います。またあくまでオンライン上の社会性だからいいのだ、という見解もあるかと思います。そういう方は断っていただいてなんら問題はありません。
だからといって自分のTwitterリストからRemoveするとかも無いですし。
また、実際にあって話の内容が面白かったら、可能な範囲でこのBlog上に転載することがありえます。
転載してほしくないのであれば、その旨伝えていただければ転載しません。
というわけで、なんかよくわからない告知ですが、よろしくお願いいたします。
sembear [more...]
April 02, 2010
さて、こういうことをこのBlogで書くのはどうかと思うんだけど、書いてしまおう。
一応過去に転職したときは、Postしてるんだよね。まあ今回は転職じゃないけれど。
一応過去の転職の話
2004年6月の転職のとき
http://www.sembear.com/item/45/catid/17
http://www.sembear.com/item/89/catid/17
2008年6月の転職のとき
http://www.sembear.com/item/441/catid/17
http://www.sembear.com/item/449/catid/17
2009年8月の転職のとき
http://www.sembear.com/item/484/catid/17
まあ、今回は転職じゃありません。正式な所属は変わってませんが、職場が変わりました。
こちらのニュースを見ていただければ一目瞭然ですね。
まあこのBlogで書いていることは、今までも、そしてこれからも所属している会社とは一切関係のない個人的な意見・発言なので、その点はご了承お願いいたします。
正直この件で自分から何を発言しても、当事者である以上はバイアスがかかってしまうのでこちらのBlogで何かしらのコメントはするつもりはありませんが、今までよりももうちょっと表には出るつもりです。
まあ今後ともごひいきによろしくお願いします。
sembear
一応過去に転職したときは、Postしてるんだよね。まあ今回は転職じゃないけれど。
一応過去の転職の話
2004年6月の転職のとき
http://www.sembear.com/item/45/catid/17
http://www.sembear.com/item/89/catid/17
2008年6月の転職のとき
http://www.sembear.com/item/441/catid/17
http://www.sembear.com/item/449/catid/17
2009年8月の転職のとき
http://www.sembear.com/item/484/catid/17
まあ、今回は転職じゃありません。正式な所属は変わってませんが、職場が変わりました。
こちらのニュースを見ていただければ一目瞭然ですね。
まあこのBlogで書いていることは、今までも、そしてこれからも所属している会社とは一切関係のない個人的な意見・発言なので、その点はご了承お願いいたします。
正直この件で自分から何を発言しても、当事者である以上はバイアスがかかってしまうのでこちらのBlogで何かしらのコメントはするつもりはありませんが、今までよりももうちょっと表には出るつもりです。
まあ今後ともごひいきによろしくお願いします。
sembear
January 19, 2010
今回は検索エンジンがらみの話ではありませんが、自分の経験談として。
#現実としてはこんなに綺麗に時系列に体験したわけじゃないけど、ある程度わかりやすくするために情報を整理してます。
前職ではいわゆる「グローバル」な仕事をしていました。例えば1日のスケジュールなんかでも
朝:アメリカと電話会議
午前中:タイと電話会議
昼から午後:日本の仕事
夕方以降:オランダと電話会議
夜:イギリスと電話会議
とまあざっとこんな感じ。月イチぐらいのペースでアメリカとか東南アジアに出張とかしてましたね。
あ、もちろんエコノミークラスで。
んでその中で痛感したこと。
前職はいわゆる「どベンチャー」企業で社長に直接レポートするProduct Markeingというロールだったわけです。
世界中のProduct Launchの戦略、Monetizeのロードマップ策定から実行まで、まあ何でも屋ってやつですね。
まあ、自分の驕りもあったわけですよ。っていうか驕ってたわけですよ。
検索の業界、特にトラフィックのMonetizeに関してはかなり経験を積んできたと思うし、世界的に見てモバイルのトラフィックのMonetizeなんてちゃんとやってる人あんまりいないわけです。んで自分がアメリカでセミナーとかやったらその後人だかりができるぐらいの反響があったりもして、とまあわかりやすく言うと図に乗っていたわけです。俺すげえんじゃん?みたいな。
そんなある日タイに出張に行くことになりました。タイとは毎週東南アジアのトラフィックのMonetizeに関する電話会議をしていて、そうとうプランが立ち遅れているのを実感していてそのテコ入れ、ってのが目的です。
日本を出発する前に特にタイの各種統計数値をまず収集します。人口、平均収入、年齢分布、性別、インターネット普及率、携帯電話普及率などなど。
もちろんそういったデータってのは第三者機関であったり、国家統計であったりするわけです。
それらを頭に叩き込んで、うっしゃ、いっちょやるか!と思ってタイに出発しました。
んで到着してホテルについて、ミネラルウォーターでも買おうかと現地のセブンイレブンに入りました。
その途中で結構綺麗な女の人がすごい話かけてきました、話かけてこないにせよ、ずっと見てました。
あー、こういう国なのね、と。
翌日現地スタッフとMTG。タイのオフィスには3人ほどスタッフがいます。
ひとりはヨーロッパの会社なんかでも働いたことのある現地トップ
もう一人はイギリスの大学に留学していた現場のトップ
そしてもう一人は英語が話せる現場スタッフ。
んで、いきなりそのMTGでどうも違和感を感じ始めました。
現地のトップと現場のトップの意見がうまく合わない。両方正しいと言うことがありえないぐらいの齟齬です。
話をして良くうちに、どうやら現場トップの意見のほうがただしそう、でもこの齟齬は何なんだろうかと思い始めました。
現場トップはしきりに"Please trust me"と連呼します。しかし彼の言う事を信じてしまうと現地のトップの意見とか発言は正しくない、という判断を下さないといけないぐらいくっきりと意見が分かれていました。
そんな違和感を抱えたまま、外部とのMTG。その過程で現場トップの発言の正しさを実感します。
そこで次の疑問です。なんで現地トップの意見はそこまでずれていたのか?
さらにMTGが終わりホテルに戻ってからスタバに行って街を眺めると、事前に収集した情報とは違う街の有様に戸惑いました。
このバラバラ感、違和感はいったい何なのか?不思議に思いながらその日は終わります。
翌日依然違和感を抱えたままMTGをこなして、ちょっと休憩をしようとスタバに向かいました。その時に現地のスタッフの女の子に
「スタバ行くけどなにか買ってこようか?」と声をかけたところ「そんな高いもの結構ですよ!」といわれてしまいました。
スタバって、世界でほぼ単価が一緒なんですよ。でもタイの年収から比較すると、それは高級品になってしまうんですね。
なるほど、途上国ってのはそういうことなのか、と思ったりしました。今となっては表層的な理解でしたが。
そして2日目に現場トップの車に乗って夕食を食べに行きました。
その時に現場トップがこう語りだしました。
「俺はタイの貧困度合いを見て何とかしようと思いイギリスの大学にいっていろいろ頑張った。でもな、そういうことができるのはほんの一握りだ。努力をするなんてことはこの国では無駄なことなんだよ、でもそれじゃだめなんだってことをみんなにわかって欲しいんだ」
初日からいろいろな違和感の中で、自分が思っていた以上にMonetizeの実行が難しいことがわかってくる中で自分は
「I know it's difficult, but "it is difficult" does not mean "it is impossible"」
こういう発言をしていて、彼はそういう発言が本当に大事なんだと(まあ本社から来ている俺に対するゴマすりもあるのかもしれないが)語っていました。
そして彼はこう続けます
「この国に関していろんな情報を仕入れてきていると思うが、目の前で起こっている現実が一番大事だ」
最初はその意味を間違った風に捉えていました。が、その発言の本当の意味は程なくしてわかることとなります。
翌日もいろんな会社の人達とMTGしました。そしてそのMTGの中でとある事実を発見します。
それは今まで現地トップから貰っていたレポートと著しい乖離があることと、事前に仕入れた各種統計情報に基づくと、こうはならないだろ、という現実です。
その日の夜、日本のとある大企業のタイ支社の支社長と夕食を食べることになりました。
彼はタイで働き始めて既に10年になろうかというベテランでタイ語もかなり話せます。
そして夕食の中で自分の素朴な疑問をぶつけてみました。すると。。。
「sembearさん、タイってのはね、公式の数字なんてありゃしないんですよ。人口ですら政府が正しく把握してるとは言えないんです。バンコクに何人の日本人がいるのかすら正確には分かりません。不法入国、私生児、ある種の人身売買は実際に行われていて、そんな状況で国家が何を把握できると思いますか?あなたが街で見たことが、この国の現実なんですよ」
目から鱗ですよ。
さらに話は続き、途上国の富の偏在の話へ
「インドもそうだけど、タイでも人口の1割程度の人が国の富の9割を牛耳ってると言って良い。携帯電話でいうと金持ちは3ヶ月ごとぐらいに携帯電話を買い換えます。古い端末は奥さんの物になります。奥さんの古い端末は子供、子供の端末はメイド、メイドの端末は運転手、運転手の端末は田舎の貧乏暮らしの家族の者になります。白ロムなんて露店でいくらでも売ってるんです。だからタイの携帯電話普及率は7割以上なんですよ」
いわゆる先進国において多少の差異はあれども富は平準化されがちです。ところが途上国の富は一極集中なんですね。そうなると国家としての消費行動はごくごく少数の金持ちによってのみ行われることになります。
タイであれば人口が4000万人といわれていますが、実際の経済活動は400万人ぐらいによって行われていると言っても良いわけです。
国家統計ですら事実でないというこの現実。その後もいろんな話を聞きましたが、自分が今まで培ってきたはずの方法論では通用しない現実を目の当たりにしました。その当時の自分の仕事の方法論って(今でもそうかも知れない)、いうなれば先進国でのみ通用するわけですね。統計、事実、信用、契約とあらゆるものが現実ってのが前提になるわけですよ。ところが途上国は統計も信頼できない、それに基づく事実はもはや虚構。信用なんてありゃしないし、契約なんて紙切れでしかない。
つまり現地トップはそういう状況下での上位10%の経済活動のレポートをしていたわけですね。
そして最後に
「sembearさん、街に出てください。電車とかバスとか露店とかいろいろ見て現実を感じてください。それがこの国でビジネスを成功させる鍵です」
といわれました。
その夜の会食を経てタクシーの中でいろいろ考えながら、自分が前もって準備していたあらゆるプランは全く無駄であることがわかってきました。
そして翌朝。MTGは午後からだったのでタイオフィスには向かわずに現地のいろいろなものを見て回りました。電車に乗って携帯電話をいじっている若者をみつつ、カフェで朝っぱらから売春婦を連れ回しているヨーロッパや日本のオヤジどもを見つつ、この国でビジネスをするためのいろんなことを考えてオフィスに向かいました。
そしてMTGをして現場トップと議論をしてなんとかプランを練り上げて日本に帰ってきました。
んで結果といえば、正直成功ではありませんでした。ビジネス的には完全に失敗です。
それは実際に訪問するまでの約1年、日本(ないしは先進国)でのみ通用する成功体験に基づいて電話会議をして、指示を出していたことが取り返しの付かないことだった、ということでもありました。
まあ世界同時不況を受けて練り直したプランが実行できなかったってのもあるんだけれども。それを差し引いても無力でした。
今となって振り返るといろいろな意味で本当に勉強になったと思います。
日本と欧米だけが世界じゃない。人口分布と言う意味ではひょっとすると少数派かもしれない。統計や知識ももちろん大事だけれど、現地の人、雰囲気、文化お互いがお互いに影響しあって市場が形成されている。そんな中で高々一個人が経験している方法論なんてまず通用しない。
だからまずその国の現実を感じること、情報を集めて現実を知った気になるんじゃなくて、街を歩いて人と話て現実を肌で感じること。
こういうフィールドワークなしに、海外でのビジネスは成功しないなと思います。
いつかまた世界で勝負する日に、きっとこの経験は役に立つだろうと思います。
#現実としてはこんなに綺麗に時系列に体験したわけじゃないけど、ある程度わかりやすくするために情報を整理してます。
前職ではいわゆる「グローバル」な仕事をしていました。例えば1日のスケジュールなんかでも
朝:アメリカと電話会議
午前中:タイと電話会議
昼から午後:日本の仕事
夕方以降:オランダと電話会議
夜:イギリスと電話会議
とまあざっとこんな感じ。月イチぐらいのペースでアメリカとか東南アジアに出張とかしてましたね。
あ、もちろんエコノミークラスで。
んでその中で痛感したこと。
前職はいわゆる「どベンチャー」企業で社長に直接レポートするProduct Markeingというロールだったわけです。
世界中のProduct Launchの戦略、Monetizeのロードマップ策定から実行まで、まあ何でも屋ってやつですね。
まあ、自分の驕りもあったわけですよ。っていうか驕ってたわけですよ。
検索の業界、特にトラフィックのMonetizeに関してはかなり経験を積んできたと思うし、世界的に見てモバイルのトラフィックのMonetizeなんてちゃんとやってる人あんまりいないわけです。んで自分がアメリカでセミナーとかやったらその後人だかりができるぐらいの反響があったりもして、とまあわかりやすく言うと図に乗っていたわけです。俺すげえんじゃん?みたいな。
そんなある日タイに出張に行くことになりました。タイとは毎週東南アジアのトラフィックのMonetizeに関する電話会議をしていて、そうとうプランが立ち遅れているのを実感していてそのテコ入れ、ってのが目的です。
日本を出発する前に特にタイの各種統計数値をまず収集します。人口、平均収入、年齢分布、性別、インターネット普及率、携帯電話普及率などなど。
もちろんそういったデータってのは第三者機関であったり、国家統計であったりするわけです。
それらを頭に叩き込んで、うっしゃ、いっちょやるか!と思ってタイに出発しました。
んで到着してホテルについて、ミネラルウォーターでも買おうかと現地のセブンイレブンに入りました。
その途中で結構綺麗な女の人がすごい話かけてきました、話かけてこないにせよ、ずっと見てました。
あー、こういう国なのね、と。
翌日現地スタッフとMTG。タイのオフィスには3人ほどスタッフがいます。
ひとりはヨーロッパの会社なんかでも働いたことのある現地トップ
もう一人はイギリスの大学に留学していた現場のトップ
そしてもう一人は英語が話せる現場スタッフ。
んで、いきなりそのMTGでどうも違和感を感じ始めました。
現地のトップと現場のトップの意見がうまく合わない。両方正しいと言うことがありえないぐらいの齟齬です。
話をして良くうちに、どうやら現場トップの意見のほうがただしそう、でもこの齟齬は何なんだろうかと思い始めました。
現場トップはしきりに"Please trust me"と連呼します。しかし彼の言う事を信じてしまうと現地のトップの意見とか発言は正しくない、という判断を下さないといけないぐらいくっきりと意見が分かれていました。
そんな違和感を抱えたまま、外部とのMTG。その過程で現場トップの発言の正しさを実感します。
そこで次の疑問です。なんで現地トップの意見はそこまでずれていたのか?
さらにMTGが終わりホテルに戻ってからスタバに行って街を眺めると、事前に収集した情報とは違う街の有様に戸惑いました。
このバラバラ感、違和感はいったい何なのか?不思議に思いながらその日は終わります。
翌日依然違和感を抱えたままMTGをこなして、ちょっと休憩をしようとスタバに向かいました。その時に現地のスタッフの女の子に
「スタバ行くけどなにか買ってこようか?」と声をかけたところ「そんな高いもの結構ですよ!」といわれてしまいました。
スタバって、世界でほぼ単価が一緒なんですよ。でもタイの年収から比較すると、それは高級品になってしまうんですね。
なるほど、途上国ってのはそういうことなのか、と思ったりしました。今となっては表層的な理解でしたが。
そして2日目に現場トップの車に乗って夕食を食べに行きました。
その時に現場トップがこう語りだしました。
「俺はタイの貧困度合いを見て何とかしようと思いイギリスの大学にいっていろいろ頑張った。でもな、そういうことができるのはほんの一握りだ。努力をするなんてことはこの国では無駄なことなんだよ、でもそれじゃだめなんだってことをみんなにわかって欲しいんだ」
初日からいろいろな違和感の中で、自分が思っていた以上にMonetizeの実行が難しいことがわかってくる中で自分は
「I know it's difficult, but "it is difficult" does not mean "it is impossible"」
こういう発言をしていて、彼はそういう発言が本当に大事なんだと(まあ本社から来ている俺に対するゴマすりもあるのかもしれないが)語っていました。
そして彼はこう続けます
「この国に関していろんな情報を仕入れてきていると思うが、目の前で起こっている現実が一番大事だ」
最初はその意味を間違った風に捉えていました。が、その発言の本当の意味は程なくしてわかることとなります。
翌日もいろんな会社の人達とMTGしました。そしてそのMTGの中でとある事実を発見します。
それは今まで現地トップから貰っていたレポートと著しい乖離があることと、事前に仕入れた各種統計情報に基づくと、こうはならないだろ、という現実です。
その日の夜、日本のとある大企業のタイ支社の支社長と夕食を食べることになりました。
彼はタイで働き始めて既に10年になろうかというベテランでタイ語もかなり話せます。
そして夕食の中で自分の素朴な疑問をぶつけてみました。すると。。。
「sembearさん、タイってのはね、公式の数字なんてありゃしないんですよ。人口ですら政府が正しく把握してるとは言えないんです。バンコクに何人の日本人がいるのかすら正確には分かりません。不法入国、私生児、ある種の人身売買は実際に行われていて、そんな状況で国家が何を把握できると思いますか?あなたが街で見たことが、この国の現実なんですよ」
目から鱗ですよ。
さらに話は続き、途上国の富の偏在の話へ
「インドもそうだけど、タイでも人口の1割程度の人が国の富の9割を牛耳ってると言って良い。携帯電話でいうと金持ちは3ヶ月ごとぐらいに携帯電話を買い換えます。古い端末は奥さんの物になります。奥さんの古い端末は子供、子供の端末はメイド、メイドの端末は運転手、運転手の端末は田舎の貧乏暮らしの家族の者になります。白ロムなんて露店でいくらでも売ってるんです。だからタイの携帯電話普及率は7割以上なんですよ」
いわゆる先進国において多少の差異はあれども富は平準化されがちです。ところが途上国の富は一極集中なんですね。そうなると国家としての消費行動はごくごく少数の金持ちによってのみ行われることになります。
タイであれば人口が4000万人といわれていますが、実際の経済活動は400万人ぐらいによって行われていると言っても良いわけです。
国家統計ですら事実でないというこの現実。その後もいろんな話を聞きましたが、自分が今まで培ってきたはずの方法論では通用しない現実を目の当たりにしました。その当時の自分の仕事の方法論って(今でもそうかも知れない)、いうなれば先進国でのみ通用するわけですね。統計、事実、信用、契約とあらゆるものが現実ってのが前提になるわけですよ。ところが途上国は統計も信頼できない、それに基づく事実はもはや虚構。信用なんてありゃしないし、契約なんて紙切れでしかない。
つまり現地トップはそういう状況下での上位10%の経済活動のレポートをしていたわけですね。
そして最後に
「sembearさん、街に出てください。電車とかバスとか露店とかいろいろ見て現実を感じてください。それがこの国でビジネスを成功させる鍵です」
といわれました。
その夜の会食を経てタクシーの中でいろいろ考えながら、自分が前もって準備していたあらゆるプランは全く無駄であることがわかってきました。
そして翌朝。MTGは午後からだったのでタイオフィスには向かわずに現地のいろいろなものを見て回りました。電車に乗って携帯電話をいじっている若者をみつつ、カフェで朝っぱらから売春婦を連れ回しているヨーロッパや日本のオヤジどもを見つつ、この国でビジネスをするためのいろんなことを考えてオフィスに向かいました。
そしてMTGをして現場トップと議論をしてなんとかプランを練り上げて日本に帰ってきました。
んで結果といえば、正直成功ではありませんでした。ビジネス的には完全に失敗です。
それは実際に訪問するまでの約1年、日本(ないしは先進国)でのみ通用する成功体験に基づいて電話会議をして、指示を出していたことが取り返しの付かないことだった、ということでもありました。
まあ世界同時不況を受けて練り直したプランが実行できなかったってのもあるんだけれども。それを差し引いても無力でした。
今となって振り返るといろいろな意味で本当に勉強になったと思います。
日本と欧米だけが世界じゃない。人口分布と言う意味ではひょっとすると少数派かもしれない。統計や知識ももちろん大事だけれど、現地の人、雰囲気、文化お互いがお互いに影響しあって市場が形成されている。そんな中で高々一個人が経験している方法論なんてまず通用しない。
だからまずその国の現実を感じること、情報を集めて現実を知った気になるんじゃなくて、街を歩いて人と話て現実を肌で感じること。
こういうフィールドワークなしに、海外でのビジネスは成功しないなと思います。
いつかまた世界で勝負する日に、きっとこの経験は役に立つだろうと思います。
August 22, 2009
ニュースソース(1)(MSN産経ニュース)
ニュースソース(2)(Nikkei.net)
ニュースソース(3)(SEM酒場)
いやね、微妙なんすよ。これ。
なんで微妙かって、まずちょーがつくほど今更感満載の記事なんですよね。
某ポータルの生臭坊主のKuroyagi氏も昨年の10月に「#今さら感あるけど大事なので。」って書いているネタをsembear.comで10カ月遅れで扱う今更感。
あと、それと同時になんで今頃産経新聞の記者はこれに飛びついたのか、っていう微妙感。
ま、他にも微妙な感じあるけれど、とりあえず本題へ。
問題が指摘されたのは、楽天が昨年6月から自社の検索サイト「インフォシーク」に導入した「楽天ad4U(アドフォーユー)」と呼ばれる広告配信システム。これは、インフォシークを訪れた利用者のパソコン上のブラウザ(閲覧ソフト)内に蓄積された過去のサイト閲覧履歴を15種類に分類。楽天がその情報に基づき、利用者の閲覧履歴に合わせた分野のネット広告を配信する仕組み。
ちょっと説明がわかりにくいのでぶっちゃけて書けば、要は広告の配信時に、広告を閲覧しているエンドユーザーがどんなサイトに訪問しているかというのを調べ上げて行動を補足する、ってことなんだが、まあ、その部分の説明は前述のKuroyagi氏のポストやNikkei.Netでの高木浩光氏の記事に詳しくあるので是非熟読していただきたく。
通常の行動ターゲティングであれば、普通自社(ないしは自社を含むパートナー企業)内部でのユーザーの行動履歴(検索キーワードがどんなだとかどんなコンテンツ見てるとか、そこらへんですねを参照して表示する広告を出し分けるわけだが、今回の楽天Ad4Uに関して言えばブラウザのバグを利用した悪質な行動履歴のHackでしかないわけで、正直好きじゃない。
あのね、これを言うと問題発言かもしれないんだけど、究極的にはエンドユーザーのあらゆる行動を補足して行動を出す、っていう流れに行くとは思うんですよ。一応厳密を期すために言うけど、この楽天Ad4Uという商品は問題だと思う(理由は後述)、ただし自社とそのグループ内のデータではなくそれ以外のデータも使った行動ターゲティングの配信やりましょう、っていうのは善か悪かとか、好きか嫌いかとかっていう話の前にまず理論とか思想のレベルとしては、多分あり。
いや、上の発言が微妙なのはわかってるんだけど、行動ターゲティングの究極系として、自社とそのグループだけじゃなくエンドユーザーのウェブの行動履歴をできるだけ多く補足したい、っていう願望は、恐らく行動ターゲティングという商品を設計する上で割と普通の話だと思う。ただね、理論とか思想のレベルで「それ以外のデータも使った行動ターゲティングの配信」ってのはたぶんいろんな人がいろんなことを考えてるんだけど、それこそユーザーのプライバシーの話とかいろんな制約の中でいろんなアイデアをボツにしたりしてるわけです。
じゃあおまえは行動ターゲティングの理想を実現した楽天Ad4Uを擁護するのか、っていわれそうだけど、ハッキリ言っちゃえば擁護しません。むしろ軽蔑します。
sembear的に今回の楽天Ad4Uって何が問題なのかというと、Kuroyagi氏のポストとかITProの記事にもあるように、これ特許を申請してるんですよ。
特許とっちゃうか、と。
そもそもブラウザのバグでしか成立しえない商品を、特許も申請して世にリリースするか、と。
それってプロとしてどうなんだろうか、と。
あのね、広告商品をリリースする上で、絶対責任者(PM)がいると思うんですよ(俺もそういう仕事を生業にしてるわけだが)。
会社の中でのいろんな指示(ぶっちゃけお金稼げ!って指示ね)とかプライオリティのなかで、なくなく商品を開発してリリースしなきゃいけないことってのは当然あるんですよ。ただね、PMとしては商品をリリースしてなんぼだし、それでどれだけ売りが上がるかってのも考えなきゃいけないし、なので最終的に会社が決定したことを覆すことって、基本できないんです。ま、おれはたまにやってたような気もするが。
エンドユーザーの行動履歴をぶっこぬく商品をリリースしたってのを、上の理由から100歩どころか10000000000歩ぐらい譲って許容したとしても、ブラウザのバグを利用して、それを特許だと言ってしまえるプロ意識の無さにハッキリ言ってがっかり。具体的に言うなら、ブラウザのバグに依存した広告商品をだす、ってのは会社の中の話として泣く泣く許容したとしても、プロ意識があるなら、バグに依存したビジネスモデルで特許なんて申請できないでしょ。
特許を取るってんだったら、まずそんな自分とこのシステムと完全に違うものに依存するなんてあり得んですよ。しかもそのシステムのいつ回収されるともわからないバグに依存したビジネスモデルの特許申請なんて、ハッキリ言って恥ずかしさ以外のなにものもないと思うんだが。
まあ、そう思わないのであれば、それはそういうものかもしれないのだけどね。だとしても他社のシステムのバグに依存するビジネスモデルってのは、やっぱり駄目だと思うよ。それを商品設計の前提に入れるってことも、正直あり得ないと思うし。
ニュースソース(2)(Nikkei.net)
ニュースソース(3)(SEM酒場)
いやね、微妙なんすよ。これ。
なんで微妙かって、まずちょーがつくほど今更感満載の記事なんですよね。
某ポータルの生臭坊主のKuroyagi氏も昨年の10月に「#今さら感あるけど大事なので。」って書いているネタをsembear.comで10カ月遅れで扱う今更感。
あと、それと同時になんで今頃産経新聞の記者はこれに飛びついたのか、っていう微妙感。
ま、他にも微妙な感じあるけれど、とりあえず本題へ。
問題が指摘されたのは、楽天が昨年6月から自社の検索サイト「インフォシーク」に導入した「楽天ad4U(アドフォーユー)」と呼ばれる広告配信システム。これは、インフォシークを訪れた利用者のパソコン上のブラウザ(閲覧ソフト)内に蓄積された過去のサイト閲覧履歴を15種類に分類。楽天がその情報に基づき、利用者の閲覧履歴に合わせた分野のネット広告を配信する仕組み。
ちょっと説明がわかりにくいのでぶっちゃけて書けば、要は広告の配信時に、広告を閲覧しているエンドユーザーがどんなサイトに訪問しているかというのを調べ上げて行動を補足する、ってことなんだが、まあ、その部分の説明は前述のKuroyagi氏のポストやNikkei.Netでの高木浩光氏の記事に詳しくあるので是非熟読していただきたく。
通常の行動ターゲティングであれば、普通自社(ないしは自社を含むパートナー企業)内部でのユーザーの行動履歴(検索キーワードがどんなだとかどんなコンテンツ見てるとか、そこらへんですねを参照して表示する広告を出し分けるわけだが、今回の楽天Ad4Uに関して言えばブラウザのバグを利用した悪質な行動履歴のHackでしかないわけで、正直好きじゃない。
あのね、これを言うと問題発言かもしれないんだけど、究極的にはエンドユーザーのあらゆる行動を補足して行動を出す、っていう流れに行くとは思うんですよ。一応厳密を期すために言うけど、この楽天Ad4Uという商品は問題だと思う(理由は後述)、ただし自社とそのグループ内のデータではなくそれ以外のデータも使った行動ターゲティングの配信やりましょう、っていうのは善か悪かとか、好きか嫌いかとかっていう話の前にまず理論とか思想のレベルとしては、多分あり。
いや、上の発言が微妙なのはわかってるんだけど、行動ターゲティングの究極系として、自社とそのグループだけじゃなくエンドユーザーのウェブの行動履歴をできるだけ多く補足したい、っていう願望は、恐らく行動ターゲティングという商品を設計する上で割と普通の話だと思う。ただね、理論とか思想のレベルで「それ以外のデータも使った行動ターゲティングの配信」ってのはたぶんいろんな人がいろんなことを考えてるんだけど、それこそユーザーのプライバシーの話とかいろんな制約の中でいろんなアイデアをボツにしたりしてるわけです。
じゃあおまえは行動ターゲティングの理想を実現した楽天Ad4Uを擁護するのか、っていわれそうだけど、ハッキリ言っちゃえば擁護しません。むしろ軽蔑します。
sembear的に今回の楽天Ad4Uって何が問題なのかというと、Kuroyagi氏のポストとかITProの記事にもあるように、これ特許を申請してるんですよ。
特許とっちゃうか、と。
そもそもブラウザのバグでしか成立しえない商品を、特許も申請して世にリリースするか、と。
それってプロとしてどうなんだろうか、と。
あのね、広告商品をリリースする上で、絶対責任者(PM)がいると思うんですよ(俺もそういう仕事を生業にしてるわけだが)。
会社の中でのいろんな指示(ぶっちゃけお金稼げ!って指示ね)とかプライオリティのなかで、なくなく商品を開発してリリースしなきゃいけないことってのは当然あるんですよ。ただね、PMとしては商品をリリースしてなんぼだし、それでどれだけ売りが上がるかってのも考えなきゃいけないし、なので最終的に会社が決定したことを覆すことって、基本できないんです。ま、おれはたまにやってたような気もするが。
エンドユーザーの行動履歴をぶっこぬく商品をリリースしたってのを、上の理由から100歩どころか10000000000歩ぐらい譲って許容したとしても、ブラウザのバグを利用して、それを特許だと言ってしまえるプロ意識の無さにハッキリ言ってがっかり。具体的に言うなら、ブラウザのバグに依存した広告商品をだす、ってのは会社の中の話として泣く泣く許容したとしても、プロ意識があるなら、バグに依存したビジネスモデルで特許なんて申請できないでしょ。
特許を取るってんだったら、まずそんな自分とこのシステムと完全に違うものに依存するなんてあり得んですよ。しかもそのシステムのいつ回収されるともわからないバグに依存したビジネスモデルの特許申請なんて、ハッキリ言って恥ずかしさ以外のなにものもないと思うんだが。
まあ、そう思わないのであれば、それはそういうものかもしれないのだけどね。だとしても他社のシステムのバグに依存するビジネスモデルってのは、やっぱり駄目だと思うよ。それを商品設計の前提に入れるってことも、正直あり得ないと思うし。
August 20, 2009
というわkで8/1付けでとあるインターネットポータルを運営している企業に転職しました。
とはいってもポータルに関係するところは、今のところあんまりやってないけど。
まあ、まだ3週間もたってないのでなんともいえない部分もありますが、それなりに楽しくやってます。
っていうかすんごい忙しいのだ。
今後ともぼちぼちこのBlogは更新していくつもりです、でもまたあんまり変なこと書けないよなあ。
まTwitterでもくだらないことも含めて情報発信をしているのでよろしければFollowしてあげてください。
取り急ぎ、元気にやってますよ、ってことだけですが。
とはいってもポータルに関係するところは、今のところあんまりやってないけど。
まあ、まだ3週間もたってないのでなんともいえない部分もありますが、それなりに楽しくやってます。
っていうかすんごい忙しいのだ。
今後ともぼちぼちこのBlogは更新していくつもりです、でもまたあんまり変なこと書けないよなあ。
まTwitterでもくだらないことも含めて情報発信をしているのでよろしければFollowしてあげてください。
取り急ぎ、元気にやってますよ、ってことだけですが。
July 31, 2009
というわけで昨日のPostでも書きましたが、転職します。
Yahoo!/Overtureをやめてから今の会社で1年ぐらい働きましたが、
退職の理由などはここでは書きません。
正直言って残念だったりもするけれど、まあ仕方がないこともあるんだと思います。
#別に首を切られたわけではないよ。念のため。
さて、次の会社ですが例のごとく社名はまだ書きませんが、
Y!でもGでもMでもありません。
ただ日本で検索に絡んでいて、広告/Monetizeにも絡んでいて、
ある程度影響力がある会社です。
まあ、これでわかりますね。あ、Repとかじゃないです。
1年ほどSEMのメインストリームから離れて、正直勘が鈍っている部分もあるけれど、
再開したこのBlogの更新とか、ここ数ヶ月いろんな人と話をしたりして、
やっと前線で戦えるだけの体力と知力は復活したかなと思ってます。
次の会社の勤務は来週からスタートなので、また更新が滞ると思いますが、
ぼちぼちやっていきます。
Yahoo!/Overtureをやめてから今の会社で1年ぐらい働きましたが、
退職の理由などはここでは書きません。
正直言って残念だったりもするけれど、まあ仕方がないこともあるんだと思います。
#別に首を切られたわけではないよ。念のため。
さて、次の会社ですが例のごとく社名はまだ書きませんが、
Y!でもGでもMでもありません。
ただ日本で検索に絡んでいて、広告/Monetizeにも絡んでいて、
ある程度影響力がある会社です。
まあ、これでわかりますね。あ、Repとかじゃないです。
1年ほどSEMのメインストリームから離れて、正直勘が鈍っている部分もあるけれど、
再開したこのBlogの更新とか、ここ数ヶ月いろんな人と話をしたりして、
やっと前線で戦えるだけの体力と知力は復活したかなと思ってます。
次の会社の勤務は来週からスタートなので、また更新が滞ると思いますが、
ぼちぼちやっていきます。
June 06, 2009
なんかいろいろ思うことがあるのでビジネス論というか、自己流だけどちょっと書いてみようと思う。
元ネタはプロダクトマネジャーの道具箱より。
ひところ自分の仕事の説明が、特に業界関係じゃない人にはわかりにくいので「企画です」とか「開発です」という言葉をよく使ってました。
でも本業はプロダクトマネージャーだと思ってます。
じゃあプロダクトマネージャーってなに?って言われると結構難しいんですよね。特にインターネット(広告)業界だったりすると。
あくまで自分流の解釈ですが、プロダクトマネージャー(以下PM)っていわゆる自分の担当商品に対してはある意味で王様だと思ってます。
元ネタの文章を借りると
これに対して、自動車業界では、藤本先生たちが、日本企業の競争優位源泉だと指摘している重量級プロダクトマネジャー(重量級プロジェクトマネジャー)という制度がある。この制度は基本的にはコンセプトプロポーザルから開発後のマーケティングにまでをプロダクトマネジメントの範囲とし、1人のプロダクトマネジャーがレスポンシビリティを持つ。
この認識が一番強いです。
まずコンセプトプロポーザルを固めるために市場調査を行う。ここでいう市場とは社内のプロセスとかそういうものも含めて考えてください。要は何が必要とされるか、何を作れば売れるか、というアイデアを固めること。
この場合市場調査を行っていろいろな数字や意見が出てくるでしょうが、当然の如くすべてがすべて同じ意見でないことの方が多いわけです。自社の営業チーム内でも現場営業同士意見が違うこと、あるでしょ?
そういうときに必要なことが絶対的な業界知識。競合の状況、自社の状況、技術のトレンド、市場の流れ・政治などなどを自分の脳みそで把握し、自分の言葉でまとめられる力がないと、コンセプトを固められないんですよ。
前職の最後の方でやったプロジェクトなんかその典型ですね。
コンセプトプロポーザルができたら社内でのコンセンサスをとる。無論根回しとかある種の政治力も必要(必要ないに越したことはないが)。
コンセンサスが取れたら、今度は社内のリソースを確保。
んでここで意見が分かれるところだけどリソースつっても開発リソースだけじゃだめで、作りたいのは商品じゃなくてサービスなので営業、マーケなどフロントの人間も当然含まれるし、場合によっては経理だとか法務だとかも必要になります。
ここで開発リソースだけしか見ないと作られた結果まったく売れないものとか、システム的には動くけど商品的には満足じゃなかったりとか、そういう問題に陥る危険性がある。
そしていよいよプロダクト開発のスタート。ここで一番大事なのは、以前も書いたけれど
個人的に思うのは、有機的なチームプレーによる開発の第一歩ってのがあって、PMというか、そのチーム内での親方がVisionというか哲学というか、今回俺たちが作るものはこういうものなんだ!っていう意識をチームみんなに浸透させることが第一歩で、なおかつ一番大事。
これが浸透できていれば、開発プロセスの8割はできたも同じ。逆にそれができないと、チームはがたがたになっちゃう。
これですな。
特にエンジニアの場合、分業でコードを書いたりすることになることもあると思うけど、特にそういうときに、このVisionとか哲学みたいなものがないと、なんでこれやってんだっけ?みたいな感じになりがちだし、さらに自ら考えて「こうした方がいいじゃん!」みたいなことができなかったりする。
プロダクトを開発することだけに主眼を置くとそこがおろそかになりがちだけど、サービスを開発するという観点に立てばチームが一丸となってサービスをリリースするのだ!という情熱を持って動くことができるようになる。
そのためのVisionであり哲学であり、この商品でもって、これだけ世の中が幸せになるんだ!という絵が最終的な土壇場での求心力になる。
商品である以上売り上げ目標は当然あるし、それを達成しないといけないのだけれど、それは結果であって目的ではない、目的はもっと高邁な理想であるべきだと思ってます。
(ここらへん、相変わらず甘いなあと思わんこともないが、正直そう思う)
そのVisionや哲学を説得力をもって語るためにも
そういうときに必要なことが絶対的な業界知識。競合の状況、自社の状況、技術のトレンド、市場の流れ・政治などなどを自分の脳みそで把握し、自分の言葉でまとめられる力がないと、コンセプトを固められないんですよ。
ここがないとだめなんだと思ってます。
よくある営業と開発のいざこざって、実は8割ぐらいはここに原因があるんだと思ってます。
逆にこういう問題が起こるのであればそれは技術が悪いのではなく、営業が悪いのでもなく、PMが悪いんだと思います。
つまりね、開発はシステム的に動くことをゴールにする、そして営業は売ることをゴールにする、ってなるとサービスとして統一された動きが取れなくなるんですよ。
開発はシステム的に動くことではなくて商品として通用するクオリティのものを作らないといけないし、営業はその商品が最大級の賛辞を業界内で得て、顧客が満足してくれるために営業しないといけない。開発と営業ってのは二つの欠けてはいけない歯車であってそれをつなぐ軸がPMなんだと思うんですよ。
自分たちが提供しようとしているサービスがどういうもので、どんな思想があって、何を目標としているのか、という意思統一ができていれば、多少の齟齬はあってもサービスとして完成度は高いものになります。
どうしても昨今の風潮を見るに、ここら辺が見えてこないなあと思うわけです。
どうも開発はコードを書いてプログラム的・システム的に動くことで自分の仕事が終わって(往々にしてPMもこれだけが仕事と思っていたりする)、営業は作ったものを売るだけという動きですね。
そうなると開発側は将来的な商品の進化もできないし、営業も付加価値をつけられないような、しょーもないサービスで終わってしまうことが多いなあと。そしてお互いがお互いをけなして、PMは素知らぬそぶりで次の仕事をする、みたいな。
そうなったら、つまんないよねえ。
半分自戒を込めて、Postしておきます。
元ネタはプロダクトマネジャーの道具箱より。
ひところ自分の仕事の説明が、特に業界関係じゃない人にはわかりにくいので「企画です」とか「開発です」という言葉をよく使ってました。
でも本業はプロダクトマネージャーだと思ってます。
じゃあプロダクトマネージャーってなに?って言われると結構難しいんですよね。特にインターネット(広告)業界だったりすると。
あくまで自分流の解釈ですが、プロダクトマネージャー(以下PM)っていわゆる自分の担当商品に対してはある意味で王様だと思ってます。
元ネタの文章を借りると
これに対して、自動車業界では、藤本先生たちが、日本企業の競争優位源泉だと指摘している重量級プロダクトマネジャー(重量級プロジェクトマネジャー)という制度がある。この制度は基本的にはコンセプトプロポーザルから開発後のマーケティングにまでをプロダクトマネジメントの範囲とし、1人のプロダクトマネジャーがレスポンシビリティを持つ。
この認識が一番強いです。
まずコンセプトプロポーザルを固めるために市場調査を行う。ここでいう市場とは社内のプロセスとかそういうものも含めて考えてください。要は何が必要とされるか、何を作れば売れるか、というアイデアを固めること。
この場合市場調査を行っていろいろな数字や意見が出てくるでしょうが、当然の如くすべてがすべて同じ意見でないことの方が多いわけです。自社の営業チーム内でも現場営業同士意見が違うこと、あるでしょ?
そういうときに必要なことが絶対的な業界知識。競合の状況、自社の状況、技術のトレンド、市場の流れ・政治などなどを自分の脳みそで把握し、自分の言葉でまとめられる力がないと、コンセプトを固められないんですよ。
前職の最後の方でやったプロジェクトなんかその典型ですね。
コンセプトプロポーザルができたら社内でのコンセンサスをとる。無論根回しとかある種の政治力も必要(必要ないに越したことはないが)。
コンセンサスが取れたら、今度は社内のリソースを確保。
んでここで意見が分かれるところだけどリソースつっても開発リソースだけじゃだめで、作りたいのは商品じゃなくてサービスなので営業、マーケなどフロントの人間も当然含まれるし、場合によっては経理だとか法務だとかも必要になります。
ここで開発リソースだけしか見ないと作られた結果まったく売れないものとか、システム的には動くけど商品的には満足じゃなかったりとか、そういう問題に陥る危険性がある。
そしていよいよプロダクト開発のスタート。ここで一番大事なのは、以前も書いたけれど
個人的に思うのは、有機的なチームプレーによる開発の第一歩ってのがあって、PMというか、そのチーム内での親方がVisionというか哲学というか、今回俺たちが作るものはこういうものなんだ!っていう意識をチームみんなに浸透させることが第一歩で、なおかつ一番大事。
これが浸透できていれば、開発プロセスの8割はできたも同じ。逆にそれができないと、チームはがたがたになっちゃう。
これですな。
特にエンジニアの場合、分業でコードを書いたりすることになることもあると思うけど、特にそういうときに、このVisionとか哲学みたいなものがないと、なんでこれやってんだっけ?みたいな感じになりがちだし、さらに自ら考えて「こうした方がいいじゃん!」みたいなことができなかったりする。
プロダクトを開発することだけに主眼を置くとそこがおろそかになりがちだけど、サービスを開発するという観点に立てばチームが一丸となってサービスをリリースするのだ!という情熱を持って動くことができるようになる。
そのためのVisionであり哲学であり、この商品でもって、これだけ世の中が幸せになるんだ!という絵が最終的な土壇場での求心力になる。
商品である以上売り上げ目標は当然あるし、それを達成しないといけないのだけれど、それは結果であって目的ではない、目的はもっと高邁な理想であるべきだと思ってます。
(ここらへん、相変わらず甘いなあと思わんこともないが、正直そう思う)
そのVisionや哲学を説得力をもって語るためにも
そういうときに必要なことが絶対的な業界知識。競合の状況、自社の状況、技術のトレンド、市場の流れ・政治などなどを自分の脳みそで把握し、自分の言葉でまとめられる力がないと、コンセプトを固められないんですよ。
ここがないとだめなんだと思ってます。
よくある営業と開発のいざこざって、実は8割ぐらいはここに原因があるんだと思ってます。
逆にこういう問題が起こるのであればそれは技術が悪いのではなく、営業が悪いのでもなく、PMが悪いんだと思います。
つまりね、開発はシステム的に動くことをゴールにする、そして営業は売ることをゴールにする、ってなるとサービスとして統一された動きが取れなくなるんですよ。
開発はシステム的に動くことではなくて商品として通用するクオリティのものを作らないといけないし、営業はその商品が最大級の賛辞を業界内で得て、顧客が満足してくれるために営業しないといけない。開発と営業ってのは二つの欠けてはいけない歯車であってそれをつなぐ軸がPMなんだと思うんですよ。
自分たちが提供しようとしているサービスがどういうもので、どんな思想があって、何を目標としているのか、という意思統一ができていれば、多少の齟齬はあってもサービスとして完成度は高いものになります。
どうしても昨今の風潮を見るに、ここら辺が見えてこないなあと思うわけです。
どうも開発はコードを書いてプログラム的・システム的に動くことで自分の仕事が終わって(往々にしてPMもこれだけが仕事と思っていたりする)、営業は作ったものを売るだけという動きですね。
そうなると開発側は将来的な商品の進化もできないし、営業も付加価値をつけられないような、しょーもないサービスで終わってしまうことが多いなあと。そしてお互いがお互いをけなして、PMは素知らぬそぶりで次の仕事をする、みたいな。
そうなったら、つまんないよねえ。
半分自戒を込めて、Postしておきます。
January 29, 2009
ニュースソース(itmedia)
直接的にSEMじゃないけどなかなか示唆に富んだ記事。
「エンジニア主導で作ると、動いたところで満足してしまう。『ちゃんと動いているから、あとは使う人が分かってくれるだろう』と、考えをストップするところがあった。本当は、動いたものを説明して分かってもらい、使ってもらうところまで来てやっと完成なのに」
技術的にすばらしいことが、必ずしもビジネスやサービスとしてすばらしいわけではないのです。
個人的におもうのはね、一人で(ないしはごくごく少人数で)物を作るって事自体は、大変だけど難しくはないんですよ。
大変って言うのは単純に人数が少ないゆえに意思の疎通が簡単だから、時間さえかければ物はできるんです。
基本的にね。
今必要なのは、開発者の個人プレーではなく、ある程度の規模のものを組織的に作っていける体制だ。社内には新たに、「マーケティングチーム」を設置。「作るだけでなく『どう広めるか』を考える人たちが、初めて生まれた」
ところが組織的に物を作ろうとすると、連携ってのが絶対出てくるわけです。んで、ものづくりのプロセスにおける連携って、すごく難しい。
人間である以上言葉でコミュニケーションするんですが、ある個人におけるボキャブラリーが別の個人におけるボキャブラリーと「意図」のレベルまで同一であるケースの方が多分少ない。
これはエンジニア同士、営業同士、同じ職種の人間同士ですら難しいことだと思うし、これが別の部署の人間になれば、その難易度は指数関数的に上昇するわけだ。
ちょっと話はそれるけど、、開発ってコードを書くことだけ、って思われちゃうかもしれないけれど、個人的にはそういう感覚ではないんですよ。
まずお金と人を集めて、んで開発して、広報して、トレーニングして、実際に営業して、販売してって言うプロセスを含めて「サービス」を開発しないといけないわけです。
物を開発するだけのエンジニアリング、開発されたものを売るだけの営業、こんな体制でいい「サービス」が生まれるわけないじゃない。
なので、そういう意味での「開発」を調整するPM(Product/Project Manager)ってのが必要になるんでしょうよ。進捗管理だけじゃなく、チームを有機的に機能させる人間が。
個人的に思うのは、有機的なチームプレーによる開発の第一歩ってのがあって、PMというか、そのチーム内での親方がVisionというか哲学というか、今回俺たちが作るものはこういうものなんだ!っていう意識をチームみんなに浸透させることが第一歩で、なおかつ一番大事。
これが浸透できていれば、開発プロセスの8割はできたも同じ。逆にそれができないと、チームはがたがたになっちゃう。
さらにそのVisionっていうのは基本的にきれいごとなんです。
だって今からやるぞ、ってときに理想がなくて、はじめからきれいじゃないこと言ったってモチベーション上がらないよ。
あ、これってこの程度のプロジェクトなんだ、ってメンバーが思っちゃったらだめなんだよね。やっぱり魂がこもってないと。
いや実際にできたものが理想と同じではないですよ、もちろん。でも最初にその理想がないと、広報も営業活動もうまく行かない
んで
「もうかるかどうかではなく面白いかどうかが基準になる。ビジネスモデルや売り方ではなく最後はものづくり側の論理で動く会社」
なんで「面白く儲かる」ってのを基準にしないんだろ?儲かることと面白いことは、別に矛盾する概念じゃないと思うけど。
直接的にSEMじゃないけどなかなか示唆に富んだ記事。
「エンジニア主導で作ると、動いたところで満足してしまう。『ちゃんと動いているから、あとは使う人が分かってくれるだろう』と、考えをストップするところがあった。本当は、動いたものを説明して分かってもらい、使ってもらうところまで来てやっと完成なのに」
技術的にすばらしいことが、必ずしもビジネスやサービスとしてすばらしいわけではないのです。
個人的におもうのはね、一人で(ないしはごくごく少人数で)物を作るって事自体は、大変だけど難しくはないんですよ。
大変って言うのは単純に人数が少ないゆえに意思の疎通が簡単だから、時間さえかければ物はできるんです。
基本的にね。
今必要なのは、開発者の個人プレーではなく、ある程度の規模のものを組織的に作っていける体制だ。社内には新たに、「マーケティングチーム」を設置。「作るだけでなく『どう広めるか』を考える人たちが、初めて生まれた」
ところが組織的に物を作ろうとすると、連携ってのが絶対出てくるわけです。んで、ものづくりのプロセスにおける連携って、すごく難しい。
人間である以上言葉でコミュニケーションするんですが、ある個人におけるボキャブラリーが別の個人におけるボキャブラリーと「意図」のレベルまで同一であるケースの方が多分少ない。
これはエンジニア同士、営業同士、同じ職種の人間同士ですら難しいことだと思うし、これが別の部署の人間になれば、その難易度は指数関数的に上昇するわけだ。
ちょっと話はそれるけど、、開発ってコードを書くことだけ、って思われちゃうかもしれないけれど、個人的にはそういう感覚ではないんですよ。
まずお金と人を集めて、んで開発して、広報して、トレーニングして、実際に営業して、販売してって言うプロセスを含めて「サービス」を開発しないといけないわけです。
物を開発するだけのエンジニアリング、開発されたものを売るだけの営業、こんな体制でいい「サービス」が生まれるわけないじゃない。
なので、そういう意味での「開発」を調整するPM(Product/Project Manager)ってのが必要になるんでしょうよ。進捗管理だけじゃなく、チームを有機的に機能させる人間が。
個人的に思うのは、有機的なチームプレーによる開発の第一歩ってのがあって、PMというか、そのチーム内での親方がVisionというか哲学というか、今回俺たちが作るものはこういうものなんだ!っていう意識をチームみんなに浸透させることが第一歩で、なおかつ一番大事。
これが浸透できていれば、開発プロセスの8割はできたも同じ。逆にそれができないと、チームはがたがたになっちゃう。
さらにそのVisionっていうのは基本的にきれいごとなんです。
だって今からやるぞ、ってときに理想がなくて、はじめからきれいじゃないこと言ったってモチベーション上がらないよ。
あ、これってこの程度のプロジェクトなんだ、ってメンバーが思っちゃったらだめなんだよね。やっぱり魂がこもってないと。
いや実際にできたものが理想と同じではないですよ、もちろん。でも最初にその理想がないと、広報も営業活動もうまく行かない
んで
「もうかるかどうかではなく面白いかどうかが基準になる。ビジネスモデルや売り方ではなく最後はものづくり側の論理で動く会社」
なんで「面白く儲かる」ってのを基準にしないんだろ?儲かることと面白いことは、別に矛盾する概念じゃないと思うけど。
January 21, 2009
ニュースソース(Enterprise Watch)
やべえ、結局おんなじこと考えてる。。。
前職で少なからず話をしたことはあるけれど、覚えてるかな?俺のこと。
#ミッドタウンのトイレでエッセンシャル・サーチエンジンを更新してください、とお願いしたことがあるんだけど(笑
Baiduにきた理由ですか、理由はいくつかあるんでしょうけど…、なんでしょうね(笑)。
うーん、やはり一番大きな理由は、検索にもっとフォーカスしたいということだったんでしょう。小川さんも知っている通り、自分のキャリアを考えると検索が中心じゃないですか。それを軸に据えたい。検索を軸に回っている会社に進みたい、と考えていたのが大きいですね。
そうですねー。わかりますねー。その気持ち。
どうやって使ってもらうかが考えどころですよね。GoogleやYahoo!の領域、つまりWebサーチから挑戦したのではだめだろうと思っています。最終的にはそこでの勝負ですけど、まずは周辺の、例えばイメージ、ビデオなどのエンタメ系のサーチで戦うべきでしょう。楽しく使えるもの、Google以外の新規参入の検索エンジンに対して心理的な抵抗がない人たちを取り込めると思いますし。
Webサーチ自体の発展もそうなんだけど、インターネットがよりRichになっているのに検索エンジンはRichにならなくていいのか?という自分の以前のPostとかぶります。
最終的にはWebサーチの勝負というよりも、画像や動画など他のメディアタイプも含めたBlended Searchでの勝負でしょうね。
動画サイトは、YouTube、ニコ動など、いろんなところにコンテンツが分散しています。横ぐしでもってこれるかというと、けっこう難しいですよね?
うわー、ここだよ、ここ。今まさに俺がやってる仕事とまったく一緒。ほんとに、まったく一緒。コンセプトとしては数ミリのずれもなく一緒。
ここをまずモバイルというフィールドで実現しようと今がんばってます。
PCよりもモバイルの方がVertical Searchのニーズというか親和性が高いと思ったので。
Toshiさん、ぜひ今度お話をさせてください(笑。
やべえ、結局おんなじこと考えてる。。。
前職で少なからず話をしたことはあるけれど、覚えてるかな?俺のこと。
#ミッドタウンのトイレでエッセンシャル・サーチエンジンを更新してください、とお願いしたことがあるんだけど(笑
Baiduにきた理由ですか、理由はいくつかあるんでしょうけど…、なんでしょうね(笑)。
うーん、やはり一番大きな理由は、検索にもっとフォーカスしたいということだったんでしょう。小川さんも知っている通り、自分のキャリアを考えると検索が中心じゃないですか。それを軸に据えたい。検索を軸に回っている会社に進みたい、と考えていたのが大きいですね。
そうですねー。わかりますねー。その気持ち。
どうやって使ってもらうかが考えどころですよね。GoogleやYahoo!の領域、つまりWebサーチから挑戦したのではだめだろうと思っています。最終的にはそこでの勝負ですけど、まずは周辺の、例えばイメージ、ビデオなどのエンタメ系のサーチで戦うべきでしょう。楽しく使えるもの、Google以外の新規参入の検索エンジンに対して心理的な抵抗がない人たちを取り込めると思いますし。
Webサーチ自体の発展もそうなんだけど、インターネットがよりRichになっているのに検索エンジンはRichにならなくていいのか?という自分の以前のPostとかぶります。
最終的にはWebサーチの勝負というよりも、画像や動画など他のメディアタイプも含めたBlended Searchでの勝負でしょうね。
動画サイトは、YouTube、ニコ動など、いろんなところにコンテンツが分散しています。横ぐしでもってこれるかというと、けっこう難しいですよね?
うわー、ここだよ、ここ。今まさに俺がやってる仕事とまったく一緒。ほんとに、まったく一緒。コンセプトとしては数ミリのずれもなく一緒。
ここをまずモバイルというフィールドで実現しようと今がんばってます。
PCよりもモバイルの方がVertical Searchのニーズというか親和性が高いと思ったので。
Toshiさん、ぜひ今度お話をさせてください(笑。
January 15, 2009
ニュースソース(最速配信研究会)
直接的に検索エンジンマーケティングとは関係ないし、しかも個人のBlogっぽいので記事として取り上げるにはどうかと思ったんだけど、自分的に最高レベルの同意と共感を得たのでPost。
特に
「OneToOneターゲティング」を「リアルタイムレスポンス」で可能とする唯一のメディア
であって,本来は究極と言っていいポテンシャルを秘めている.そういう点ではまだまだ開拓の余地が残っていると思うし,今後マーケターの人たちや営業の人たちが新しい手法を考えつくたびにそれを技術に落とし込むというのは考えただけでもワクワクする.
PMっていう職種は手法を仕様に落とし込む。それをエンジニアが技術に落とし込むっていう段取りになると思うのだけど(会社によって違うとは思うが)、自分の場合、かなりマーケッターよりのPMなので手法を考えて仕様に落とし込むまで結構One Stopでやっていたなあ、と。
んでエンジニアの人がそれを形にしてくれるんだけど、そのときのワクワク感は、ある種の麻薬に近い。んでリリースして売り上げが上がったときのエクスタシー。やりがいがあって楽しい仕事ってのは、ある種官能的ですらある。
でもね、ここだけは同意できない
広告システムは配信や解析システムの他に入稿システムもその範疇になる.入稿システムを使ってるのは広告管理チームと呼ばれるチームで,そのメンバーは女性のケースが圧倒的に多い.だから彼女たちのために超いけてるツールを開発してあげれば超モテる!
結局もてるか否かは、ツールを開発することそのものではなく、その後のアフターフォローがちゃんとできるかどうかだと思います。
なんでプロダクトを作った後のトレーニングとかOJTで教えて上げられる人が一番美味しい思いをするんだと思います。
直接的に検索エンジンマーケティングとは関係ないし、しかも個人のBlogっぽいので記事として取り上げるにはどうかと思ったんだけど、自分的に最高レベルの同意と共感を得たのでPost。
特に
「OneToOneターゲティング」を「リアルタイムレスポンス」で可能とする唯一のメディア
であって,本来は究極と言っていいポテンシャルを秘めている.そういう点ではまだまだ開拓の余地が残っていると思うし,今後マーケターの人たちや営業の人たちが新しい手法を考えつくたびにそれを技術に落とし込むというのは考えただけでもワクワクする.
PMっていう職種は手法を仕様に落とし込む。それをエンジニアが技術に落とし込むっていう段取りになると思うのだけど(会社によって違うとは思うが)、自分の場合、かなりマーケッターよりのPMなので手法を考えて仕様に落とし込むまで結構One Stopでやっていたなあ、と。
んでエンジニアの人がそれを形にしてくれるんだけど、そのときのワクワク感は、ある種の麻薬に近い。んでリリースして売り上げが上がったときのエクスタシー。やりがいがあって楽しい仕事ってのは、ある種官能的ですらある。
でもね、ここだけは同意できない
広告システムは配信や解析システムの他に入稿システムもその範疇になる.入稿システムを使ってるのは広告管理チームと呼ばれるチームで,そのメンバーは女性のケースが圧倒的に多い.だから彼女たちのために超いけてるツールを開発してあげれば超モテる!
結局もてるか否かは、ツールを開発することそのものではなく、その後のアフターフォローがちゃんとできるかどうかだと思います。
なんでプロダクトを作った後のトレーニングとかOJTで教えて上げられる人が一番美味しい思いをするんだと思います。
January 09, 2009
<SEO>
SEOって、もともとSearch Engine Optimizationの略っていうのは、このBlogの読者なら当然周知の事実だと思います。
それがどこからか、そして一部においては単なる小遣い稼ぎのSpam手法になってるなと最近つとに思うことなんですよ。
特にOvertureのPMだったときに、当然MFAの問題なんかにも神経質だったわけですが、正直言ってあれはないなあと。
自動生成された本当に何の意味もないサイトで、単に広告べたべた張ってあるようなサイトでSEOやられてしまうと、それはないでしょ、って思ってしまうわけです。
あれをやられてしまうと、インターネットそのものの価値を貶めるんじゃないかと思うんです。
あ、SEOそのものを否定しているわけではないですよ。ユーザーにとっても情報が豊富にあり、さらに整理されたサイトというのは見つけられてしかるべきだし。さらにそういったサイトがアフィリエイトで小銭を稼ぐということも否定はしません。
逆説的に言えばMFAサイトでも情報が充実していてユーザーにとって有効な情報であれば、自分にとってはある意味問題ないんです。
つまり、検索エンジンとしての立場は、インターネットユーザーに対して適切な情報を持っているサイトが検索結果に表示されるかどうか、ってことで、そういったサイト同士がマーケティング活動の一環としてSEOを行うって言うのは、まだある種正しいと思うんですよ。
ただね、どうしても思ってしまうのは、昨今の風潮として、検索エンジン側がSEOを推奨している感じがするわけです。
SESとかにでるとMatt Cuttsあたりが普通に「こうするとSpamですよ」とか「こういうのは順位に関係ないですよ」とかっていうのを、しかもGoogleのエンジニアという立場で、Proactiveに世の中に発信しているわけです。
<検索エンジン vs SEO業者>
おいおい、いくらなんでもそれはないだろ、と。
しかも会社として発言を訂正も何もしないって事は、Googleは会社としてSEOを推進してるってことと等しいと取れちゃうわけですよ。
ちょっと極論かもしれないけれど、検索エンジンってSEOに擦り寄っちゃだめだと思うんですよ。
だって、逆説的にMFAサイトとか、そういう単なるごみのようなサイトのSEO(こういうのを「まがいものSEO」と呼びましょうか)にそういう情報が役立てられてしまってる現実もあるわけだし。
この状況だと、Google登場以前の検索エンジンみたいに変なSpamサイトが検索結果を独占するような時代が来てもおかしくないんじゃないかと思ったりするわけです。
実際いくつかのキーワードだとそんな感じの検索結果に見えて仕方ないし。
個人的にはSEOっていうのはSEO業者と検索エンジン側の知恵比べであったほうがより健全だと思うんです。
そっちのほうが(真っ当な)SEO業者のノウハウは陳腐化しないと思うし。
<触媒を必要としない検索エンジン>
と、いろいろ考えた結果の結論のひとつが「情報そのもの」を評価する検索エンジンなんです。
HTMLという触媒があるから、まがい物SEOという手法が存在しうるのであれば、触媒を除いて、純粋に情報の量、精度、正確性などを評価対称にする検索エンジンっていうものを考えたいな、と。
動画なら動画そのもの、写真なら写真そのもの、音楽なら音楽そのもの、を評価する検索エンジン。
いや、まあなんだかんだいって何かしらの触媒は必要なんですけどね(笑。その触媒の割合をできる限り小さくする検索エンジン。
できないかなあ、できるかなあ、でもやらないよりやってみるほうがましかー、という感じです。
そういったものを実現するための色々なアイデアを並べて、自分で会社を興すか、前の会社でやるか、別の会社でやるか、といろいろ考えた結果、まあ今の会社を選択したわけです。
あ、別に既存の検索エンジンを否定するわけじゃないですよ。ただインターネットユーザーにおいていろいろな選択肢があることが何より重要だと思うんです。
そのために新しいパラダイムを創出できるようなチャレンジができるのは、きっとビジネスパーソンとしても貴重な経験だと思います。
というのが今回の転職の非常に大きな枠です。
なかなか長い文章でしたね。
SEOって、もともとSearch Engine Optimizationの略っていうのは、このBlogの読者なら当然周知の事実だと思います。
それがどこからか、そして一部においては単なる小遣い稼ぎのSpam手法になってるなと最近つとに思うことなんですよ。
特にOvertureのPMだったときに、当然MFAの問題なんかにも神経質だったわけですが、正直言ってあれはないなあと。
自動生成された本当に何の意味もないサイトで、単に広告べたべた張ってあるようなサイトでSEOやられてしまうと、それはないでしょ、って思ってしまうわけです。
あれをやられてしまうと、インターネットそのものの価値を貶めるんじゃないかと思うんです。
あ、SEOそのものを否定しているわけではないですよ。ユーザーにとっても情報が豊富にあり、さらに整理されたサイトというのは見つけられてしかるべきだし。さらにそういったサイトがアフィリエイトで小銭を稼ぐということも否定はしません。
逆説的に言えばMFAサイトでも情報が充実していてユーザーにとって有効な情報であれば、自分にとってはある意味問題ないんです。
つまり、検索エンジンとしての立場は、インターネットユーザーに対して適切な情報を持っているサイトが検索結果に表示されるかどうか、ってことで、そういったサイト同士がマーケティング活動の一環としてSEOを行うって言うのは、まだある種正しいと思うんですよ。
ただね、どうしても思ってしまうのは、昨今の風潮として、検索エンジン側がSEOを推奨している感じがするわけです。
SESとかにでるとMatt Cuttsあたりが普通に「こうするとSpamですよ」とか「こういうのは順位に関係ないですよ」とかっていうのを、しかもGoogleのエンジニアという立場で、Proactiveに世の中に発信しているわけです。
<検索エンジン vs SEO業者>
おいおい、いくらなんでもそれはないだろ、と。
しかも会社として発言を訂正も何もしないって事は、Googleは会社としてSEOを推進してるってことと等しいと取れちゃうわけですよ。
ちょっと極論かもしれないけれど、検索エンジンってSEOに擦り寄っちゃだめだと思うんですよ。
だって、逆説的にMFAサイトとか、そういう単なるごみのようなサイトのSEO(こういうのを「まがいものSEO」と呼びましょうか)にそういう情報が役立てられてしまってる現実もあるわけだし。
この状況だと、Google登場以前の検索エンジンみたいに変なSpamサイトが検索結果を独占するような時代が来てもおかしくないんじゃないかと思ったりするわけです。
実際いくつかのキーワードだとそんな感じの検索結果に見えて仕方ないし。
個人的にはSEOっていうのはSEO業者と検索エンジン側の知恵比べであったほうがより健全だと思うんです。
そっちのほうが(真っ当な)SEO業者のノウハウは陳腐化しないと思うし。
<触媒を必要としない検索エンジン>
と、いろいろ考えた結果の結論のひとつが「情報そのもの」を評価する検索エンジンなんです。
HTMLという触媒があるから、まがい物SEOという手法が存在しうるのであれば、触媒を除いて、純粋に情報の量、精度、正確性などを評価対称にする検索エンジンっていうものを考えたいな、と。
動画なら動画そのもの、写真なら写真そのもの、音楽なら音楽そのもの、を評価する検索エンジン。
いや、まあなんだかんだいって何かしらの触媒は必要なんですけどね(笑。その触媒の割合をできる限り小さくする検索エンジン。
できないかなあ、できるかなあ、でもやらないよりやってみるほうがましかー、という感じです。
そういったものを実現するための色々なアイデアを並べて、自分で会社を興すか、前の会社でやるか、別の会社でやるか、といろいろ考えた結果、まあ今の会社を選択したわけです。
あ、別に既存の検索エンジンを否定するわけじゃないですよ。ただインターネットユーザーにおいていろいろな選択肢があることが何より重要だと思うんです。
そのために新しいパラダイムを創出できるようなチャレンジができるのは、きっとビジネスパーソンとしても貴重な経験だと思います。
というのが今回の転職の非常に大きな枠です。
なかなか長い文章でしたね。
January 06, 2009
実は知ってる人は知ってると思いますが、昨年6月に転職しました。
そろそろ落ち着いてきたというか、だいぶ整理がついてきたのでたまには検索エンジンマーケティング「考」らしいことも書こうかと思います。
まず何も知らない人向けの自己紹介をかねて前職の紹介とかから始めましょう。
<前職の仕事内容>
前職は日本最大手の検索連動型広告提供業者(って別に社名を出してもいいんですけどね。。。)でプロダクトマネージャー(PM)という業務についてました。2004年6月から2008年6月なのでちょうど4年ですね。このPMという業務はかなり米国本社と近い距離間で働く業務で猛烈に多くの情報が入ってきます。外向けに言っていいこと、悪いことも含めて。さらに営業などと違ってお客さんと直接接する業務でもないので(まあ、たまには接してましたけど)外向けにどこまで言っていいのか、っていうのがわからなくなってしまうわけです。なのでその業務の間は極力このBlogの更新を控えていたわけです。
いや仕事は充実してましたよ。そりゃもう、すごく。楽しかったし。正直辞める決断を下したときはもうそれは、強烈に悩みました。
それでも退職をした理由、というのは、一言で言ってしまえば「やりたいことがほかにあったから」ってことなんです。
ちなみに「やりたいこと」っていくつかあってそのうちの1つがこのBlogの更新です。
GoogleがどうだとかOvertureがどうだとかYahoo!がどうだ、ってのをようやくバイアス抜きにかけるようになって、ちょっとうれしいです。
<検索エンジンの歴史>
ちょっと検索エンジンの歴史をひも解いてみましょう。ついでにその時私sembearが何をやっていたかってことも重ねてみます。あ、結構適当に歴史を振り返っているので間違っていたら指摘よろしくお願いします。
1996年ぐらい:Yahoo!設立だったはず
1998年ぐらい:sembear、某商社と外資系ポータルサイトのジョイントベンチャーで検索ディレクトリ構築のアルバイトを始める
このころの検索エンジンはロボット型とディレクトリ型の併用型で、sembearが働いていた会社ではWisenut(うー懐かしー)というロボットを採用していました。ちなみにGoogleが設立されたのもこの年ですね。
2000年ぐらい:Googleが日本でサービス開始
このころもsembearはディレクトリのエディタやってました。
2002年ぐらい:ワールドカップ
このころsembearは携帯の検索も作ってました。
2003年:検索連動型広告元年
厳密には2002年なのかね?まあいいや一応2003年で。
ちなみにこの年にsembearは某SEM専業代理店に転職しました。
2004年:sembear、某検索連動型広告業者に転職
sembear、転職直後にいきなり英語の壁に躓くが何とか克服
2007年:Google、ユニバーサルサーチを開始
とまあ、こんな感じでしょうか。
個人的に検索エンジンの転機って今までに3回あって
(1)Googleの登場、厳密にいえばページの外的要因を検索アルゴリズムに入れ込んだというコンセプトの登場
(2)検索連動型広告の登場、厳密にいえば検索エンジンそのものがお金を生み出すというコンセプトの登場
(3)Blended Searchの登場、厳密にいえばウェブページにとどまらない融合された検索というコンセプトの登場
っていうのがかなり大きいと思っています。
ただね、どーしても引っかかる部分ってのがあったんですよ。
<HTML>
引っかかる部分ってのは、結局今までの検索エンジンって、何かしらの形でHTMLという呪縛からは逃れられてないなあ、という点なんです。
たとえばYahoo!知恵袋とか、教えてgooとかに代表されるKnowledge searchを例にとるとわかりやすいのですが、あれって知識を探しているわけで、別にウェブページを(つまりHTMLを)探しているわけではないだろう、と。検索連動型広告にしてもしかりで、語弊がある言い方をすればあれは商品検索、といえなくもないかも、と。
ようは検索エンジンにおけるHTMLっていうのは検索ユーザーと検索対象(情報とか商品とか)を結びつける触媒の役割であって、HTMLという非常に論理的でわかりやすい概念のおかげで、ユーザーは検索エンジンから知識を得たり、商品を変えたりするわけです。
ただ、去年12月のPostでも書きましたが
言い換えると今までわれわれ業界人も含めて「検索エンジン=インターネットのページを探すもの」という固定概念を持っていて、それはつまり、HTMLファイルがインターネットのデータの主役だったために生まれた固定概念だったと思うんですよ。
それが、そもそもブロードバンドであったりとかWeb2.0(すでに死語だろ)なんだとかっていうインターネットそのものの進化によってHTMLだけを検索するだけでは本当の検索体験とは言えなくなってきた、というところが本質なんだろうと思います。
インターネットそのものがリッチになってきているのに検索エンジンはリッチにならなくていいのか?と。
昔はよかったんですよ。HTMLで。だってHTMLがほとんど唯一、インターネットで情報を発信することのできるものだったから。
でも今はYoutubeだったりとかmixiだったりとかFlickrだったりとか、別にHTMLだけが情報発信する手段じゃないだろうと。
そういったものに対して、今の検索エンジンがどれだけこたえられているのか、ちょっと微妙だなあと思ったりしてました。
あ、今のBlended searchがHTMLとか以外も順位決定アルゴリズムに加えているのはもちろん知ってますよ。
ただ、それでもなおHTMLという触媒を必要としているのはたぶん間違いないと思います。
んでHTMLを触媒としているデメリットって正直あるなあと思ったりもしてました。というのはある種SEOっていうのがそうなんですよね。
とここまで書いて、かなり長くなってきているので続きは次回にします。
そろそろ落ち着いてきたというか、だいぶ整理がついてきたのでたまには検索エンジンマーケティング「考」らしいことも書こうかと思います。
まず何も知らない人向けの自己紹介をかねて前職の紹介とかから始めましょう。
<前職の仕事内容>
前職は日本最大手の検索連動型広告提供業者(って別に社名を出してもいいんですけどね。。。)でプロダクトマネージャー(PM)という業務についてました。2004年6月から2008年6月なのでちょうど4年ですね。このPMという業務はかなり米国本社と近い距離間で働く業務で猛烈に多くの情報が入ってきます。外向けに言っていいこと、悪いことも含めて。さらに営業などと違ってお客さんと直接接する業務でもないので(まあ、たまには接してましたけど)外向けにどこまで言っていいのか、っていうのがわからなくなってしまうわけです。なのでその業務の間は極力このBlogの更新を控えていたわけです。
いや仕事は充実してましたよ。そりゃもう、すごく。楽しかったし。正直辞める決断を下したときはもうそれは、強烈に悩みました。
それでも退職をした理由、というのは、一言で言ってしまえば「やりたいことがほかにあったから」ってことなんです。
ちなみに「やりたいこと」っていくつかあってそのうちの1つがこのBlogの更新です。
GoogleがどうだとかOvertureがどうだとかYahoo!がどうだ、ってのをようやくバイアス抜きにかけるようになって、ちょっとうれしいです。
<検索エンジンの歴史>
ちょっと検索エンジンの歴史をひも解いてみましょう。ついでにその時私sembearが何をやっていたかってことも重ねてみます。あ、結構適当に歴史を振り返っているので間違っていたら指摘よろしくお願いします。
1996年ぐらい:Yahoo!設立だったはず
1998年ぐらい:sembear、某商社と外資系ポータルサイトのジョイントベンチャーで検索ディレクトリ構築のアルバイトを始める
このころの検索エンジンはロボット型とディレクトリ型の併用型で、sembearが働いていた会社ではWisenut(うー懐かしー)というロボットを採用していました。ちなみにGoogleが設立されたのもこの年ですね。
2000年ぐらい:Googleが日本でサービス開始
このころもsembearはディレクトリのエディタやってました。
2002年ぐらい:ワールドカップ
このころsembearは携帯の検索も作ってました。
2003年:検索連動型広告元年
厳密には2002年なのかね?まあいいや一応2003年で。
ちなみにこの年にsembearは某SEM専業代理店に転職しました。
2004年:sembear、某検索連動型広告業者に転職
sembear、転職直後にいきなり英語の壁に躓くが何とか克服
2007年:Google、ユニバーサルサーチを開始
とまあ、こんな感じでしょうか。
個人的に検索エンジンの転機って今までに3回あって
(1)Googleの登場、厳密にいえばページの外的要因を検索アルゴリズムに入れ込んだというコンセプトの登場
(2)検索連動型広告の登場、厳密にいえば検索エンジンそのものがお金を生み出すというコンセプトの登場
(3)Blended Searchの登場、厳密にいえばウェブページにとどまらない融合された検索というコンセプトの登場
っていうのがかなり大きいと思っています。
ただね、どーしても引っかかる部分ってのがあったんですよ。
<HTML>
引っかかる部分ってのは、結局今までの検索エンジンって、何かしらの形でHTMLという呪縛からは逃れられてないなあ、という点なんです。
たとえばYahoo!知恵袋とか、教えてgooとかに代表されるKnowledge searchを例にとるとわかりやすいのですが、あれって知識を探しているわけで、別にウェブページを(つまりHTMLを)探しているわけではないだろう、と。検索連動型広告にしてもしかりで、語弊がある言い方をすればあれは商品検索、といえなくもないかも、と。
ようは検索エンジンにおけるHTMLっていうのは検索ユーザーと検索対象(情報とか商品とか)を結びつける触媒の役割であって、HTMLという非常に論理的でわかりやすい概念のおかげで、ユーザーは検索エンジンから知識を得たり、商品を変えたりするわけです。
ただ、去年12月のPostでも書きましたが
言い換えると今までわれわれ業界人も含めて「検索エンジン=インターネットのページを探すもの」という固定概念を持っていて、それはつまり、HTMLファイルがインターネットのデータの主役だったために生まれた固定概念だったと思うんですよ。
それが、そもそもブロードバンドであったりとかWeb2.0(すでに死語だろ)なんだとかっていうインターネットそのものの進化によってHTMLだけを検索するだけでは本当の検索体験とは言えなくなってきた、というところが本質なんだろうと思います。
インターネットそのものがリッチになってきているのに検索エンジンはリッチにならなくていいのか?と。
昔はよかったんですよ。HTMLで。だってHTMLがほとんど唯一、インターネットで情報を発信することのできるものだったから。
でも今はYoutubeだったりとかmixiだったりとかFlickrだったりとか、別にHTMLだけが情報発信する手段じゃないだろうと。
そういったものに対して、今の検索エンジンがどれだけこたえられているのか、ちょっと微妙だなあと思ったりしてました。
あ、今のBlended searchがHTMLとか以外も順位決定アルゴリズムに加えているのはもちろん知ってますよ。
ただ、それでもなおHTMLという触媒を必要としているのはたぶん間違いないと思います。
んでHTMLを触媒としているデメリットって正直あるなあと思ったりもしてました。というのはある種SEOっていうのがそうなんですよね。
とここまで書いて、かなり長くなってきているので続きは次回にします。
June 11, 2004
June 10, 2004
プライドや意地だけでは飯は食えないけれど、
自分が自分らしさと尊厳を保つためには、やっぱり、
意地とかプライドって大事だと思う。
それが仕事の領域の問題であれば、
なおさらやるべきことはあるだろうし、
仕事にプライドを持てるということは、
きっとすばらしいことだろうから。
なんかそんな感じ。
と、上だけじゃ意味がわからんぞ!とクレームいただいたので、
ちゃんと書きます。
次の会社が決定しました。どことは書きません。
ご想像にお任せします。
いろいろな人と、いろいろな出会いがあった今回の転職活動でした。
ある意味、非常にいい体験でした。
自分が自分らしさと尊厳を保つためには、やっぱり、
意地とかプライドって大事だと思う。
それが仕事の領域の問題であれば、
なおさらやるべきことはあるだろうし、
仕事にプライドを持てるということは、
きっとすばらしいことだろうから。
なんかそんな感じ。
と、上だけじゃ意味がわからんぞ!とクレームいただいたので、
ちゃんと書きます。
次の会社が決定しました。どことは書きません。
ご想像にお任せします。
いろいろな人と、いろいろな出会いがあった今回の転職活動でした。
ある意味、非常にいい体験でした。
June 06, 2004
今回転職活動をかなりアクティブに行いました。
オファーを頂いた企業様や、こちらからコンタクトを取らせていただいた企業様など、
いろいろな企業様と面接させていただき、話をさせていただき、自分はまだまだだな、と妙に実感していたわけであります。
ただ、「転職サイト」ってあるじゃないですか?
自分も結構使わせていただきましたが、一点だけ不満点があるのです。
というのは「求人・転職情報のフリーワード検索が亡いところ多すぎ」ということ。
カテゴリから下って求人情報を検索するというのは、ちょっと効率悪いのです。
だって、自分の求めている求人・転職情報がどのカテゴリに属するか、
微妙に分かりづらい時ってあるし、自分のように職種がはっきりしない人間にとっては、
業種や業界を絞り込めるフリーワード検索で求人情報や転職情報を検索できた方が良かったりするわけです。
そんなにめんどくさい事でもないだろうし、どうかご検討いただけませんか?>各転職・求人サイトの方々。
オファーを頂いた企業様や、こちらからコンタクトを取らせていただいた企業様など、
いろいろな企業様と面接させていただき、話をさせていただき、自分はまだまだだな、と妙に実感していたわけであります。
ただ、「転職サイト」ってあるじゃないですか?
自分も結構使わせていただきましたが、一点だけ不満点があるのです。
というのは「求人・転職情報のフリーワード検索が亡いところ多すぎ」ということ。
カテゴリから下って求人情報を検索するというのは、ちょっと効率悪いのです。
だって、自分の求めている求人・転職情報がどのカテゴリに属するか、
微妙に分かりづらい時ってあるし、自分のように職種がはっきりしない人間にとっては、
業種や業界を絞り込めるフリーワード検索で求人情報や転職情報を検索できた方が良かったりするわけです。
そんなにめんどくさい事でもないだろうし、どうかご検討いただけませんか?>各転職・求人サイトの方々。

