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November 22, 2011

ニュースソースその1(looops communications)
mixi決算発表資料(PDF注意)

別に来週mixiの中の人たちと飲むから書くわけじゃないんだけど、でもちょっとなんか最近mixiに対する世の中の風潮が微妙な気がするんで一回書いてみようかと。

ニュースソースのその1を受けて、mixiオワコン的なコメントがtwitterなりfacebookなりで流れたりするのだけれど、個人的には実はmixiって全然オワコンじゃなく、オワコンどころかやっぱり日本のソーシャルの雄、っていう会社だと思うんですね。

というわけで引用。まずはニュースソース1から

利用者数でいくと、mixiが前月比57%となる838万人と大きく減少したことがもっとも大きな変化となる。これはmixiの利用者数の集計方法が変更されたことによるもので、ニールセン調査を取り扱うネットレイティングス社は次のようにコメントしている。

まあ正直ここまで大きな数字の変化があるとそりゃびっくりするわね。んでどういう集計方法にしたのかというと。

つまり、今までmixiの推定利用者数には外部サイトから「イイネ!」ボタンを押した利用者も含まれていたとのこと、今月それらを除外したことで集計値が大幅ダウンとなった。TwitterとFacebookはほぼ横ばいとなったが、mixiが減少したことにより、両者がmixiを一気に逆転する形となった。あくまでPCベースの集計値であり、携帯からのアクセスは含まれていないが、Facebookの利用者数はmixiをはじめて上回ることになる。

ということ。つまり外部サイトでイイネ!ボタンを押した利用者はmixiのサイトには訪問してないわけで、それらを除外することでmixiの利用者を集計しようってことなんですね。これ自体は別に否定もしないし肯定もしないんだけど、一番気になってるのは、これを受けて一部の業界の人たちがmixiが衰退してきたねー、的な空気を持ってることなのですよ。

あのね、逆だから。

#どこかでmixiの原田さんが「mixi.jpのトラフィックそのものに注力してない」的な
#記事が掲載されていた記憶があるんだけど見つけきれなかった
#でもつまりそういうこと。

つまり、だ。外部から「イイネ!」を押したユーザーを除いた数字でがっくんと利用者数が下がった、ってことはそれだけmixiのプラグインが外部サイトで利用されて、ソーシャルグラフを含めたdata/communication platformとしてのmixiの利用が進んでいるってことの証明なのですよ。だってtwitterだって外部サイトに埋め込んだらポップアップでtwitterドメインのページが立ち上がるでしょ?それらの数字を除いてもほとんど変わらないってことは外部も巻き込んだ「プラットフォーム」としての浸透度合いはmixiが圧倒的に高いってことになるわけだ。

#正直、だからこそこのネットレイティングスの数字は個人的には疑っている。集計間違いじゃねえの?
#ただ、この数字を受けてmixiがオワコンだとか言ってる人間はネット業界にいたとしても素人中の素人だ。

ちょっと一般論として語ろうか。mixiに限らずここ数年でネットサービスはAPI化、オープン化が進んでいるわけです。でね、その中で利用者数とか訪問数とかVisit数とか、つまりある特定のドメインへのユーザーの訪問をベースにしたメディアの価値判定なんて正直意味がなくなりつつあるわけですよ。そんなん2004年ぐらいのネット広告なら○○○万PVとか、そういうのでメディアの評価がされていたはずだし、それはそれで間違いじゃないけれど、もはやその考え方自体がオワコンになってくれなきゃ困ると思うのな。

#広告主の観点からするとそんなことないよ。

さらにLooops Communicationsさんの記事

ただし、依然として平均利用時間はmixiが圧倒的に長い数値を示している点は注目したい。

さらりと一行だけしか書いてないけれど、つまり接触時間としてはいまだにmixiが一番なわけだ。つまりmixiドメイン内に滞在している時間ね。

これらの記事から言えることは

・mixiのプラグインは外部サイトで多く利用されている
・かつmixiユーザーはそれを頻繁にクリックしてmixiをベースに情報交換を行っている
・かつそれらの情報を含めたmixiのコンテンツは最長の滞在時間を成立させている

ってことがわかるわけで、つまりmixiって国内SNS最強じゃん、ってことなわけです。

#ただ、どうしても腑に落ちないのが、外部サイトで多く利用されているプラグインのところ、
#ネットレイティングスもう一回集計しなおした方がいいと思うんだよなあ

んでmixiの決算発表を。この資料の8枚目のスライドを見てほしいのだが、このスマホのユーザーの伸びを見てもなお、mixiがダメだって君たちは言えるのかね?そんなことないよね。
むしろSNSというよりもCommunication Platformとして、mixiのサービスはモバイル(スマホもガラケーも含む)と親和性が高いわけで、そもそもPCのトラフィックだけをネタに議論をすること自体がナンセンスなのですよ。

若干話が脱線するけれど、今年のadtechのソーシャルメディアのセッションでも「facebookイケてる、mixi終わった」的な空気を醸し出してるパネリストとかモデレーターとかいたけれど、正直それもどうなのかと思うわけです。

そりゃfacebookページの方が訪問者数も多いし、俺自身mixiが万能だと思っているわけではないし、むしろ企業向けサービスとして足りない部分もあると思うけれど、ただページ機能の優劣だけでしかメディア価値を語れない人間がソーシャルメディアのエキスパート面してadtechの壇上で語ったりとかね、もうあんたがオワコンだよと個人的には思っていたりします。

さらに言えばソーシャルバナーの取り組みとかでソーシャルグラフを基にした広告商品の提供もmixiは行ってるわけで、逆にfacebookやtwitterはそういうサービスしてないし。個人的にはそっちの方が広告サービスとしては先進的だと思うんだけどねえ。

まあ個人的にはmixもfacebookもtwitterも使っているので、三者三様に頑張っていただきたいのです。
そんな中でもmixiは日本発のソーシャルサービスとして、是非とも突き抜けてほしいなあと切に思っております。

sembearはmixiを応援します。

追記@20111122
すでにある程度拡散してるけど、ちーとっばかり追記。
このニュースソースの元記事が、ちょっとアレな書き方してるのでもう一点記しておきます。

元記事にもある画像だけれど
20111122-2011y11m22d_142725264.jpg

この表を見ても明らかなとおり、アクティブユーザー数ではfacebookに三倍近い差をつけているmixiです。
んで、ちょっと嫌な感じなのは議論がPCベースの「訪問者」で表示されている点。
それをベースにした記事のタイトルが

「mixi, Twitter, Facebook, Google+, Linkedin 2011年10月最新ニールセン調査。mixiの集計方法に変更があり、推定利用者数が大幅減」

って書き方はないんじゃない?だってこのデータからはmixiの利用者が減ったって論拠はどこにもないよ。
なんか、あんまりいい記事じゃないね。これ。

Posted by sembear at 11:02 am | SNS関連 | comments | TrackBacks() | Permalink
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