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December 16, 2008

ニュースソース(CNET Japan)

このコラム、もうちょっと掘り下げてみましょう。
ちょっと引用が長いですが

「10本の青い Web ページへのリンク」を表示するだけだった検索エンジン各社の Web 検索が、2007年春以降、様変わりしてきた。検索意図に応じて、Web 検索結果上に動画や画像、Blog、ニュースなど、多岐にわたるデジタルコンテンツを混合して表示するブレンド検索(blended search)がそれの契機だ。

2007年5月に Google は「ユニバーサル検索(Universal Search)」という名称でリリースし、現在は日本を含む150か国、100言語にて利用可能となっている。また、日本最大の検索シェアを誇る Yahoo!JAPAN もこの12月に正式に Yahoo!ダイレクト検索の1つとして地図や不動産、グルメ、ショッピングなどと連携して、関連語句での検索時に Web 検索に直接それらを複合的に表示するようになった。

こうした検索技術・サービスの進化は、ネットリテラシーの低い検索利用者でも自分が探し求めている情報を簡単に探せるようになること、検索機能を切り替えずともかつて知りえなかった様々な情報にアクセスできるなど、検索体験がかなり向上することになるだろう。


まずは最初の段落、多岐に渡るデジタルコンテンツを混合して表示する、ってことはつまりVertical SearchのFederationってことなんですよね。

「10本の青い Web ページへのリンク」を表示するだけだった検索エンジン

つまりこれって、今までの検索エンジンってことなのですが、言い換えると、今までの検索エンジンは、Webpage検索に特化したVertical Searchだといえないわけではないわけです。
地図検索、動画、ニュースなど各々の専門分野に特化したVertical Searchを統一のアルゴリズムでFederationしてより適合性の高い検索結果をユーザーに表示しようとする流れがBlended searchなんでしょうね。

言い換えると今までわれわれ業界人も含めて「検索エンジン=インターネットのページを探すもの」という固定概念を持っていて、それはつまり、HTMLファイルがインターネットのデータの主役だったために生まれた固定概念だったと思うんですよ。
それが、そもそもブロードバンドであったりとかWeb2.0(すでに死語だろ)なんだとかっていうインターネットそのものの進化によってHTMLだけを検索するだけでは本当の検索体験とは言えなくなってきた、というところが本質なんだろうと思います。
インターネットそのものがリッチになってきているのに検索エンジンはリッチにならなくていいのか?と。

また、検索サービス提供側にとっても検索結果のレリバンシー(関連性)を高め、便利になることで多くのユーザーに利用してもらえる。そして、利用者が増加し継続的に利用してもらうことで、広告収益も得られるというメリットがある。こんな具合に検索結果の複合化・ブレンド化は意味があるものだろう。

もう一個。
通常検索エンジンって言うのは検索→検索結果→ウェブサイトという流れになるので、ユーザーをサイトから外に送出する役割がメインで、つまりそれは自社ドメイン内部でのPVや滞在時間を増やす、という流れにはなりませんでした。
実際にGoogleから発表があったデータだったと思うけど、Universal Search以降、Google MapとかGoogle NewsというGoogleの他ドメインへのユーザー送出が増えてGoogle.com全体のPVが増えた、という話があります。
要は検索だけのMonetizeだけでは成長曲線を描きづらくなってきていて、そのためにはMapであるとかNewsのMonetizeを加速させないといけない、そうなると現状のPVでは厳しいよね、って言う話もきっとあったんだろうなあ。

Posted by sembear at 10:00 am | Blended Search | comments | TrackBacks() | Permalink
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