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January 11, 2008

ニュースソース(CNET Japan)

別にモバイルのSEMでもないのでカテゴリが微妙ですが。。

2007年初夏に日本市場参入の可能性を検討した結果、今後の海外展開における重要拠点であると判断。2007年末までに日本語サービスのベータ版システムを完成させた。

まず日本の携帯市場の成長が諸外国とは独自の進化を遂げているのは業界人であれば常識で、その一方で技術、インフラ、端末性能などの平均点では諸外国を大きく引き離しているという見方もできます。
その反面キャリアの存在や端末の利用シーンなどで日本のモバイル市場が閉鎖的であるという事実もあるので、相当な議論にはなったでしょう。

んで引用の順番が逆かもしれませんが

Admobは2006年設立。2008年1月現在、米国、英国、インド、南アフリカ共和国など英語圏である160カ国で事業展開している。サービス開始後1年半程度で、2750のメディアに向けてクリック保証型のバナーおよびテキスト広告などを配信し、直近の月間インプレッションは20億を突破した。

160ヶ国で事業展開して40億PVって、予想以上に少ないな、というのが正直な印象。逆に言うと日本のモバイル広告が諸外国よりも大きなポテンシャルを秘めているという証拠とも言えるでしょう。

電通の発表によると、日本の2006年におけるモバイル広告市場規模はネット広告全体の約1割にあたる390億円。7割のネット利用者が携帯電話端末経由でもネットを活用している日本において、「モバイル広告市場は間違いなく成長市場」(Niren Hiro氏)と期待されている。

モバイル広告の分野は確かに成長のポテンシャルは昨今の広告市場では間違いなくNo1でしょう。

GoogleやOvertureのように「黒船」になれるのか、注目です。

January 08, 2008

ニュースソース(CNET Japan)

2007年のパソコン向けP4P広告費は、検索連動型広告が前年比123%で1078億円、コンテンツ連動型広告が前年比209%で199億円となり、全体でも前年比132%で1277億円にまで市場が拡大した。

ほほう、とか思ったこの数字なんだけど、一点激しく微妙です。というのはこの一節。

コンテンツ連動型広告が前年比209%で199億円となり

2007に209%成長で199億円ってことは2006年段階では199億円÷2.09が市場規模で100億円以下ってことになりますよね?
ところがこちらの記事で同じくアウンコンサルティングは2006年のコンテンツ連動型広告の市場規模を以下のように試算しています。

一方、コンテンツ連動型は前年比約2倍の159億円で予測を下回った。

この記事自体は2007年1月の記事なので予測値ではないという認識なのですが、この数値のずれはなんなのでしょうか?
揚げ足を取るわけではないですが、ちょっと予測値の試算に「?」がつくのは事実です。

個人的にはコンテンツ連動型広告の市場規模について2006年段階で159億円、2007年で199億円というのはそれなりに納得しています。
ただし209%の成長がなされたとは思っていません。

コンテンツ連動型広告市場はOvertureとGoogleの二巨頭に続きMicro AdやBrainerなどSmall playerもそれぞれがんばっているので、CGMやSNSの隆盛の波にも乗って、市場の成長カーブは今後指数関数的に上昇していくことは間違いないがゆえに、冷静な市場分析が必要な部分だとは思います。

コンテンツ連動型広告の話はちょっとおいておいて、モバイルSEMの成長について。

さらにオーバーチュアやグーグルが、モバイルサイト「モバゲータウン」や「mixi モバイル」などと提携して広告配信を始めたことも、広告出稿企業および広告配信数の増加に影響している。

モバゲータウンもmixiもパートナーとしてはOvertureのパートナーですが、キャリアが「ホームページ」を抑えているモバイルインターネットでは
(1) キャリア
(2) 広告ネットワーク(OvertureとかGoogleとか)
(3) モバゲーやmixiのようなサイト
という三者間の動向を分析しなければなりません。

なんにせよ当面モバイル広告市場は混沌とした状態が続くことは間違いなさそうです。

January 07, 2008

ニュースソース(Japan.Internet.com)

モバイル SEO やモバイル向けの検索連動型広告の話題が増えてきた。携帯電話におけるワード検索の利用が高まっているようだ。今回は久々に「モバイル検索」について調査を行ってみた。

というわけで復活第一弾のネタは昨今自分的にも流行のモバイルSEMです。

3位以下は「URL を手入力」33.3%(100人)、「ワード検索」30.7%(92人)となっており、モバイルの世界でも検索サイトの利用は高まっているのがわかる。

この3割以上のユーザーが広告を見て検索をする、という数字は自分の予想以上に高い数字でした。
おそらく「広告を見て」検索する、ということは、「○○で検索して下さい」という広告、すなわちナビゲーショナルクエリ系の広告の増加にも影響されていると考えられます。

さらにリサーチは続き

では、ワード検索でユーザーが欲しい情報にたどり着いているのかを見てみよう。上記の質問で「ワード検索」を選んだ92人に「ワード検索の結果、調べたいことは見つかりましたか」との質問を行った。

「簡単に見つかった」との回答は43.5%(40人)で、「なんとか見つかった」52.2%(48人)との合計は95.7%にも上る。「見つからなかった」のは4.3%(4人)であり、モバイル検索エンジンの精度は十分であるといえそうだ。


果たしてこの結論はどうかと。
まずそもそも論としてナビゲーショナルクエリ系の広告からの検索も含まれている、と考えれば(というか個人的にはそっちのほうが多数派だと思いますが)、4割しか目的のサイトに簡単にたどりつけていない、ということになります。

ナビゲーショナルクエリ系の広告、ということは広告主側は事前に検索連動型広告やモバイルのSEOで網をはれるわけで(つまり「○○」と検索してくださいの○○というキーワードであらかじめ何らかの形で上位表示しておけばよい)、その状況で4割のユーザーしか「簡単に」目的のサイトまでたどりつけていないというのは、まず広告主側の網の張り方がちゃんとできていない
ということがいえるでしょう。

さらに考えると、この4割の「簡単に」たどり着いたユーザーには検索連動型広告経由やモバイルのSEOを施したサイトに訪問した可能性も十分あるわけで、「たどり着けなかった」ユーザーが4%であるというリサーチから
「モバイル検索エンジンの精度は十分であるといえそうだ」
という結論は導き出せない、というのが個人的な見解です。

逆に言うと広告主的にはそれだけユーザーを取り込む上での網を張る余地があるということになるのでモバイルSEMの市場はまだまだ未開拓の分野が多いということもいえるでしょう。

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