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検索エンジンマーケティング考は....
Paid Listing(検索結果連動広告)とSEO(検索エンジン最適化)、PFI、Contextual Ads(コンテンツ連動型広告)などSEM / 検索エンジンマーケティングに関するニュースクリップと分析・解説を掲載しています。
検索エンジンマーケティング考は....
Paid Listing(検索結果連動広告)とSEO(検索エンジン最適化)、PFI、Contextual Ads(コンテンツ連動型広告)などSEM / 検索エンジンマーケティングに関するニュースクリップと分析・解説を掲載しています。
September 11, 2009
September 09, 2009
というわけで前回の続きです
もう一個好きな機能でPanamaのFull Analyticsという機能があります。
すべての広告主に提供されている機能じゃないかもしれないけれど、大好きな機能です。
いや、何が好きかって、Overture以外のほかの広告の効果も測定できるんですよ。便利でしょ?
まあ自然来訪がトラッキングできないってのはどうかとも思うけれど、Overtureの管理画面で他の広告媒体の効果も測定できるって、これは結構便利だと思う。
しかもパラメータをちゃんと付与しておけば、取得している広告同士の相関関係も取得できるんですよ。完全ではないけれど。わかりやすく言うと異なる広告媒体同士でのアシストを取得できるんです。
たとえば俺の例で言うと、こないだみたオリンパスPENのバナーをみて、クリックしました。そして、OLYMPUS PENで検索してオリンパスのサイトからコンバージョンした場合、バナーがなければ俺がOLYMPUS PENってキーワードで検索するなんてありえなかったわけで、そういうアシストを取得することもできるんです。
個人的にはAISASを盲目的に信仰しているわけではないのだけれど、少なくともエンドユーザーがマーケティング活動に影響を受けて購買活動を行う際には、何かしらのプロセスがあるはずだと思ってます。たとえそれが衝動買いだとしても、衝動買いを行うに値する、何かの影響はあったわけだから。
それをできるだけ可視化するってのは大事だと思うんです。目先の最重要指標としてのCPAってのがあるとして、将来的なLTVとかオフラインでの購入とかまで理想的には可視化していかないとだめなんだろうと思います。
LTVという意味で言えば、コンバージョンしたユーザーにE-mailでセール情報とかを配信している場合も、このPanamaのFull analyticsでパラメータを付与しておけば、すでに顧客になったユーザーの購買活動なんかもトラッキングできるわけです。これも結構大事でしょ?
バナーで認知、コンテンツ連動と行動ターゲティングで興味・関心を喚起して、検索で刈り取り、E-mailでリテンションとか、基本的なマーケティング活動のトラッキングがOne Stopでできるんですよ。しかもアシストも取得できるしね。使い方はいろいろあるけれど、相当便利な機能だと思います。
あ、当然他のアクセス解析ツールなんかでもできることだし、そっちを使うのもぜんぜんOKですよ。特に自然流入とか、そこらへんを考えると。ただ意外に間接効果の測定ができるツールって限られる印象があるのでそこのところは注意しましょう。
んで使い方なのですが、他のアクセス解析ツールと基本的には一緒です。管理画面からJavaScriptのタグを発行して、パラメータを付けて広告を入稿して、効果測定開始です。まあ普通の話ですね。
さて、前回と今回の二回にわたってこんなことを書いたのは、別にOvertureの宣伝じゃないんですよ。そう思われるのは仕方のない書き方だとは思うけれど。
何が言いたいかって、効果測定するときに目先のCPAに振り回されて単価を下げるだけ、とかキーワードをオフにするだけ、とかE-mailは効果が合わないからやめとくか、とかそういうロジックじゃだめだよね、ってことが言いたかったのです。
たとえばあるキーワードのCVRが悪い、というときにOTUを使っていたとしましょう。Overtureの部分一致のロジックから、明らかに適合性の悪いキーワードが引っかかっていた場合、そのキーワードを対象外に設定することでCVRがあがるかもしれません。でもそのキーワードを対象外にすることでアシストが減るかもしれません。E-mailのコンバージョンが悪い、というのもPanamaのFull Analyticsで測定してみるとものすごいAssistかもしれません。もちろんそうじゃないかもしれません。
目先のCPAは大事だと思います。っていうか大事です。それが経営に直結している人もいると思います。でも何でそのCPAなのか、ってことをちゃんと理解せずに目先の調整だけで満足していては、それこそ機会損失だと思うんですよ。
人によってはAssistがコンバージョンしていない無駄なキーワードだっていう人もいます。まあ、そういう見方ができることは一切否定しないし、場合によってはそういう判断をするべきときもあるでしょうが、それだけにこだわってしまうと、部分最適どころか局所最適に陥って最終的にはシェアを失ってしまう可能性すらあるんだよ、ってことは頭に入れておかないといけないと思います。
特にインターネットが消費行動においてきわめて重要な役割を果たしている今、いかにユーザーの行動を可視化して、先手を打てるのかが鍵になると思っています。実際にそういうニーズも聞くしね。
さて、そういう心構えで、仕事しよう(w
もう一個好きな機能でPanamaのFull Analyticsという機能があります。
すべての広告主に提供されている機能じゃないかもしれないけれど、大好きな機能です。
いや、何が好きかって、Overture以外のほかの広告の効果も測定できるんですよ。便利でしょ?
まあ自然来訪がトラッキングできないってのはどうかとも思うけれど、Overtureの管理画面で他の広告媒体の効果も測定できるって、これは結構便利だと思う。
しかもパラメータをちゃんと付与しておけば、取得している広告同士の相関関係も取得できるんですよ。完全ではないけれど。わかりやすく言うと異なる広告媒体同士でのアシストを取得できるんです。
たとえば俺の例で言うと、こないだみたオリンパスPENのバナーをみて、クリックしました。そして、OLYMPUS PENで検索してオリンパスのサイトからコンバージョンした場合、バナーがなければ俺がOLYMPUS PENってキーワードで検索するなんてありえなかったわけで、そういうアシストを取得することもできるんです。
個人的にはAISASを盲目的に信仰しているわけではないのだけれど、少なくともエンドユーザーがマーケティング活動に影響を受けて購買活動を行う際には、何かしらのプロセスがあるはずだと思ってます。たとえそれが衝動買いだとしても、衝動買いを行うに値する、何かの影響はあったわけだから。
それをできるだけ可視化するってのは大事だと思うんです。目先の最重要指標としてのCPAってのがあるとして、将来的なLTVとかオフラインでの購入とかまで理想的には可視化していかないとだめなんだろうと思います。
LTVという意味で言えば、コンバージョンしたユーザーにE-mailでセール情報とかを配信している場合も、このPanamaのFull analyticsでパラメータを付与しておけば、すでに顧客になったユーザーの購買活動なんかもトラッキングできるわけです。これも結構大事でしょ?
バナーで認知、コンテンツ連動と行動ターゲティングで興味・関心を喚起して、検索で刈り取り、E-mailでリテンションとか、基本的なマーケティング活動のトラッキングがOne Stopでできるんですよ。しかもアシストも取得できるしね。使い方はいろいろあるけれど、相当便利な機能だと思います。
あ、当然他のアクセス解析ツールなんかでもできることだし、そっちを使うのもぜんぜんOKですよ。特に自然流入とか、そこらへんを考えると。ただ意外に間接効果の測定ができるツールって限られる印象があるのでそこのところは注意しましょう。
んで使い方なのですが、他のアクセス解析ツールと基本的には一緒です。管理画面からJavaScriptのタグを発行して、パラメータを付けて広告を入稿して、効果測定開始です。まあ普通の話ですね。
さて、前回と今回の二回にわたってこんなことを書いたのは、別にOvertureの宣伝じゃないんですよ。そう思われるのは仕方のない書き方だとは思うけれど。
何が言いたいかって、効果測定するときに目先のCPAに振り回されて単価を下げるだけ、とかキーワードをオフにするだけ、とかE-mailは効果が合わないからやめとくか、とかそういうロジックじゃだめだよね、ってことが言いたかったのです。
たとえばあるキーワードのCVRが悪い、というときにOTUを使っていたとしましょう。Overtureの部分一致のロジックから、明らかに適合性の悪いキーワードが引っかかっていた場合、そのキーワードを対象外に設定することでCVRがあがるかもしれません。でもそのキーワードを対象外にすることでアシストが減るかもしれません。E-mailのコンバージョンが悪い、というのもPanamaのFull Analyticsで測定してみるとものすごいAssistかもしれません。もちろんそうじゃないかもしれません。
目先のCPAは大事だと思います。っていうか大事です。それが経営に直結している人もいると思います。でも何でそのCPAなのか、ってことをちゃんと理解せずに目先の調整だけで満足していては、それこそ機会損失だと思うんですよ。
人によってはAssistがコンバージョンしていない無駄なキーワードだっていう人もいます。まあ、そういう見方ができることは一切否定しないし、場合によってはそういう判断をするべきときもあるでしょうが、それだけにこだわってしまうと、部分最適どころか局所最適に陥って最終的にはシェアを失ってしまう可能性すらあるんだよ、ってことは頭に入れておかないといけないと思います。
特にインターネットが消費行動においてきわめて重要な役割を果たしている今、いかにユーザーの行動を可視化して、先手を打てるのかが鍵になると思っています。実際にそういうニーズも聞くしね。
さて、そういう心構えで、仕事しよう(w
September 09, 2009
今回はニュースソースはありません。
さてと、1年間検索連動型広告の最前線から離れていましたが、今結構本気で最前線(いや、1.5列目かな)で仕事を始めています。
今回は自分の仕事の備忘録をかねてのポストです。
自分がOverture時代にLaunchしたいくつかの機能のうち、特に好きな機能が二つほどあります。
ひとつはトラッキングURL、もうひとつはAdvanced Analyticsという機能、特にアシストの測定の部分ですね。
#厳密に言えばトラッキングURLはOTUという機能で前任の方がLaunchしたのだけれど、機能拡張の部分をやったのは俺、ってことで俺のLaunchってことにさせてください(w>GS
この二つの機能、何がすばらしいかというとOvertureにとどまらないOnline marketingの全体最適をサポートする機能なんですよ。
まず一つ目のトラッキングURL。これはもともとOTU(Overture Tracking URL)という名前でリリースされていたので以下OTUを記します。このOTUって何が素敵かって、多彩なログ解析ツールとの連携が可能になるんです。環のシビラあたりが採用してますね。
そもそもインターネットユーザーがウェブサイトにどうやってアクセスしてくるかなんて、基本的には偶然の産物なんですよ。しかもどんなキーワードで検索して、どんな入札キーワードでヒットしたとか、そこまで行くと本当に天文学的な組み合わせがありえる話で、藁の山から針を抜き出すようなものなんですよ。
OvertureもGoogleもコンバージョン測定ツールってのは出してるけれど、それはあくまでどの入札キーワードからコンバージョンが発生したのかってことを明示するだけで、エンドユーザーの検索動向を正確に明示するものではなかったからね。
んでOTUを使うと何ができるかって言うと、クリックされたときのランディングページのURL(注:リダイレクトは使っていないとする)の末尾にOVRAW=xxxxx&OVKEY=xxxxx&OVMTC=xxxxというパラメータが差し込まれます。xxxxの部分はその時々で変わります。まずOVRAW=にはエンドユーザーが実際に入力した検索キーワード、OVKEYには広告主が入札して、検索キーワードによって引き当てられたキーワード、OVMTCはその検索キーワードと入札キーワードのマッチした種類(完全一致、部分一致とか)が明示されます。
OTUに対応しているアクセス解析ツールはこのパラメータを読み取って、どの入札キーワードが、どういうマッチングロジックで、どんな検索キーワードで引き当てられたか、ってのがわかるんですよ。
これだけじゃなんで便利かわからない、って人もいると思うけれど、たとえばキーワードが数十万単位で一個一個のキーワードについて効果を厳密に測定したいとき、どうしてもキーワード単位でトラッキング用のURLを付与しないといけなかったりしますが(個人的にはキーワードの数が数百でも十分めんどくさいのだけれど)、このOTUを使えば管理画面から有効にする、ってボタンをクリックすればアカウントの中の全部のキーワードに対して上記のルールでパラメータを付与してくれるんです。
さらにエンドユーザーが実際に入力したキーワードまでログに残してくれるので(まあリファラーとればいいのだけどね)、こういうキーワードも入札したほうがいいのか、という分析にも使える。そういう意味でも使い勝手のいい機能だと思ってます。
さらにそういうキーワードをGoogleとかに入稿したりだとか、SEOにフィードバックしたりだとか、ランディングページのコピーに生かしたりだとか、キーワードから導き出されるNext Stepって結構たくさんあるんですよね。本当にBasicな話だけれど、ここんところって結構重要。
アクセス解析業者さん、ぜひ採用してください。
さて、以上が直接効果の話、もっと大事なのは間接効果の話でAdvanced Analytics(Full Analyticsともいう)ですね。
ちょっと長くなったので、記事を分けましょう。
さてと、1年間検索連動型広告の最前線から離れていましたが、今結構本気で最前線(いや、1.5列目かな)で仕事を始めています。
今回は自分の仕事の備忘録をかねてのポストです。
自分がOverture時代にLaunchしたいくつかの機能のうち、特に好きな機能が二つほどあります。
ひとつはトラッキングURL、もうひとつはAdvanced Analyticsという機能、特にアシストの測定の部分ですね。
#厳密に言えばトラッキングURLはOTUという機能で前任の方がLaunchしたのだけれど、機能拡張の部分をやったのは俺、ってことで俺のLaunchってことにさせてください(w>GS
この二つの機能、何がすばらしいかというとOvertureにとどまらないOnline marketingの全体最適をサポートする機能なんですよ。
まず一つ目のトラッキングURL。これはもともとOTU(Overture Tracking URL)という名前でリリースされていたので以下OTUを記します。このOTUって何が素敵かって、多彩なログ解析ツールとの連携が可能になるんです。環のシビラあたりが採用してますね。
そもそもインターネットユーザーがウェブサイトにどうやってアクセスしてくるかなんて、基本的には偶然の産物なんですよ。しかもどんなキーワードで検索して、どんな入札キーワードでヒットしたとか、そこまで行くと本当に天文学的な組み合わせがありえる話で、藁の山から針を抜き出すようなものなんですよ。
OvertureもGoogleもコンバージョン測定ツールってのは出してるけれど、それはあくまでどの入札キーワードからコンバージョンが発生したのかってことを明示するだけで、エンドユーザーの検索動向を正確に明示するものではなかったからね。
んでOTUを使うと何ができるかって言うと、クリックされたときのランディングページのURL(注:リダイレクトは使っていないとする)の末尾にOVRAW=xxxxx&OVKEY=xxxxx&OVMTC=xxxxというパラメータが差し込まれます。xxxxの部分はその時々で変わります。まずOVRAW=にはエンドユーザーが実際に入力した検索キーワード、OVKEYには広告主が入札して、検索キーワードによって引き当てられたキーワード、OVMTCはその検索キーワードと入札キーワードのマッチした種類(完全一致、部分一致とか)が明示されます。
OTUに対応しているアクセス解析ツールはこのパラメータを読み取って、どの入札キーワードが、どういうマッチングロジックで、どんな検索キーワードで引き当てられたか、ってのがわかるんですよ。
これだけじゃなんで便利かわからない、って人もいると思うけれど、たとえばキーワードが数十万単位で一個一個のキーワードについて効果を厳密に測定したいとき、どうしてもキーワード単位でトラッキング用のURLを付与しないといけなかったりしますが(個人的にはキーワードの数が数百でも十分めんどくさいのだけれど)、このOTUを使えば管理画面から有効にする、ってボタンをクリックすればアカウントの中の全部のキーワードに対して上記のルールでパラメータを付与してくれるんです。
さらにエンドユーザーが実際に入力したキーワードまでログに残してくれるので(まあリファラーとればいいのだけどね)、こういうキーワードも入札したほうがいいのか、という分析にも使える。そういう意味でも使い勝手のいい機能だと思ってます。
さらにそういうキーワードをGoogleとかに入稿したりだとか、SEOにフィードバックしたりだとか、ランディングページのコピーに生かしたりだとか、キーワードから導き出されるNext Stepって結構たくさんあるんですよね。本当にBasicな話だけれど、ここんところって結構重要。
アクセス解析業者さん、ぜひ採用してください。
さて、以上が直接効果の話、もっと大事なのは間接効果の話でAdvanced Analytics(Full Analyticsともいう)ですね。
ちょっと長くなったので、記事を分けましょう。
September 03, 2009
というわけで今日はAdTechにいってみました。
会場は会社から歩いて15分ぐらい、意外に近い。
参加したセッションはSearch Marketingのセッション。それなりに面白かった。
ただ面白いってのがやや不純な動機であることは認めるけどね(w。
ただ、びっくりしたのが結構連絡を取っていなかった人たちとの再会。
これはこれでよかった。某氏いわく異業種交流会ならぬ同業者交流会って感じだな。
あとblog読んでます、って言われるのは予想以上に恥ずかしいってのも痛感しました。
あんまり変なこと書くのやめようかな。
会場は会社から歩いて15分ぐらい、意外に近い。
参加したセッションはSearch Marketingのセッション。それなりに面白かった。
ただ面白いってのがやや不純な動機であることは認めるけどね(w。
ただ、びっくりしたのが結構連絡を取っていなかった人たちとの再会。
これはこれでよかった。某氏いわく異業種交流会ならぬ同業者交流会って感じだな。
あとblog読んでます、って言われるのは予想以上に恥ずかしいってのも痛感しました。
あんまり変なこと書くのやめようかな。
August 25, 2009
ちょっとばっかりDB構成を変更したので念のためテスト書き込みでございます
August 22, 2009
ニュースソース(1)(MSN産経ニュース)
ニュースソース(2)(Nikkei.net)
ニュースソース(3)(SEM酒場)
いやね、微妙なんすよ。これ。
なんで微妙かって、まずちょーがつくほど今更感満載の記事なんですよね。
某ポータルの生臭坊主のKuroyagi氏も昨年の10月に「#今さら感あるけど大事なので。」って書いているネタをsembear.comで10カ月遅れで扱う今更感。
あと、それと同時になんで今頃産経新聞の記者はこれに飛びついたのか、っていう微妙感。
ま、他にも微妙な感じあるけれど、とりあえず本題へ。
問題が指摘されたのは、楽天が昨年6月から自社の検索サイト「インフォシーク」に導入した「楽天ad4U(アドフォーユー)」と呼ばれる広告配信システム。これは、インフォシークを訪れた利用者のパソコン上のブラウザ(閲覧ソフト)内に蓄積された過去のサイト閲覧履歴を15種類に分類。楽天がその情報に基づき、利用者の閲覧履歴に合わせた分野のネット広告を配信する仕組み。
ちょっと説明がわかりにくいのでぶっちゃけて書けば、要は広告の配信時に、広告を閲覧しているエンドユーザーがどんなサイトに訪問しているかというのを調べ上げて行動を補足する、ってことなんだが、まあ、その部分の説明は前述のKuroyagi氏のポストやNikkei.Netでの高木浩光氏の記事に詳しくあるので是非熟読していただきたく。
通常の行動ターゲティングであれば、普通自社(ないしは自社を含むパートナー企業)内部でのユーザーの行動履歴(検索キーワードがどんなだとかどんなコンテンツ見てるとか、そこらへんですねを参照して表示する広告を出し分けるわけだが、今回の楽天Ad4Uに関して言えばブラウザのバグを利用した悪質な行動履歴のHackでしかないわけで、正直好きじゃない。
あのね、これを言うと問題発言かもしれないんだけど、究極的にはエンドユーザーのあらゆる行動を補足して行動を出す、っていう流れに行くとは思うんですよ。一応厳密を期すために言うけど、この楽天Ad4Uという商品は問題だと思う(理由は後述)、ただし自社とそのグループ内のデータではなくそれ以外のデータも使った行動ターゲティングの配信やりましょう、っていうのは善か悪かとか、好きか嫌いかとかっていう話の前にまず理論とか思想のレベルとしては、多分あり。
いや、上の発言が微妙なのはわかってるんだけど、行動ターゲティングの究極系として、自社とそのグループだけじゃなくエンドユーザーのウェブの行動履歴をできるだけ多く補足したい、っていう願望は、恐らく行動ターゲティングという商品を設計する上で割と普通の話だと思う。ただね、理論とか思想のレベルで「それ以外のデータも使った行動ターゲティングの配信」ってのはたぶんいろんな人がいろんなことを考えてるんだけど、それこそユーザーのプライバシーの話とかいろんな制約の中でいろんなアイデアをボツにしたりしてるわけです。
じゃあおまえは行動ターゲティングの理想を実現した楽天Ad4Uを擁護するのか、っていわれそうだけど、ハッキリ言っちゃえば擁護しません。むしろ軽蔑します。
sembear的に今回の楽天Ad4Uって何が問題なのかというと、Kuroyagi氏のポストとかITProの記事にもあるように、これ特許を申請してるんですよ。
特許とっちゃうか、と。
そもそもブラウザのバグでしか成立しえない商品を、特許も申請して世にリリースするか、と。
それってプロとしてどうなんだろうか、と。
あのね、広告商品をリリースする上で、絶対責任者(PM)がいると思うんですよ(俺もそういう仕事を生業にしてるわけだが)。
会社の中でのいろんな指示(ぶっちゃけお金稼げ!って指示ね)とかプライオリティのなかで、なくなく商品を開発してリリースしなきゃいけないことってのは当然あるんですよ。ただね、PMとしては商品をリリースしてなんぼだし、それでどれだけ売りが上がるかってのも考えなきゃいけないし、なので最終的に会社が決定したことを覆すことって、基本できないんです。ま、おれはたまにやってたような気もするが。
エンドユーザーの行動履歴をぶっこぬく商品をリリースしたってのを、上の理由から100歩どころか10000000000歩ぐらい譲って許容したとしても、ブラウザのバグを利用して、それを特許だと言ってしまえるプロ意識の無さにハッキリ言ってがっかり。具体的に言うなら、ブラウザのバグに依存した広告商品をだす、ってのは会社の中の話として泣く泣く許容したとしても、プロ意識があるなら、バグに依存したビジネスモデルで特許なんて申請できないでしょ。
特許を取るってんだったら、まずそんな自分とこのシステムと完全に違うものに依存するなんてあり得んですよ。しかもそのシステムのいつ回収されるともわからないバグに依存したビジネスモデルの特許申請なんて、ハッキリ言って恥ずかしさ以外のなにものもないと思うんだが。
まあ、そう思わないのであれば、それはそういうものかもしれないのだけどね。だとしても他社のシステムのバグに依存するビジネスモデルってのは、やっぱり駄目だと思うよ。それを商品設計の前提に入れるってことも、正直あり得ないと思うし。
ニュースソース(2)(Nikkei.net)
ニュースソース(3)(SEM酒場)
いやね、微妙なんすよ。これ。
なんで微妙かって、まずちょーがつくほど今更感満載の記事なんですよね。
某ポータルの生臭坊主のKuroyagi氏も昨年の10月に「#今さら感あるけど大事なので。」って書いているネタをsembear.comで10カ月遅れで扱う今更感。
あと、それと同時になんで今頃産経新聞の記者はこれに飛びついたのか、っていう微妙感。
ま、他にも微妙な感じあるけれど、とりあえず本題へ。
問題が指摘されたのは、楽天が昨年6月から自社の検索サイト「インフォシーク」に導入した「楽天ad4U(アドフォーユー)」と呼ばれる広告配信システム。これは、インフォシークを訪れた利用者のパソコン上のブラウザ(閲覧ソフト)内に蓄積された過去のサイト閲覧履歴を15種類に分類。楽天がその情報に基づき、利用者の閲覧履歴に合わせた分野のネット広告を配信する仕組み。
ちょっと説明がわかりにくいのでぶっちゃけて書けば、要は広告の配信時に、広告を閲覧しているエンドユーザーがどんなサイトに訪問しているかというのを調べ上げて行動を補足する、ってことなんだが、まあ、その部分の説明は前述のKuroyagi氏のポストやNikkei.Netでの高木浩光氏の記事に詳しくあるので是非熟読していただきたく。
通常の行動ターゲティングであれば、普通自社(ないしは自社を含むパートナー企業)内部でのユーザーの行動履歴(検索キーワードがどんなだとかどんなコンテンツ見てるとか、そこらへんですねを参照して表示する広告を出し分けるわけだが、今回の楽天Ad4Uに関して言えばブラウザのバグを利用した悪質な行動履歴のHackでしかないわけで、正直好きじゃない。
あのね、これを言うと問題発言かもしれないんだけど、究極的にはエンドユーザーのあらゆる行動を補足して行動を出す、っていう流れに行くとは思うんですよ。一応厳密を期すために言うけど、この楽天Ad4Uという商品は問題だと思う(理由は後述)、ただし自社とそのグループ内のデータではなくそれ以外のデータも使った行動ターゲティングの配信やりましょう、っていうのは善か悪かとか、好きか嫌いかとかっていう話の前にまず理論とか思想のレベルとしては、多分あり。
いや、上の発言が微妙なのはわかってるんだけど、行動ターゲティングの究極系として、自社とそのグループだけじゃなくエンドユーザーのウェブの行動履歴をできるだけ多く補足したい、っていう願望は、恐らく行動ターゲティングという商品を設計する上で割と普通の話だと思う。ただね、理論とか思想のレベルで「それ以外のデータも使った行動ターゲティングの配信」ってのはたぶんいろんな人がいろんなことを考えてるんだけど、それこそユーザーのプライバシーの話とかいろんな制約の中でいろんなアイデアをボツにしたりしてるわけです。
じゃあおまえは行動ターゲティングの理想を実現した楽天Ad4Uを擁護するのか、っていわれそうだけど、ハッキリ言っちゃえば擁護しません。むしろ軽蔑します。
sembear的に今回の楽天Ad4Uって何が問題なのかというと、Kuroyagi氏のポストとかITProの記事にもあるように、これ特許を申請してるんですよ。
特許とっちゃうか、と。
そもそもブラウザのバグでしか成立しえない商品を、特許も申請して世にリリースするか、と。
それってプロとしてどうなんだろうか、と。
あのね、広告商品をリリースする上で、絶対責任者(PM)がいると思うんですよ(俺もそういう仕事を生業にしてるわけだが)。
会社の中でのいろんな指示(ぶっちゃけお金稼げ!って指示ね)とかプライオリティのなかで、なくなく商品を開発してリリースしなきゃいけないことってのは当然あるんですよ。ただね、PMとしては商品をリリースしてなんぼだし、それでどれだけ売りが上がるかってのも考えなきゃいけないし、なので最終的に会社が決定したことを覆すことって、基本できないんです。ま、おれはたまにやってたような気もするが。
エンドユーザーの行動履歴をぶっこぬく商品をリリースしたってのを、上の理由から100歩どころか10000000000歩ぐらい譲って許容したとしても、ブラウザのバグを利用して、それを特許だと言ってしまえるプロ意識の無さにハッキリ言ってがっかり。具体的に言うなら、ブラウザのバグに依存した広告商品をだす、ってのは会社の中の話として泣く泣く許容したとしても、プロ意識があるなら、バグに依存したビジネスモデルで特許なんて申請できないでしょ。
特許を取るってんだったら、まずそんな自分とこのシステムと完全に違うものに依存するなんてあり得んですよ。しかもそのシステムのいつ回収されるともわからないバグに依存したビジネスモデルの特許申請なんて、ハッキリ言って恥ずかしさ以外のなにものもないと思うんだが。
まあ、そう思わないのであれば、それはそういうものかもしれないのだけどね。だとしても他社のシステムのバグに依存するビジネスモデルってのは、やっぱり駄目だと思うよ。それを商品設計の前提に入れるってことも、正直あり得ないと思うし。
August 20, 2009
というわkで8/1付けでとあるインターネットポータルを運営している企業に転職しました。
とはいってもポータルに関係するところは、今のところあんまりやってないけど。
まあ、まだ3週間もたってないのでなんともいえない部分もありますが、それなりに楽しくやってます。
っていうかすんごい忙しいのだ。
今後ともぼちぼちこのBlogは更新していくつもりです、でもまたあんまり変なこと書けないよなあ。
まTwitterでもくだらないことも含めて情報発信をしているのでよろしければFollowしてあげてください。
取り急ぎ、元気にやってますよ、ってことだけですが。
とはいってもポータルに関係するところは、今のところあんまりやってないけど。
まあ、まだ3週間もたってないのでなんともいえない部分もありますが、それなりに楽しくやってます。
っていうかすんごい忙しいのだ。
今後ともぼちぼちこのBlogは更新していくつもりです、でもまたあんまり変なこと書けないよなあ。
まTwitterでもくだらないことも含めて情報発信をしているのでよろしければFollowしてあげてください。
取り急ぎ、元気にやってますよ、ってことだけですが。
July 31, 2009
というわけで昨日のPostでも書きましたが、転職します。
Yahoo!/Overtureをやめてから今の会社で1年ぐらい働きましたが、
退職の理由などはここでは書きません。
正直言って残念だったりもするけれど、まあ仕方がないこともあるんだと思います。
#別に首を切られたわけではないよ。念のため。
さて、次の会社ですが例のごとく社名はまだ書きませんが、
Y!でもGでもMでもありません。
ただ日本で検索に絡んでいて、広告/Monetizeにも絡んでいて、
ある程度影響力がある会社です。
まあ、これでわかりますね。あ、Repとかじゃないです。
1年ほどSEMのメインストリームから離れて、正直勘が鈍っている部分もあるけれど、
再開したこのBlogの更新とか、ここ数ヶ月いろんな人と話をしたりして、
やっと前線で戦えるだけの体力と知力は復活したかなと思ってます。
次の会社の勤務は来週からスタートなので、また更新が滞ると思いますが、
ぼちぼちやっていきます。
Yahoo!/Overtureをやめてから今の会社で1年ぐらい働きましたが、
退職の理由などはここでは書きません。
正直言って残念だったりもするけれど、まあ仕方がないこともあるんだと思います。
#別に首を切られたわけではないよ。念のため。
さて、次の会社ですが例のごとく社名はまだ書きませんが、
Y!でもGでもMでもありません。
ただ日本で検索に絡んでいて、広告/Monetizeにも絡んでいて、
ある程度影響力がある会社です。
まあ、これでわかりますね。あ、Repとかじゃないです。
1年ほどSEMのメインストリームから離れて、正直勘が鈍っている部分もあるけれど、
再開したこのBlogの更新とか、ここ数ヶ月いろんな人と話をしたりして、
やっと前線で戦えるだけの体力と知力は復活したかなと思ってます。
次の会社の勤務は来週からスタートなので、また更新が滞ると思いますが、
ぼちぼちやっていきます。
July 30, 2009
ニュースソース(ITmedia)
おい、こらちょとまてよ。これはいくらなんでも踏み込みすぎだろう。
「Yahoo!JAPAN」の検索エンジンも「Bing」に――米Yahoo!が米Microsoft(MS)と提携し、MSが開発したBingの検索エンジンを採用すると発表したことを受け、ヤフーは7月30日、「Yahoo!JAPANの検索エンジンにもBingを採用する可能性が高い」とコメントした。検索連動広告についても、MSのプラットフォーム採用を検討する。
いや、そりゃ検討するとは思うけど、採用する可能性が高いってことまで言っちゃうかね。
完全に個人的な感想だけど、Yahoo!の広報担当者のニュアンスがそこまで強いとは思えないなあ。
とはいっても業界人なら、発表はともかくどうせ結論はそうなるよね、って言う風に思うだろうな。
かく言う俺もそのひとりだし。
おい、こらちょとまてよ。これはいくらなんでも踏み込みすぎだろう。
「Yahoo!JAPAN」の検索エンジンも「Bing」に――米Yahoo!が米Microsoft(MS)と提携し、MSが開発したBingの検索エンジンを採用すると発表したことを受け、ヤフーは7月30日、「Yahoo!JAPANの検索エンジンにもBingを採用する可能性が高い」とコメントした。検索連動広告についても、MSのプラットフォーム採用を検討する。
いや、そりゃ検討するとは思うけど、採用する可能性が高いってことまで言っちゃうかね。
完全に個人的な感想だけど、Yahoo!の広報担当者のニュアンスがそこまで強いとは思えないなあ。
とはいっても業界人なら、発表はともかくどうせ結論はそうなるよね、って言う風に思うだろうな。
かく言う俺もそのひとりだし。
July 30, 2009
ニュースソース(ITmedia)
さて、書きましょうか。
Yahoo!は両社の広告主のリレーション営業を行う。検索広告の入札システムとしては、両社ともMicrosoftのAdCenterプラットフォームを利用する
いきなり重要ポイントだけど。つまりPanamaは(基本的には)つかわないってことだね。これでアメリカにいる俺の元同僚(友人)達はどうなるんだろうか、という心配もあるわけだ。
Yahoo!の直営および関連サイトで発生したトラフィックに関して、両社は売り上げを分け合う。またMicrosoftはYahoo!にトラフィック獲得コスト(TAC)を支払う。最初の5年間は、Yahoo!傘下のサイトで発生した売上高の88%を支払う。さらにMicrosoftはYahoo!傘下のサイトの検索1件当たり売上高を各国で最初の18カ月間保証する。
88%!すさまじいな。ただその反面MSにとってY!の検索連動を取れたという事実は非常に大きい。
というのは、現在MS(Bing)の検索シェアなんてせいぜい5~10%程度。そんなシェアの検索エンジンの検索連動型広告を利用したい!という広告主なんてそんなにいない。しかし1位から強烈に話されているとはいえY!incのシェアは第二位で約20%。そうなるとMSとY!であわせて約30%となるので、AdCenterを使う広告主の数は一気に増えると思われます。
検索連動型広告を成功させる肝として、クリック率とカバレッジ(総検索回数に対して検索連動型広告が表示された割合)、そしてDepthといわれるひとつのキーワードの下に何社の広告主が入札しているのかという指標、さらに皆さんご存知のPPC(入札単価)がありますが、今回の提携でAdCenterにおけるそれらの指標は劇的に改善するでしょう。つまり
広告主が増える>Depthが増える>入札競争が増える>入札されるキーワードも増える>カバレッジが上がる>広告の数が増える>結果として適合性が上がる
という非常にPositiveな展開です。ピラミッドは底辺が広がれば広がるほど高くなる、ってことだな。
そういう意味で仮にY!に88%のレベニューシェアをもっていかれてもMS Bing上でも同じ効果があるわけで、MS Bing自身の売り上げも上がるわけだ。
またMicrosoftはYahoo!の検索技術の10年間の独占ライセンスを取得する。これにより、Yahoo!の検索技術をMicrosoftのWeb検索プラットフォームに統合できるようになる。
これも興味津々。細かい内容が分からないのでなんともいえないけれど。
検索技術の独占ライセンスを取得する、ってことは、まあYSTに限定してるんだよな。それともYSMの技術とかパテントも含むのかな?
ただ気になるところとしては
この10年契約の下、Yahoo!はMicrosoftのBing検索エンジンを採用し、Yahoo!サイトの検索アルゴリズムおよび検索広告プラットフォームとする。ディスプレイ広告などでは、引き続き自社の技術とデータを利用する。
つまりこれでディスプレイ広告と検索連動型広告のプラットフォームが分裂したことで、その両者の広告手法のシームレスな連携であるとか広告の相乗効果の証明などについては一歩後退を余儀なくされる、という事実でしょうね。
その部分に関しては非常に残念。
さて、この提携のインパクト、日本においてはどうなのでしょうか?
まずはYahoo! Japanの立ち居地ですよね。今回の話が(ただしイケメンに限る)、あ間違えた、(ただし日本は除く)っていう契約であれば当面問題はないと思うけれど、何かしら徐々に影響を受けるだろうなあとは思います。
それはもちろんYSTとYSM(Overture)の部分ですね。
アメリカにおいてはY!+MSという組み合わせはある意味でそれ以外にGoogleに対抗できる選択肢がなかった両者の組み合わせでしかないのですが、日本ではみなさんもYahoo! Japanひとり勝ちの状況が続いている状態です。
そういう意味でYahoo! Japanにはシェアと余裕(金銭的にも時間的にも)があるというのが事実なので、まずは静観というのが正しい見方でしょう。
ただYahoo! Japanは、その気になれば技術的に独り立ちできるだけの人、物両面のリソースとお金をもっているのは事実です。つまり検索技術、検索連動型広告プラットフォームを完全にアメリカから切り離して独立路線をとることもできるでしょうし、Y!incに遅れながらも追従することも可能だし、両方のオプションをブレンドすることも可能でしょう。
ただどのオプションをとるにせよ、メリット・デメリットがあることは事実だけど。今回万人がハッピーな解はないと思う。
PS
明日またポストしますけど、実はまた転職します。っていうか転職を余儀なくされました。
とは言いつつ会社都合ではなくて自己都合ですけど。
今回の一件とは関係ない部分での転職ですが、一度離れたつもりのSEMのメインストリームに、
なんだかんだで戻ってくることになりそうです。
どこの会社に行くのかは気が向いたらここで書きますが
http://www.sembear.com/item/468
ただユーザーの行動パターンから考えて、適切なクリエイティブ、単価、ランディングページなんかがこの3種の広告手法で同じなわけがない、というのもある意味正しいわけで、そういう広告商品設計をやってみたいなあ、というのはあるよね。
ここら辺をやっておこうかと思います。でも俗に言われる2強ではないです。っていうか2強じゃこれはできないよね。
2強以外でこういうことができる会社、ってことは勘がいい人は分かりますね、そこです。
さて、書きましょうか。
Yahoo!は両社の広告主のリレーション営業を行う。検索広告の入札システムとしては、両社ともMicrosoftのAdCenterプラットフォームを利用する
いきなり重要ポイントだけど。つまりPanamaは(基本的には)つかわないってことだね。これでアメリカにいる俺の元同僚(友人)達はどうなるんだろうか、という心配もあるわけだ。
Yahoo!の直営および関連サイトで発生したトラフィックに関して、両社は売り上げを分け合う。またMicrosoftはYahoo!にトラフィック獲得コスト(TAC)を支払う。最初の5年間は、Yahoo!傘下のサイトで発生した売上高の88%を支払う。さらにMicrosoftはYahoo!傘下のサイトの検索1件当たり売上高を各国で最初の18カ月間保証する。
88%!すさまじいな。ただその反面MSにとってY!の検索連動を取れたという事実は非常に大きい。
というのは、現在MS(Bing)の検索シェアなんてせいぜい5~10%程度。そんなシェアの検索エンジンの検索連動型広告を利用したい!という広告主なんてそんなにいない。しかし1位から強烈に話されているとはいえY!incのシェアは第二位で約20%。そうなるとMSとY!であわせて約30%となるので、AdCenterを使う広告主の数は一気に増えると思われます。
検索連動型広告を成功させる肝として、クリック率とカバレッジ(総検索回数に対して検索連動型広告が表示された割合)、そしてDepthといわれるひとつのキーワードの下に何社の広告主が入札しているのかという指標、さらに皆さんご存知のPPC(入札単価)がありますが、今回の提携でAdCenterにおけるそれらの指標は劇的に改善するでしょう。つまり
広告主が増える>Depthが増える>入札競争が増える>入札されるキーワードも増える>カバレッジが上がる>広告の数が増える>結果として適合性が上がる
という非常にPositiveな展開です。ピラミッドは底辺が広がれば広がるほど高くなる、ってことだな。
そういう意味で仮にY!に88%のレベニューシェアをもっていかれてもMS Bing上でも同じ効果があるわけで、MS Bing自身の売り上げも上がるわけだ。
またMicrosoftはYahoo!の検索技術の10年間の独占ライセンスを取得する。これにより、Yahoo!の検索技術をMicrosoftのWeb検索プラットフォームに統合できるようになる。
これも興味津々。細かい内容が分からないのでなんともいえないけれど。
検索技術の独占ライセンスを取得する、ってことは、まあYSTに限定してるんだよな。それともYSMの技術とかパテントも含むのかな?
ただ気になるところとしては
この10年契約の下、Yahoo!はMicrosoftのBing検索エンジンを採用し、Yahoo!サイトの検索アルゴリズムおよび検索広告プラットフォームとする。ディスプレイ広告などでは、引き続き自社の技術とデータを利用する。
つまりこれでディスプレイ広告と検索連動型広告のプラットフォームが分裂したことで、その両者の広告手法のシームレスな連携であるとか広告の相乗効果の証明などについては一歩後退を余儀なくされる、という事実でしょうね。
その部分に関しては非常に残念。
さて、この提携のインパクト、日本においてはどうなのでしょうか?
まずはYahoo! Japanの立ち居地ですよね。今回の話が(ただしイケメンに限る)、あ間違えた、(ただし日本は除く)っていう契約であれば当面問題はないと思うけれど、何かしら徐々に影響を受けるだろうなあとは思います。
それはもちろんYSTとYSM(Overture)の部分ですね。
アメリカにおいてはY!+MSという組み合わせはある意味でそれ以外にGoogleに対抗できる選択肢がなかった両者の組み合わせでしかないのですが、日本ではみなさんもYahoo! Japanひとり勝ちの状況が続いている状態です。
そういう意味でYahoo! Japanにはシェアと余裕(金銭的にも時間的にも)があるというのが事実なので、まずは静観というのが正しい見方でしょう。
ただYahoo! Japanは、その気になれば技術的に独り立ちできるだけの人、物両面のリソースとお金をもっているのは事実です。つまり検索技術、検索連動型広告プラットフォームを完全にアメリカから切り離して独立路線をとることもできるでしょうし、Y!incに遅れながらも追従することも可能だし、両方のオプションをブレンドすることも可能でしょう。
ただどのオプションをとるにせよ、メリット・デメリットがあることは事実だけど。今回万人がハッピーな解はないと思う。
PS
明日またポストしますけど、実はまた転職します。っていうか転職を余儀なくされました。
とは言いつつ会社都合ではなくて自己都合ですけど。
今回の一件とは関係ない部分での転職ですが、一度離れたつもりのSEMのメインストリームに、
なんだかんだで戻ってくることになりそうです。
どこの会社に行くのかは気が向いたらここで書きますが
http://www.sembear.com/item/468
ただユーザーの行動パターンから考えて、適切なクリエイティブ、単価、ランディングページなんかがこの3種の広告手法で同じなわけがない、というのもある意味正しいわけで、そういう広告商品設計をやってみたいなあ、というのはあるよね。
ここら辺をやっておこうかと思います。でも俗に言われる2強ではないです。っていうか2強じゃこれはできないよね。
2強以外でこういうことができる会社、ってことは勘がいい人は分かりますね、そこです。
July 29, 2009
ニュースソース1(CNET Japan)
ニュースソース2(advertising age.com)
うおおおおおおおお。
魚おおおおおおおお。
すごいニュースだなー。これ。
なんか色々コメントしたいのだけれど、まずは速報まで。
ただ
Ad Ageによると、今回の話し合いの後半では、Yahooが数億ドル相当の前払い金と、今回の提携を通じ数十億ドルに上るだろう売上保証を要求したことに Microsoftが難色を示し、交渉の障害となったという。しかし、幹部らはこの問題に折り合いをつけ、合意に向けて仕上げに入っているようである。
これはすなわちY!SM(旧Overture)をつかわなくなる、ということを示唆しているような気もするね。
だとするとPanamaはどうなるんだろうか??とか思ったり。
もしPanamaのdecommissionって話になった場合、日本において一番影響を受けるのはいわずと知れたYahoo! Japanと代理店だろうなあ。
広告主的には予算を移せばそれで済む話だろうけどね。。。
ニュースソース2(advertising age.com)
うおおおおおおおお。
魚おおおおおおおお。
すごいニュースだなー。これ。
なんか色々コメントしたいのだけれど、まずは速報まで。
ただ
Ad Ageによると、今回の話し合いの後半では、Yahooが数億ドル相当の前払い金と、今回の提携を通じ数十億ドルに上るだろう売上保証を要求したことに Microsoftが難色を示し、交渉の障害となったという。しかし、幹部らはこの問題に折り合いをつけ、合意に向けて仕上げに入っているようである。
これはすなわちY!SM(旧Overture)をつかわなくなる、ということを示唆しているような気もするね。
だとするとPanamaはどうなるんだろうか??とか思ったり。
もしPanamaのdecommissionって話になった場合、日本において一番影響を受けるのはいわずと知れたYahoo! Japanと代理店だろうなあ。
広告主的には予算を移せばそれで済む話だろうけどね。。。
June 17, 2009
ニュースソース(CNET Japan)
YouTubeは米国時間6月15日、動画を再生する前に広告を1本視聴するか、動画再生中に広告を数本視聴するかを、ユーザーに選択させるサービスを開始した。
<中略>
広告主を喜ばせる動画広告の形式を見出そうとしているGoogleだが、ユーザーのことも忘れていないようだ。これには敬意を表したい。これはやっかいな問題で、失敗すると、企業とユーザーの双方にとってデメリットになる可能性がある。たとえば、最近YouTubeの動画画面の下に表示されるようになった広告のせいで、動画再生中、画面の下部が見えにくくなっている。
正直言って、ふーんって感じ。
以前のPostでも書いたけど。
要は広告商品設計のときにAudienceを無視しちゃだめだよ、ってことが言いたかったんだけど。
自分が検索連動型広告、コンテンツ連動型広告、行動ターゲティングってのを主戦場にしているから余計に思うことではあるんだけど、
もともとインターネットってのはユーザーが自分で情報を選別できることがよかったわけですよ。自分の知りたい情報が知りたいときに見つけられる、ってのが他のメディアに対するインターネットの優位性のひとつだったんじゃないかと。
Googleで検索しているユーザーは自分の知りたい情報があり、それを知りたいタイミングだから検索するわけです。つまり情報を選別しているフェーズ、ってことなんですよ。
んでそこに知りたい情報に近いと思われるものを広告で配信する、ってのがAdWordsの肝だったと思うんだよね。
だからAdWords(もちろん一般論としての検索連動型広告の話なのでOvertureも含むよ)はユーザーにとっても広告主にとっても非常にすばらしいマッチングを提供する広告商品になりえたんだと思うわけです。
コンテンツ連動にしても行動ターゲティングにしても程度は検索とは違うけれど、概念としては近くて、これらの広告の共通点って言うのはユーザーが求めている情報と広告の内容が同じか、きわめて近い、ってことなんですよ。
だから
要は広告商品設計のときにAudienceを無視しちゃだめだよ、ってことが言いたかったんだけど。
ってことが重要なんだと思うんです。
語弊があるのを承知で分かりやすく言うと、お金が儲かるからっていって消費者金融の広告ばっかりでてたら意味ないでしょ、ってことだな。
んで話は戻ってYoutubeの動画を見ているユーザーの場合。
この場合ユーザーは自分の見たい映像が、今見たいからそこにいるわけで、すでに情報を選別し終えたあとの動作なんですよね。
見たい情報は動画としてすでに存在していて、そういう意味でそこに入ってくる広告は最初の一本であれ途中の数本であれ邪魔は邪魔なんだろうね。
そういう意味でこのやり方って、Audeinceに取捨選択の自由を与えているんだけど、やっぱり邪魔なんだと思う。
個人的な見解だけど、YouTubeのMonetizeがうまく行かない最大の理由は、今日のこの一個前のポストにもあるように、広告の費用対効果論が直接効果にフォーカスされている(ある意味フォーカスされすぎている)部分だと思うんですよ。インターネット広告の場合、特にその風潮が強すぎるんだろうと。その風潮がある限りは動画コンテンツにおける広告での収益化ってのは結構大変だと思います。
そういう意味でこれってYoutubeの動画広告だけの話でとどめるのではなくて、Google Analytics上で、Youtubeの動画広告配信とAdWordsや検索そのものの相関関係とかそこらへんを視覚的に広告主側に提示できるようにしないといけないと思うんだけども。
#すでにやってたんだっけ?だとしたらごみポストだけど、これ。
YouTubeは米国時間6月15日、動画を再生する前に広告を1本視聴するか、動画再生中に広告を数本視聴するかを、ユーザーに選択させるサービスを開始した。
<中略>
広告主を喜ばせる動画広告の形式を見出そうとしているGoogleだが、ユーザーのことも忘れていないようだ。これには敬意を表したい。これはやっかいな問題で、失敗すると、企業とユーザーの双方にとってデメリットになる可能性がある。たとえば、最近YouTubeの動画画面の下に表示されるようになった広告のせいで、動画再生中、画面の下部が見えにくくなっている。
正直言って、ふーんって感じ。
以前のPostでも書いたけど。
要は広告商品設計のときにAudienceを無視しちゃだめだよ、ってことが言いたかったんだけど。
自分が検索連動型広告、コンテンツ連動型広告、行動ターゲティングってのを主戦場にしているから余計に思うことではあるんだけど、
もともとインターネットってのはユーザーが自分で情報を選別できることがよかったわけですよ。自分の知りたい情報が知りたいときに見つけられる、ってのが他のメディアに対するインターネットの優位性のひとつだったんじゃないかと。
Googleで検索しているユーザーは自分の知りたい情報があり、それを知りたいタイミングだから検索するわけです。つまり情報を選別しているフェーズ、ってことなんですよ。
んでそこに知りたい情報に近いと思われるものを広告で配信する、ってのがAdWordsの肝だったと思うんだよね。
だからAdWords(もちろん一般論としての検索連動型広告の話なのでOvertureも含むよ)はユーザーにとっても広告主にとっても非常にすばらしいマッチングを提供する広告商品になりえたんだと思うわけです。
コンテンツ連動にしても行動ターゲティングにしても程度は検索とは違うけれど、概念としては近くて、これらの広告の共通点って言うのはユーザーが求めている情報と広告の内容が同じか、きわめて近い、ってことなんですよ。
だから
要は広告商品設計のときにAudienceを無視しちゃだめだよ、ってことが言いたかったんだけど。
ってことが重要なんだと思うんです。
語弊があるのを承知で分かりやすく言うと、お金が儲かるからっていって消費者金融の広告ばっかりでてたら意味ないでしょ、ってことだな。
んで話は戻ってYoutubeの動画を見ているユーザーの場合。
この場合ユーザーは自分の見たい映像が、今見たいからそこにいるわけで、すでに情報を選別し終えたあとの動作なんですよね。
見たい情報は動画としてすでに存在していて、そういう意味でそこに入ってくる広告は最初の一本であれ途中の数本であれ邪魔は邪魔なんだろうね。
そういう意味でこのやり方って、Audeinceに取捨選択の自由を与えているんだけど、やっぱり邪魔なんだと思う。
個人的な見解だけど、YouTubeのMonetizeがうまく行かない最大の理由は、今日のこの一個前のポストにもあるように、広告の費用対効果論が直接効果にフォーカスされている(ある意味フォーカスされすぎている)部分だと思うんですよ。インターネット広告の場合、特にその風潮が強すぎるんだろうと。その風潮がある限りは動画コンテンツにおける広告での収益化ってのは結構大変だと思います。
そういう意味でこれってYoutubeの動画広告だけの話でとどめるのではなくて、Google Analytics上で、Youtubeの動画広告配信とAdWordsや検索そのものの相関関係とかそこらへんを視覚的に広告主側に提示できるようにしないといけないと思うんだけども。
#すでにやってたんだっけ?だとしたらごみポストだけど、これ。
June 17, 2009
ニュースソース(サトウ食品工業のサイト、PDF)
検索エンジンマーケティング考っていうよりもインターネット広告考になってきたなあ、最近。
できればリンク先のPDFを読んでいただきたいのですが
また、製造コストの上昇に対応するべくテレビCM及び販促企画の抑制等の経費削減に努め
るとともに、生産効率の向上及び業務の効率化に取り組んでまいりました。
とまあ、そりゃそうだよね。この不況じゃ。
他にも
平成20年産うるち米価格の上昇や包装資材等の製造コスト上昇を吸収すべく、
販売促進費の削減に努めるとともにテレビCMの抑制を行いました。その結果、包装米飯の売上高は
127億43百万円(前年同期比5.8%)となりました。
とのこと。
その結果
以上の結果、当事業年度の売上高は258億27百万円(前年同期比4.9%減)となりました。
利益面につきましては、売上高の減少や原材料費及び燃料費等の製造コスト上昇により収益を圧迫す
る状況となりましたが、広告宣伝費及び販売促進費等の販売費及び一般管理費の削減に加え受取手数料
の増加により、営業利益は9億66百万円(前年同期比6億64百万円増)、経常利益11億98百万(9億35百
万円増)、当期純利益6億60百万(同1億41百万円増)となりました
なんか、このPDFを読むと
「テレビCMを削減した結果、売り上げは下がったが利益が上がった」
って言う風に読めてしまうんだよね。
自分でも短絡的なんじゃないかと思ったりもするんだが。。。
実際問題広告の費用対効果って実際の売り上げとか利益だけじゃないと思うけど、でも広告ってのは売り上げとか利益の最大化ってのに何らかの形でつながるものなんだろうと思うんです。
ブランディングって言い方をする人もいるけれど、何のためのブランディングかって長期的に見て自社がユーザーから支持されるようになるためのブランディングなわけで、そういう意味では長期的な売り上げとか利益につながるんでしょう。
昔の例で恐縮だけど、同じ性能の商品でも安いAIWAじゃなくて高いSONYを買うよ、だってSONYすきだもん、みたいな。
短期的にはサトウ食品工業の話ってのはある種正論で、それを批判する気はまったくないんだけど、
長期的に見てこれを続けることが正しいのかって言うと違うと思う。
検索エンジンマーケティング考っていうよりもインターネット広告考になってきたなあ、最近。
できればリンク先のPDFを読んでいただきたいのですが
また、製造コストの上昇に対応するべくテレビCM及び販促企画の抑制等の経費削減に努め
るとともに、生産効率の向上及び業務の効率化に取り組んでまいりました。
とまあ、そりゃそうだよね。この不況じゃ。
他にも
平成20年産うるち米価格の上昇や包装資材等の製造コスト上昇を吸収すべく、
販売促進費の削減に努めるとともにテレビCMの抑制を行いました。その結果、包装米飯の売上高は
127億43百万円(前年同期比5.8%)となりました。
とのこと。
その結果
以上の結果、当事業年度の売上高は258億27百万円(前年同期比4.9%減)となりました。
利益面につきましては、売上高の減少や原材料費及び燃料費等の製造コスト上昇により収益を圧迫す
る状況となりましたが、広告宣伝費及び販売促進費等の販売費及び一般管理費の削減に加え受取手数料
の増加により、営業利益は9億66百万円(前年同期比6億64百万円増)、経常利益11億98百万(9億35百
万円増)、当期純利益6億60百万(同1億41百万円増)となりました
なんか、このPDFを読むと
「テレビCMを削減した結果、売り上げは下がったが利益が上がった」
って言う風に読めてしまうんだよね。
自分でも短絡的なんじゃないかと思ったりもするんだが。。。
実際問題広告の費用対効果って実際の売り上げとか利益だけじゃないと思うけど、でも広告ってのは売り上げとか利益の最大化ってのに何らかの形でつながるものなんだろうと思うんです。
ブランディングって言い方をする人もいるけれど、何のためのブランディングかって長期的に見て自社がユーザーから支持されるようになるためのブランディングなわけで、そういう意味では長期的な売り上げとか利益につながるんでしょう。
昔の例で恐縮だけど、同じ性能の商品でも安いAIWAじゃなくて高いSONYを買うよ、だってSONYすきだもん、みたいな。
短期的にはサトウ食品工業の話ってのはある種正論で、それを批判する気はまったくないんだけど、
長期的に見てこれを続けることが正しいのかって言うと違うと思う。
June 12, 2009
ニュースソース(ask.jp)
まあ、事前に知ってはいたのですが。。。残念。
Ask jeeves(やっぱり自分はこっちの名前の方が好きだなあ)が日本でLaunchされた当初こんな記事を書いていたぐらいなので、まあ触れないわけには行きませんよね。
Launch当初はトムクルーズの主演映画「宇宙戦争」とかのタイアップなんかで結構メディア露出もしていて、ユーザーを増やそうと努力していたのを記憶しています。
本当に昔から言われている話ですが、日本の検索市場はYahoo! JapanとGoogleあわせて90%以上のシェアを抑えている寡占状態で、その二強には食い込めないにせよ、USのAsk jeevesのポジショニングやTeoma、Ask3Dなどの先進的な取り組みをみていると、ユーザーのAlternativeぐらいにはになれるんじゃないかと期待していたのですが、残念です。
実は2004年とかって、検索ボリューム2位はMSNだったはずなんですよね。Yahoo!50%、MS25%、Google15%ぐらいのシェアだった気がします。そこからGoogleが伸びてMSのシェアが徐々に下がり、Yahoo! Japanはずっと一定して50%程度をキープするという流れの中、なんでAsk Jeevesが食い込めなかったのか、せめて5%ぐらいのシェアは取れたのではないか、とか思ったり。。。
さらにいうと、今日本で新たに検索ビジネスをスタートするのは、2004年とか2005年の情勢よりも、2強の強さとポジショニングが定着してきた、という意味で厳しくなってきていると思います。Googleの検索精度とYahoo! Japanのポータルとしての実力に太刀打ちするのは、今の段階では早々簡単なことではないでしょう。
それでもBaiduとかNaverには是非がんばって食い込んでもらいたいな、と思っています。あ、もちろんBingにも。この3社に共通して言えることは膨大な資金、人的リソースをもっていて、ビジネスとして軌道に乗るまで耐えられる期間が比較的長いように思うので、まだチャンスを狙うことはできるでしょう。
#まあ、昨今の金融不況のこと考えるとなんともいえないけど。
やっぱりユーザーにとって選択肢が増えることは、正しいことだと思います。そしてそれこそが検索エンジンの進化の源泉だと思っています。
sembearとしては、今回のサービス停止はあくまで臥薪嘗胆の時期として、いつかNaverのようなリベンジがあらんことを祈念してます。
まあ、事前に知ってはいたのですが。。。残念。
Ask jeeves(やっぱり自分はこっちの名前の方が好きだなあ)が日本でLaunchされた当初こんな記事を書いていたぐらいなので、まあ触れないわけには行きませんよね。
Launch当初はトムクルーズの主演映画「宇宙戦争」とかのタイアップなんかで結構メディア露出もしていて、ユーザーを増やそうと努力していたのを記憶しています。
本当に昔から言われている話ですが、日本の検索市場はYahoo! JapanとGoogleあわせて90%以上のシェアを抑えている寡占状態で、その二強には食い込めないにせよ、USのAsk jeevesのポジショニングやTeoma、Ask3Dなどの先進的な取り組みをみていると、ユーザーのAlternativeぐらいにはになれるんじゃないかと期待していたのですが、残念です。
実は2004年とかって、検索ボリューム2位はMSNだったはずなんですよね。Yahoo!50%、MS25%、Google15%ぐらいのシェアだった気がします。そこからGoogleが伸びてMSのシェアが徐々に下がり、Yahoo! Japanはずっと一定して50%程度をキープするという流れの中、なんでAsk Jeevesが食い込めなかったのか、せめて5%ぐらいのシェアは取れたのではないか、とか思ったり。。。
さらにいうと、今日本で新たに検索ビジネスをスタートするのは、2004年とか2005年の情勢よりも、2強の強さとポジショニングが定着してきた、という意味で厳しくなってきていると思います。Googleの検索精度とYahoo! Japanのポータルとしての実力に太刀打ちするのは、今の段階では早々簡単なことではないでしょう。
それでもBaiduとかNaverには是非がんばって食い込んでもらいたいな、と思っています。あ、もちろんBingにも。この3社に共通して言えることは膨大な資金、人的リソースをもっていて、ビジネスとして軌道に乗るまで耐えられる期間が比較的長いように思うので、まだチャンスを狙うことはできるでしょう。
#まあ、昨今の金融不況のこと考えるとなんともいえないけど。
やっぱりユーザーにとって選択肢が増えることは、正しいことだと思います。そしてそれこそが検索エンジンの進化の源泉だと思っています。
sembearとしては、今回のサービス停止はあくまで臥薪嘗胆の時期として、いつかNaverのようなリベンジがあらんことを祈念してます。
June 11, 2009
ニュースソース(japan.internet.com)
アドマーケットプレイスって言葉の的確な訳語って、なかなか思いつかないんだよね。
今回、DAC がサービス提供を開始した 「MarketOne」は、費用対効果を優先する広告出稿プランにおいて、効率的にネット広告を実施するためのアドマーケットプレイスで、オペレーションは広告会社が直接実施する。
うーん、残念だなあ。
費用対効果重視ってのは気持ち的に分かるけれど、せっかく効果測定まで提供するならそれこそアシストとかインプレッション効果とかも含めたトータルマーケティングプラットフォームを志向してほしかったなあと思います。
運用可能なメディアは、株式会社アイメディアドライブの「impAct」、Google、株式会社マイクロアドの「MicroAd」、株式会社リクルートの「ドコイク?」(12月予定)となっており、今後も対応メディアを順次拡大していく予定。
ここだけ読むと分かりにくいけどDACのプレスリリースを読むと、ある程度面を指定できるAd Networkをカバーしてる感じですね。
しかしImpAct、Google、MicroAd、ドコイク?って結構なところをカバーしたよな。そういう意味では結構魅力的な商品だとは思う。
「MarketOne」には、ネット広告のクリエイティブ作成ツールが搭載されている。このツールを使えば、システム内で FLASH 動画を作成することができ、制作コストを抑えることも可能。ストックフォトの企画販売を手掛ける株式会社アマナイメージズ提供の画像素材を、クリエイティブに活用することもできる。
ここら辺を見るとよく考えられてるなあという気もする。
OvertureとかGoogle Adwordsのようにテキスト広告だけに限定していない広告の場合、どうしてもクリエイティブ作成というハードルがのしかかってくるので。
ただし、ここまでやるとMarketOneって代理店飛ばし広告商品を狙ってるのか?という感じもしなくもない。
まあ代理店であれば、人間の想像力と創造力を駆使した付加価値を使って提案するべきなのだ、というのは個人的に思っていることなので、単に枠を買い切るとかそのレベルでネット広告の運用してる代理店は滅びてしかるべきなんだろうけども。
話は変わりますが、アドマーケットプレイスとアドネットワークって言葉って、業界人の間でもちょっとかみ合ってないような気がしてます。
例えばITproによると
アドマーケットプレイスは広告主とメディアが直接、取り引きする広告市場、またはサービスのこと。メディアは売りたい広告枠の希望価格や掲載期間などの条件を登録し、広告主も露出したいターゲット層などの条件を登録。双方がアドマーケットプレイス運営事業者のサービスを介して直接取引する。取引が成立すると、アドマーケットプレイス運営事業者に対して手数料を支払う仕組みだ。
テキストやバナー、動画といった広告形態、掲載期間保証型やインプレッション保証型、クリック課金型といった課金形態、掲載条件などを自由に設定できるアドマーケットプレイスも多い。広告主とメディアのマッチングという観点から言うと、広告主が自ら出稿でき、入札で金額が決定するグーグルやオーバーチュアの検索連動型広告、コンテンツ連動型広告も、アドマーケットプレイスの一種といえる。
前半部分は正しいと思う。ただ、後半部分の
広告主とメディアのマッチングという観点から言うと、広告主が自ら出稿でき、入札で金額が決定するグーグルやオーバーチュアの検索連動型広告、コンテンツ連動型広告も、アドマーケットプレイスの一種といえる。
これはアドネットワークの説明じゃないのか?確かに今GoogleもOvertureもある程度配信先を指定するような仕様になってるけれど、そもそも提携するメディアには全て掲載されることが前提で、特にOvertureについては広告主が選べる範囲がアドマーケットプレイスと呼ぶには狭いと思うし、そういう意味で語弊を恐れずいえば、広告主とメディアはマッチしてないことがあると思うが。
例えばコンテンツ連動型広告で言えば「車」ってキーワードでマッチしたサイトに出てます、ってのはページと広告主のマッチであってメディアとは呼べないんじゃないかと。
マーケットプレイスを名乗る以上は広告主とメディアのマッチングが絶対条件であって、提携しているメディアには基本的に全て出る、っていう思想の部分でアドネットワークとアドマーケットプレイスって違うと思うんだけど。
ま、自分で書いていて言葉遊びのような気がしなくもない。。。
アドマーケットプレイスって言葉の的確な訳語って、なかなか思いつかないんだよね。
今回、DAC がサービス提供を開始した 「MarketOne」は、費用対効果を優先する広告出稿プランにおいて、効率的にネット広告を実施するためのアドマーケットプレイスで、オペレーションは広告会社が直接実施する。
うーん、残念だなあ。
費用対効果重視ってのは気持ち的に分かるけれど、せっかく効果測定まで提供するならそれこそアシストとかインプレッション効果とかも含めたトータルマーケティングプラットフォームを志向してほしかったなあと思います。
運用可能なメディアは、株式会社アイメディアドライブの「impAct」、Google、株式会社マイクロアドの「MicroAd」、株式会社リクルートの「ドコイク?」(12月予定)となっており、今後も対応メディアを順次拡大していく予定。
ここだけ読むと分かりにくいけどDACのプレスリリースを読むと、ある程度面を指定できるAd Networkをカバーしてる感じですね。
しかしImpAct、Google、MicroAd、ドコイク?って結構なところをカバーしたよな。そういう意味では結構魅力的な商品だとは思う。
「MarketOne」には、ネット広告のクリエイティブ作成ツールが搭載されている。このツールを使えば、システム内で FLASH 動画を作成することができ、制作コストを抑えることも可能。ストックフォトの企画販売を手掛ける株式会社アマナイメージズ提供の画像素材を、クリエイティブに活用することもできる。
ここら辺を見るとよく考えられてるなあという気もする。
OvertureとかGoogle Adwordsのようにテキスト広告だけに限定していない広告の場合、どうしてもクリエイティブ作成というハードルがのしかかってくるので。
ただし、ここまでやるとMarketOneって代理店飛ばし広告商品を狙ってるのか?という感じもしなくもない。
まあ代理店であれば、人間の想像力と創造力を駆使した付加価値を使って提案するべきなのだ、というのは個人的に思っていることなので、単に枠を買い切るとかそのレベルでネット広告の運用してる代理店は滅びてしかるべきなんだろうけども。
話は変わりますが、アドマーケットプレイスとアドネットワークって言葉って、業界人の間でもちょっとかみ合ってないような気がしてます。
例えばITproによると
アドマーケットプレイスは広告主とメディアが直接、取り引きする広告市場、またはサービスのこと。メディアは売りたい広告枠の希望価格や掲載期間などの条件を登録し、広告主も露出したいターゲット層などの条件を登録。双方がアドマーケットプレイス運営事業者のサービスを介して直接取引する。取引が成立すると、アドマーケットプレイス運営事業者に対して手数料を支払う仕組みだ。
テキストやバナー、動画といった広告形態、掲載期間保証型やインプレッション保証型、クリック課金型といった課金形態、掲載条件などを自由に設定できるアドマーケットプレイスも多い。広告主とメディアのマッチングという観点から言うと、広告主が自ら出稿でき、入札で金額が決定するグーグルやオーバーチュアの検索連動型広告、コンテンツ連動型広告も、アドマーケットプレイスの一種といえる。
前半部分は正しいと思う。ただ、後半部分の
広告主とメディアのマッチングという観点から言うと、広告主が自ら出稿でき、入札で金額が決定するグーグルやオーバーチュアの検索連動型広告、コンテンツ連動型広告も、アドマーケットプレイスの一種といえる。
これはアドネットワークの説明じゃないのか?確かに今GoogleもOvertureもある程度配信先を指定するような仕様になってるけれど、そもそも提携するメディアには全て掲載されることが前提で、特にOvertureについては広告主が選べる範囲がアドマーケットプレイスと呼ぶには狭いと思うし、そういう意味で語弊を恐れずいえば、広告主とメディアはマッチしてないことがあると思うが。
例えばコンテンツ連動型広告で言えば「車」ってキーワードでマッチしたサイトに出てます、ってのはページと広告主のマッチであってメディアとは呼べないんじゃないかと。
マーケットプレイスを名乗る以上は広告主とメディアのマッチングが絶対条件であって、提携しているメディアには基本的に全て出る、っていう思想の部分でアドネットワークとアドマーケットプレイスって違うと思うんだけど。
ま、自分で書いていて言葉遊びのような気がしなくもない。。。

