SMX Socialと独立して三カ月と業界歴10年

というわけでもろもろまとめてのPostです。
まず独立して3カ月がたちました。思いのほかハードワークですが、とはいえ楽しいです。
今回本当はそこまで独立しようと思っていたわけではないのですが、流れに任せた結果、自分とも向き合うことができたし、独立してよかったなと思っています。
来年の1-3期には法人化する予定です。4月かな。
この三カ月と先週の米国出張で、業界歴10年で結構それなりに最先端突っ走ったという自覚もあった自分のこれまでの10年を思いのほか冷静に振り返ることができました。
そして、その10年が自分の人格の大部分を占めていて、sembearというキャラも含めて自分の一部になっているこの環境で仕事ができるのは、想像以上に幸せなようです。
この先はわからないけどね。
で、そんなこんなで先週LAからラスベガスを回るアメリカツアーを敢行してきました。観光じゃないよ。仕事だよ。
LAではいくつかのアドテク企業との打ち合わせをして、某SSPとかとは現実的に協業することまで視野に入れたディスカッションができました。
収益化でお悩みの媒体の方、ご連絡ください
で、ラスベガスで開催されたSMX Socialですがかなり興味深かったです。
facebookページでも書きましたが、今のアメリカのSocialの状況って2002年のSEMの状況にかなり近いなあと。そもそもSocialってどう使うのが正しいの?とかどういう目的で実施するの?っていう課題はいまだにありますが、オーガニックにユーザーを自社のfacebookページやTwitterアカウントに誘導してフォロワーとかファンを増やすっていうことはありつつ、とはいえそのファンを増やす活動で自社に誘導する上で広告も必要だよね、っていう議論ってSEOとリスティングが出てきて使われ始めた2000年代初頭の状況にすごく近いと思うわけです。
かつ、今回SMX Socialで思ったことはパネリスト各位がほぼ同様の見解や考え方をもっている、という点、一昨年とか昨年も別のSocial系のカンファレンスにはでていたけれど、その時に感じたパネリスト同士の祖語や見解の相違は今回あまり見られなかったなあ、と。
そういう意味でSocial Marketingにどう向き合って、どういう風に取り扱うべきか、というコンセンサスが市場にできてきたなあ、という印象も持っています。こうなると一気に広がるのかな、という思いもありますね。
来年以降、sembearとしては運用型広告のサポート、というよりは運用者のサポートをスローガンにビジネスをしていく所存です。米国の最新情報、テクノロジーの使い方、プラットフォーム統合支援など色々なジャンルにおいて日本の運用者を支援していくことをビジネスのドメインとして定めました。たぶん10年の経験ってのはそういう風に使うべきでしょうし、10年の経験があるからこその上に描いたようなSocialの状況の分析も含めて日本の運用者(リス男・リス女)がより輝けるような支援をビジネスとして進めていこうと思っています。
この三カ月で過去10年とこれからの10年を冷静に振り返ることができたのはよかったですね。最終的にはラスベガスで一つ棚卸ができたなあ、と思う今日この頃です。
というわけで、sembearへのご相談はこちらのフォームからよろしくお願いいたします!

ライガー師へのアンサーソング(検索連動型広告こそがインターネットを劇的に進化させて来た)

ニュースソース(検索連動型広告こそがインターネットを劇的に進化させて来た/sem-labo)
というわけでSearch Summitの後始末もひと段落して、事業家としてのsembearに戻りましたよ。
で、その割にこの阿部さんの記事を引用させてもらうんだけど、実はこれってかなり本質論だしその割にかたられない視点でもあったりします。
以前SEM-Cafeで「塾長直伝!リス男リス女のキャリアパスを真剣に考えるnight!」という会をやった時のプレゼンでも書いたことだし、発言したことでもあるんだけど、リスティング以前と以降ではこの業界はまるで変っています。たとえば
(1)PDCAを回すという概念はリスティング以前にはほとんど存在しなかった
(2)ネット広告で効果を測定する、ということをリスティングが当たり前にした
(3)なにより「運用者」という立場を生み出した
現在いろんなところでSEMの基礎講座とか、アドテクの基礎講座みたいな講義をやってますが、実際のところ、リスティング以前と以降で業界がどう変わったのか、ってのを知っていないと、本質論がわからんのです。
検索連動型広告が出現する前の検索エンジンは膨大な費用のかかるコストセンターでしかなかった訳です。それが検索連動型広告の出現により、大きなビジネスとなっていきました。その恩恵によってGoogleやYahooが莫大な資産を築き、その資産を元にさまざまなサービスを提供していきました。そしてそのほとんどが無料で提供されていくわけですから、インターネットは加速度的に進化したのだ、という話なんですけど、そういった言わばインターネットの中心で仕事ができていると思うと、なんだか感慨深いものがありました。知らないけど。
はい、ここテストに出ます。
某所でやってるSEM基礎の中でも説明しましたが、検索エンジンってお金がかかるものなんです(特にIndexerの部分)、そこを圧倒的な収益効率でもって利益を生み出したのがリスティング広告なんですね。だからこそ革命的だし、本質的なんです。
革命的でも本質的でもないものが、こんなにダイナミックに世の中を変えることなんでできやしないですよええ。
だからこそ昨今の「アドテク」ブームにちょっと違和感があったわけです。
テクノロジーとしてのInnovationは素晴らしいし、それ自身を否定はしないんだけれども、結局SEMっていうものが作り上げたパラダイムに乗っかってるよね、と。
なのでSEMの理解がない人(SEMの実績がない、という意味ではない)が運用を語る、ってのに違和感を持ってしまう部分もあるわけですよ。
書き出しながらこういう話は酒の席でするべきだ、と思ったのでこの辺にしておきますけれど、やっぱり検索という行為はまだまだ非常に興味深いものがありますし、その周りで働くということは素晴らしいことだと思うのです。
とまあ、実際そういう部分があったことは認めますがね>酒の席
ただ、酒の席で話してることって、意外に本質だったりする今日この頃。
というわけでここに書いたような検索の本質、SEMの本質、歴史や知識など、sembearでは各種講義、講演を承っております。
人材教育、人材育成でお悩みの経営者の方、マネージャーの方、ご依頼、ご相談はこちらのフォームよりよろしくお願いいたします!
#最終的には営業ポストですしおすし