Kenshoo Appoints Kotaro Haruta as Vice President of Sales

ニュースソース(Yahoo! Finance)
#究極の自作自演、ですな
今回の話は、ちょっと長いです。
クロスリスティング/NTTレゾナントでの勤務は、今までの自分のビジネスパーソン史上、ある意味でもっとも充実しており、現職への不満という意味ではほとんど-ある一点を除いては-存在していなかったのです。
そんな昨年末、今年(2012年)に自分が35歳になることに気づきました(こら、そこ、コーヒー吹き出さない)。
というのも、2009年の世界挑戦が失敗したときに、そもそも35歳までにもう一度世界に挑戦する、っていうのは心にずっと留めていたことだったんです。
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そして、この世界に挑戦するということが唯一、今の職場で自分の手の内に存在しないことでした。
無論、クロス/NTTレゾナントで世界を目指す、って言うのも当然一つの選択肢でした。また、日々の仕事をこなしていく中で、その目標を諦めてもいいかな、と思うことも何度もありました。世界挑戦だけが目標じゃないじゃん?ってね。
ただ、子供が生まれて成長していく中で、ある迷いというかジレンマに直面していました。
一つ目が、子供の成長、環境を考えると、この子が小さいうちに世界を見ることが出来るような環境を作ってあげたいし、それは幼稚園に入って友達が出来る前に作り上げたい、という迷いです。
きっと自分の子供が大人になる頃には世界はもっと交差していて、国籍や性別も関係ない、今よりももっとGlobalでUniversalな世界になっているんだろうと思っています。そのときに親として、この子にいろんな可能性をもたらすことの出来る環境を作りたい、という思いがありました。
そしてもう一つあります。
きっと自分は紆余曲折はあろうとも、実績を積み、キャリアを重ねて最終的には管理職に到達するでしょう(今でもある意味そうだし)。そんな将来、自分の部下達はさっきのうちの子供と同じような世界に直面しているはずです。
自分の部下達が世界と戦ったり、世界に出て行くときに、2008年の世界挑戦に失敗したという思いを抱えたまま、彼らにとってよい上司であり続けられるのか?という思いに至りました。
もっとぶっちゃけて言えば、チーム飲み会で
「俺も若い頃は世界で挑戦したんだけどねえ、あの時はリーマンショックでダメだったんだよねえ」
なんてことを言っている自分をやはり自分は認められないし、そもそも認めたくないのです。
そこでまたさっきの35歳の話に戻ります。
やはり、世界に挑戦しようと思いました。そこから逃げたら、多分もう俺はおしまいだと。
子供の幼稚園のタイミングと35歳というタイミングを考えると、今年しかチャンスはありませんでした。
なので今年の正月にTwitterで今年の目標として
(1)世界征服
(2)後進育成
(3)英語勉強
ということを発言した訳です。
ただ、世界に出られるのであればなんでもいいや、という訳ではありません。あくまで自分の能力で世界を相手にする、という立ち位置でなければなりませんでした。外資とか日本企業とかそういう問題ではなく、あくまで自分の能力で世界を相手にする、ということです。
で、このBlogをお読みの方なら、sembearの行動原則はだいたいおわかりいただけると思うのですが、やはりsembearの立ち位置は運用型広告を運用する側に近いです。というかそっち側です。それはアイレップ時代のROIマキシマイザーという肩書きから始まったキャリアの原点でもあります。
そして今まで、OvertureにせよX-Listingにせよ、常にクライアントサイドの目線で物事を考え、アプローチしていました。
今後Social、Display(リタゲとか含む)、Searchと、広告主と消費者の接点は指数関数的に増大し、それらが相互に影響を与えながらデジタルマーケティング市場を作っていくでしょう、というかすでにそうなっています。アトリビューションっていうのはそういう文脈で見ないと本質を見失うと思っています。
日本でリスティングの自動入札を始めた(とあえて書きます)自分にとっては、そのトレンドは当然の流れですし、もはやリスティングの自動入札はそれだけで存在するべきではありません。FacebookだけとかDisplayだけとかリスティングだけ、ではなく、本質的には広告の効果を統合して分析し、その結果としてのアウトプットが必要なんだと思っています。
#クロスリスティングでやってる態度変容の話とか
#あんなはなしやこんな話も本質的にはここへのアプローチ
#なのでやることはほとんど変わらない、ということも言える
#だから最近「自動入札ツール」って言葉に抵抗感がある
#自動で入札することだけに意味がある時代は終わらせないといけない
そのタイミングでこの話がありました。
皆さんもご存知の通り、Kenshooは既にFacebookのAPIとも接続し、リスティングの効果分析最適化でも実績があり、上に書いたトレンドの中心に存在する会社です。かつ今回のタイトルでもあるように、JapanではなくAsia-Pacificを担当することになります。
今年の4月、本当に鬱になる一歩手前まで悩んでいました。愛すべき同僚、自分が担当しているプロジェクト、それらを投げてまで世界に挑戦するべきなのか否か、10分単位で決意が揺れる日々を過ごしました。
ただ、最終的には世界に挑戦するという思いを優先させました。
今後も、Kenshooの人間として検索だけではない本当にHolisticなDigital Marketing Managementに取り組みます。もちろん日本についても積極的に動きますが、それだけではなく、Asia-Pacificを席巻したいと思っています。
それが中途半端にやめてしまい、迷惑をかけてしまった前職への礼儀でしょうし、「塾長」として挑戦するべき事実だと思っています。
とりあえず今月は下旬まで香港とかアメリカとか行ってます。帰国したら是非、ビジネスのお話をしましょう。
今後ともよろしくお願いいたします。
sembear