Yahoo!の検索ビジネス戦略を探る -第1回:Yahoo!検索の現在・過去・そして今後

ニュースソース(internet watch)
internet watchでおもしろそうな特集が始まりました。
(Trackbackつけられないのが残念ですね)
我々はこれを「複合検索」と呼んでいますが、検索に使う窓を限定しなくても、「このページでこの語句を検索しているのだから、きっと欲している情報はこういうものだろう」と予測して検索結果を表示するアルゴリズムですね。こうしたことはやっていかなければならないと思います。さらに話を発展させると、こうしたことをやるには、パーソナライズ、というものが重要になってくるのです。
このフィロソフィー。さすがです。この文章だけでYahoo!Japanの強さが垣間見えます。
そもそも検索エンジンの本質とは、ユーザーが求めている検索結果をはき出す、という至ってシンプルなもので、インデックスのサイズとかクローリングの頻度というものはそれを実現するための一手段にしかすぎません。
また検索エンジンマーケティングというものも、あくまで検索結果がユーザーに適合性の高い検索結果を提供している範囲内で、よりユーザーサイドにもウェブマスターサイドにもメリットのあるソリューションを提供しているにすぎないのであって、あくまで検索エンジンマーケティングが検索技術の主役や、ひいては検索の主役であってはならないのです。
たまにリスティング広告やSEOがあるからこそ検索エンジンが盛り上がっている、と考える方もいらっしゃるようですが、本質は全く逆です。検索エンジンがユーザーに適合性の高い検索結果を提供しているからこそ、リスティングもSEOも存在できるのです。またそれらのソリューションによってまた検索の精度が上がっていく、という好循環を維持しなければなりません。
一番大事なのは、ユーザーが求める情報をいかに簡単に、効率よく得られるかということです。そのために、検索できる範囲を指定できるようにするとか、先ほど触れたように、ユーザーが求めているものが明らかなら直接その情報ページを表示するとか、いろいろな工夫を考えています。ローカルファイル検索はあくまでそうした方法の1つであって、それ1つでユーザーが便利になるというわけではないでしょう。また、ロボット検索だけではなく、ディレクトリも常にフィードバックを踏まえて改善していかなくてはならないし、やれることはまだまだあると思います。
agreed

Overture が FeedBurner と提携し、XML フィードに広告挿入

ニュースソース(Japan.Internet.Com)
以前東スポ的見出しで報道された記事ですが、やはりXMLフィード広告に参入するようです。
FeedBurner の XML フィード処理サービスは、ある種の集配センターの働きをもち、利用者のフィードを RSS または Atom フィード形式の XML フィードに変換し、利用者に対しフィードの表示場所や表示頻度を追跡調査するなどのサービスを提供するものだ。この利用状況の追跡という能力は、広告において重要な役割を果たすもので、広告配信との親和性は高い。
確かにコンテンツ配信技術としてのRSSは非常に優れたものですから広告配信との親和性は高いでしょう。ただ、最大の問題は
「3種類か4種類に対応すれば、全体の99.99%を網羅できるブラウザの世界と違い、XML フィード リーダーの世界には何百種ものソフトウェアが存在する。これまでにわれわれは、640種以上の存在を確認した」と Costolo 氏は話す。
なんにせよデファクトスタンダードなプラットフォームが存在しない状態というのは難しいものです。だからこそ先行者メリットも大きいといえますけどね。

クリック詐欺に荒らされるグーグル–法廷闘争へ

ニュースソース(CNET Japan)
訴状には、Auctions Expert International(本社:テキサス州)が自社サイトにGoogleのテキスト広告の掲載を申し込み、同社のクリック課金システムから利益を得るため不正に広告をクリックした、とある。

いつかはこういうことが起こるだろうとは思っていましたが、やはり起こりましたね。
GoogleのAdSenseは無制限にネットワークを広げていく性質がある以上こういった不正クリックやAdSense狩りのような問題は常につきまとうことになります。
とりあえずは裁判の行方を見守りましょう。

グーグル、成長の鈍化を示唆

ニュースソース(CNET Japan)
Googleは米国時間18日、米証券取引委員会(SEC)へ提出した書類のなかで、今後の売上成長率が過去数四半期と比べて鈍化する見通しであることを認めた。
まあ、鈍化はしても成長するんだね、ってこともいえるわけです。
今までのような急成長を続けられると思っている人がいるとすれば、単なる馬鹿か楽天家かのどちらかでしょう。
(まあ、どっちも同じようなもんだね)
なんか深くコメントするほど深いニュースじゃないのでここまでで。

オーバーチュア、RSSを使った広告配信を実験か

ニュースソース(CNET Japan)
記事の内容もさることながら、記事のタイトルの方が興味あります。
というのは
オーバーチュア、RSSを使った広告配信を実験
ものすごく東スポ的空気が感じられます(笑)
まあ、Overtureに限らず広告媒体社が広告配信ネットワークを広げようとするのは自然な流れです。
また、それがRSSというのも自然でしょう。
そんなに「東スポ」的な見出しを付けるほどの記事でもないような。

マイクロソフト、新しいウェブ検索エンジンのベータ版を公開

ニュースソース(CNET Japan)
Microsoftは米国時間11日に、同社のウェブ検索エンジンのベータ版を発表した。同社はこの技術を使って、ライバルのGoogleとYahooに追いつくという野心的な目標を掲げている。
New MSNサーチキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!
(まだBetaなので控えめに)
3社は固定ユーザーを獲得し、検索広告事業がもたらす数十億ドルの売上を巡って熾烈な競争を展開している。最終的にデスクトップ検索とインターネット検索を統合する計画のあるMicrosoftは、どの企業にとっても手強い競争相手と考えられているが、開発がスタートしてから20カ月経過しているのにもかかわらず、同社のサービスはいまだに具体的な形にはなっていない。一方、GoogleとYahooは、自分たちの技術に磨きをかけているように見える。
これは個人的にもAgreeです。
MSのSearch Strategy、つまりDesktop SearchとWeb Searchを統合させる、というのはほかの二社(Yahoo! / Google)と比べていささか遅れ気味な気がしています。というのもYahoo!もGoogleも今まで培ってきた”検索エンジン”としての素養があるわけですが、MSは元々検索エンジンではないために、後手に回ってしまっているのかな?と勘ぐってもしまいます。
GoogleもYahoo!もデスクトップ検索とウェブ検索の統合、というのがかなり具体性を持って見えてきているのに対して、MSはやろうとしていることはわかるのですが、具体性が未だに見えてきていない、という感じもします。
とはいえ技術大国のMSだけに遅ればせながら反撃ののろしを上げた、という感じはしていますけど。
「これは実戦ではなく、射撃練習場で練習しているようなものだ」と、業界専門家のDanny Sullivanは述べている。
こちらもAgreed。

Google、広告業者向けパートナープログラムを発表

ニュースソース(Japan.Internet.com)
Google (NASDAQ:GOOG) は10日、顧客用に複数の『AdWords』アカウントを管理している広告代理店などに向けた新パートナープログラム『Google Advertising Professionals』を開始した。先月 Overture がパートナープログラム『Ambassador』をインタラクティブ広告代理店向けに拡張したことに対抗する動きだ。
今までのインターネット広告よりも”Education”が非常に重要、という意味でSEMは異色かもしれません。Overtureの”Ambassdor”はそういう意味で代理店トレーニングに先鞭をつけたといえるのでしょうね。
ところでこのサービス、日本ではどうなるのでしょうか?

PPC 広告での掲載順位を考える―SEO だけでなくPPC 広告も「最適化」を―

ニュースソース(Japan.Internet.com)
うーん。悩みながらもつっこんでみます。
まず最初にタイトルから。
「PPC 広告での掲載順位を考える―SEO だけでなくPPC 広告も「最適化」を―」
今更こんなタイトルでコラムかかれても。。。という感じは正直あります。ただ、今のネット広告代理店がやっているかといわれると、正直人によるのかなあとも思ったりするわけです。
つまり最適化してくれる広告代理店、というよりも、最終的にはコンサルタント、営業マンの腕によるのかなあと。
つまりは、 1位表示ほどクリックコストがかからない一方、クリック数としては1位に遜色がなく、かつ比較的コンバージョンレートが高くなるであろう3位表示が、費用対効果の高い最適な掲載順位であるというものだ。
ある意味正しいけど、今なら三位表示じゃなくて四位表示がmuch betterな気もします。

結論としては、コスト効率のよい PPC 広告の運用を考えた場合、
1.ビックワードは可能な限り上位に掲載するよう入札する
2.スモールワードはそれほど上位ではない順位を試してみる
ことがベストだと考える。

この結論はともかく、問題はプロセスなんですよね。
この記事にはSEMの成功をはかる指標として「コンバージョン率(CVR)」と「CPA」しか登場していません。
しかしこの二つだけがPaid Listingの成功をはかる指標になるのでしょうか?
答えはもちろんNoですね。
コンバージョンの実数
ROAS(Return On Ad Spend)
SAMLAC(Sales After Margin Less Ad Cost)
などPaid Listingの成果をはかるための基準はCPAやCVRだけではありません。
むしろCPAとCVRという項目は、もっとも簡単に「最適化」が実現する項目といっても過言ではないでしょう。
つまりPaid Listingの手法において、これがベスト、という手法は実は存在せず、広告主の目的によって、様々なテクニックを組み合わせて、オーダーメイド的なサービスが、最終的にはベスト、ということになるのです。
確かにCPAやCVRは重要な指標ですし、そこを最適化することは大切ですが、SEMはそれだけではない、ということをより考えるべきではないでしょうか?