Terra Lycos が Lycos を売却か

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問題は買収自体ではなくてその金額、ということになるのでしょうか。
韓国の新聞『朝鮮日報』とスペインの『Expansion』紙によると、スペインの ISP、Terra Lycos (NASDAQ:TRLY) が米国のポータル事業 Lycos を韓国の ISP、Daum Communication に1億ドルで売却するという。
この報道が事実とすれば、わずか4年前に Terra が Lycos を買収した際に支払った125億ドルと比較にならない少額で手放すことになる。

ネットバブルの残照、という言い方をするとちょっとセンチメンタルな気分になりますが、ただ、そんな感じを強く受けます。
ただDaumにとってのメリットはなんなのか?そこも疑問。

エキサイトの2003年度決算、最終利益が倍増

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自分の元いたポータルはあっけなくつぶれてしまいましたが。
ページビュー、ユニークユーザー数も順調に伸びている。2004年6月のユニークユーザー数は1日当たり214万6000人となり、2003年4月時点に比べ63%増となった。ページビューは掲示板サービスの停止によって一時落ち込んだものの、2004年6月には1日当たり2720万ページビューとなり、2003年4月時点に比べ40%増となっている。
特に派手な宣伝などは行っていない(少なくとも自分にはそう見える)のに、この堅調な伸びといったら。尊敬に値します。
さらに
エキサイトはターゲットを都市圏に住むM1F1層(20~34歳の男女)に絞っており、広告単価が高いことが業績に寄与した。
この戦略も当たりましたね。
個人的な好き嫌いはともかくとして、「冬の時代」を生き残ったポータルとして着実な存在感を示せているのは、この戦略のおかげともいえるのでしょう。

lots of fun!

今日は下北沢でJeff Rootさん達と会食。
初めてお目にかかったのですが、あんなにフランクで楽しく、さらに予想していた以上の業界知識の持ち主だとは思ってもいませんでした。
Jeff! I’m very glad to meet you. Today’s meeting is very interesting and meaningful time for me.
and Love Beer!
thanks!
PS.
もちろん林さんや黒田さんにも感謝です。
何よりも今日のセッティングをしてくれた我が先輩にも感謝です。

Ask Jeeves が Google との契約を更新

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検索エンジンマーケティング考はAsk Jeevesを応援しています。
Ask Jeeves は、ポータルサイト『Excite』と広告ネットワーク『MaxOnline』のほかいくつものサイトを保有している。同社にとっては、Google との契約延長以外の選択肢として、テキスト広告リンクの提供企業を買収する、自社技術を開発する、または Google のライバル Overture と契約する、の3つがあった。
Ask Jeeves の広報担当によると、同社が Google との契約更新を選んだ理由の1つは、限られた資源を検索機能の向上に傾注するため、もう1つは、検索サービス業界準大手という立場からして、自社の検索サービスを (Google のように) より大規模な集約ネットワークに入れたほうが、CPC (クリック単価) を最大化できると判断したためだという。

まあ、基本線としては間違っていない選択だと思います。
ただ、FindWhatやKanoodleという選択肢もあったとは思うけれど。
Google との契約を更新したもう1つの理由として、その契約によって相当額の売上高を確保できることがある。これに対し、独自のキーワード入札/管理システムを開発したり、プロバイダを変更したりすれば、コストがどれだけかかるかわからない。しかし、自社の検索サービス事業用に独自のキーワード管理システムを持てば、膨大な利益を得られる可能性もある。Jupiter Research のアナリスト Nate Elliott 氏は、(Ask Jeeves がそうした可能性を追わずに行なった) 今回の契約更新について驚きを示した。
ここの考察はNate Elliottらしからぬ考察かと思います。
Ask Jeevesにせよ自社でやる、という選択肢はなかったわけではないにせよ、それを選択しなかったのは決して驚くようなことではありません。
というのはPaid Listing(検索連動型広告)におけるバックボーンシステムを開発すること自体は決して難しいことではないのですが、非常に多くの特許問題が絡んでいます。そのほころびをついて特許に関係してこないPaid Listing(検索連動型広告)のシステムを開発することは、かなりの難関のはずです。
(だからこそMSNのリスティングに注目するべき、という見方もできますね)
さらに、今から自社でリスティングシステムを開発しても、そこに今以上の広告主が集まってくるのか、という問題があります。
結局GoogleかOvertureを選択せざるを得ない、という状況だったのでしょう。

SEO/SEMの地平と彼岸

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結構まじめに分析してあります。
そもそも圧倒的に独自性があることが明らかなプレーヤーであれば検索結果は自明だから、漏斗に入った砂粒のごとく、ごくごく自然に利用者は件のプレーヤーのところに行き着くだろう。
一般論としてはYes、ですが、実はそうでもないのですよ。
圧倒的に独自性があることが、その独自性を発見するためのキーワードも独自である、という論法には必ずしもならないのです。
もうちょっとつっこんでいろいろ書こうと思いましたが、その前にちょっとSEOとSEMの定義付けがなかったのでもう一度しっかり書いておこうかと思います。
間違ってほしくないのはSEO=SEMという考え方だけはしてほしくないということです。
SEMにはPaid Listing / Paid for incusion / SEOという三つの軸があり、それぞれを連携させなければなりません。
一般的にいわれているSEOとはロボット型検索エンジンでの検索結果を上位表示すること、といわれています。
ただしこれは上位表示するだけがすべてではなく、一般的なウェブサイトのUser Interfaceなどの改善なども含まれることがあります。
またSEO/SEMは検索結果の上位にウェブサイトを表示すればいい、という簡単なものではありません。
最大の問題は成約数や成約率、CPAやROIといった、実際の成果面があってはじめてSEO/SEMが成立することになります。
小手先だけのSEO/SEMは、だれもが当然のごとく利用するようになった時点でコモディティ化するだろう。また、検索機能がいかに高度化しても、検索エンジンが単機能ハブでしかないなら、SEO/SEMのコモディティ化を中和し、そのエントロピー増大を抑えることはできないだろう。
そもそもSEO/SEMはウェブサイトを検索結果の上位に表示させることではなく、
検索エンジン経由からの成果をより大きくしよう、という手法で、
まず検索機能が最初にあるのではなく、インターネットユーザーの動向を最初に考えなければなりません。
そのユーザー動向からマーケティング戦略を決定し、そこからもっとも最適なSEO/SEMをTacticsとして運用する、という手順です。
そうなるとTacticsとしてのSEO/SEMは、競合の動き方ユーザー動向の変更によって取るべき戦略が変更になったときに変わっていく、という構図が絶対的に存在するため、
検索機能の高度化云々の前に、各社のインターネットマーケティング戦略がどのようなものであるか、
というところに大きくそのあり方が依存するものになります。
すなわち誰もが当然のごとくSEO/SEMを利用するようになったら、すでに利用しているユーザーは、その段階でSEO/SEMの具体的な手段・手法を変更しなければならなくなることがあります。
そうなると誰もがSEO/SEMを利用すればするほどコモディティとはかけ離れていくというイメージを自分は持っているわけです。
だって競合他社がSEO/SEMを導入してきた以上、それに対応した方策をとるのは当たり前で、
それはおそらく当初のSEO/SEM Tacticsよりもより複雑怪奇になっている可能性の方がおそらく高いだろうから。
まあ、確かに「小手先」のSEO/SEM業者も跋扈しているため、いまいち不安要素も持っていたりはするのですが。

グーグルの元幹部が年齢差別で同社を提訴

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一度Mountain ViewにあるGoogleの本社にいったことあるけど、確かに職場の雰囲気は若かったよなあ。
Googleの元幹部のBrian Reidが先週カリフォルニア州サンタクララの上級裁判所に提出した訴状によると、Googleは40歳以上の従業員を、募集や採用、雇用慣行の面において日常的に差別しているという。Reidは、54歳という年齢と糖尿病に関連した健康問題を理由に業務担当ディレクターの職を追われたと主張している。
実際はどうなのかは知る由もありませんが。
とりあえずGoogle関連ニュースってことで。

マイクロソフト、「Newsbot」のテスト開始へ–Google Newsに強敵

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久々にNews Searchの話題を聞いた気がしますが。
まずNews Searchとして思いつくのは、皆さんGoogle Newsだとおもいます。
自動的にニュースをクリッピングして整形して表示する、というところにGoogleの技術力の強さを感じるわけですが、Search Engine業界でも本気になったMSNがここにきてGoogle Newsの対抗馬を打ち出してきました。
基本的なサービス内容はGoogle Newsと大差ないようですが、これでニュース回収のスピードやRelevancyがGoogle Newsよりも高いとなると、技術の帝国同士のガチンコ勝負に拍車がかかることになりそうです。
Yahoo!もがんばれ!!

成長の兆しを見せるモバイル検索市場

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元モバイルサーチエディターとしては語らないわけにはいかないですね。
モバイル検索で、検索キーワード連動広告にどの程度活躍の場があるのか、まだ不透明な状況だ。携帯電話や PDA の画面は小さく、検索結果を表示しても余裕がないため、広告が入り込むことについて、歓迎するユーザーはかなり少ない恐れがある。ただし、モバイル機器で検索するという行為が一般化すれば、モバイル検索用に Web サイトを最適化するという部分が、急成長するサービスとなる可能性は十分にある。
確かに。ただモバイル検索とPC検索を同じ土俵で考えるとけがをする可能性もあります。
つまり携帯電話での検索は、より個人性指向が強いため、検索ワードの特殊性があったり、
一般的に普及している言葉は非常に少数のため一つのワードに最適化、および入札が集中する可能性がある、ということです。
そういったハードルを越えることができれば、可能性は我々が考えているよりも大きく広がるのかもしれません。