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検索エンジンマーケティング考は....
Paid Listing(検索結果連動広告)とSEO(検索エンジン最適化)、PFI、Contextual Ads(コンテンツ連動型広告)などSEM / 検索エンジンマーケティングに関するニュースクリップと分析・解説を掲載しています。
検索エンジンマーケティング考は....
Paid Listing(検索結果連動広告)とSEO(検索エンジン最適化)、PFI、Contextual Ads(コンテンツ連動型広告)などSEM / 検索エンジンマーケティングに関するニュースクリップと分析・解説を掲載しています。
January 21, 2010
ニュースソース(Cycling News)
元Overtureってことはつまり元米Yahoo!みたいな部分もなくはないわけですね。
そういう意味で米Yahoo!って古巣みたいなものなんです。
しかもまあsembearのtwitterをFollowしてくださってる方は既にご存知だとは思いますが、sembearは結構自転車に乗ってます。
自転車Blogも持ってますよ。
んで米Yahoo!が自転車チームを結成となれば、そりゃ触れないわけにはいかないわけです。
#実はこの情報は先日の業界分析飲み会で教えてもらったニュースだったりもする
んでさ、これ、結構なものなんだよね。ただ、なんつーかね。。。
おかしすぎるコメントが沢山ありすぎて、なんてコメントすれば良いことやら。。。。
#こんなこと以外に、やることはなかったのか。。。。。
まあ、sembearはYahoo!自転車部を応援します。
チームレディオジャックに追いつく日が来ることを記念しております。
元Overtureってことはつまり元米Yahoo!みたいな部分もなくはないわけですね。
そういう意味で米Yahoo!って古巣みたいなものなんです。
しかもまあsembearのtwitterをFollowしてくださってる方は既にご存知だとは思いますが、sembearは結構自転車に乗ってます。
自転車Blogも持ってますよ。
んで米Yahoo!が自転車チームを結成となれば、そりゃ触れないわけにはいかないわけです。
#実はこの情報は先日の業界分析飲み会で教えてもらったニュースだったりもする
んでさ、これ、結構なものなんだよね。ただ、なんつーかね。。。
おかしすぎるコメントが沢山ありすぎて、なんてコメントすれば良いことやら。。。。
#こんなこと以外に、やることはなかったのか。。。。。
まあ、sembearはYahoo!自転車部を応援します。
チームレディオジャックに追いつく日が来ることを記念しております。
January 19, 2010
今回は検索エンジンがらみの話ではありませんが、自分の経験談として。
#現実としてはこんなに綺麗に時系列に体験したわけじゃないけど、ある程度わかりやすくするために情報を整理してます。
前職ではいわゆる「グローバル」な仕事をしていました。例えば1日のスケジュールなんかでも
朝:アメリカと電話会議
午前中:タイと電話会議
昼から午後:日本の仕事
夕方以降:オランダと電話会議
夜:イギリスと電話会議
とまあざっとこんな感じ。月イチぐらいのペースでアメリカとか東南アジアに出張とかしてましたね。
あ、もちろんエコノミークラスで。
んでその中で痛感したこと。
前職はいわゆる「どベンチャー」企業で社長に直接レポートするProduct Markeingというロールだったわけです。
世界中のProduct Launchの戦略、Monetizeのロードマップ策定から実行まで、まあ何でも屋ってやつですね。
まあ、自分の驕りもあったわけですよ。っていうか驕ってたわけですよ。
検索の業界、特にトラフィックのMonetizeに関してはかなり経験を積んできたと思うし、世界的に見てモバイルのトラフィックのMonetizeなんてちゃんとやってる人あんまりいないわけです。んで自分がアメリカでセミナーとかやったらその後人だかりができるぐらいの反響があったりもして、とまあわかりやすく言うと図に乗っていたわけです。俺すげえんじゃん?みたいな。
そんなある日タイに出張に行くことになりました。タイとは毎週東南アジアのトラフィックのMonetizeに関する電話会議をしていて、そうとうプランが立ち遅れているのを実感していてそのテコ入れ、ってのが目的です。
日本を出発する前に特にタイの各種統計数値をまず収集します。人口、平均収入、年齢分布、性別、インターネット普及率、携帯電話普及率などなど。
もちろんそういったデータってのは第三者機関であったり、国家統計であったりするわけです。
それらを頭に叩き込んで、うっしゃ、いっちょやるか!と思ってタイに出発しました。
んで到着してホテルについて、ミネラルウォーターでも買おうかと現地のセブンイレブンに入りました。
その途中で結構綺麗な女の人がすごい話かけてきました、話かけてこないにせよ、ずっと見てました。
あー、こういう国なのね、と。
翌日現地スタッフとMTG。タイのオフィスには3人ほどスタッフがいます。
ひとりはヨーロッパの会社なんかでも働いたことのある現地トップ
もう一人はイギリスの大学に留学していた現場のトップ
そしてもう一人は英語が話せる現場スタッフ。
んで、いきなりそのMTGでどうも違和感を感じ始めました。
現地のトップと現場のトップの意見がうまく合わない。両方正しいと言うことがありえないぐらいの齟齬です。
話をして良くうちに、どうやら現場トップの意見のほうがただしそう、でもこの齟齬は何なんだろうかと思い始めました。
現場トップはしきりに"Please trust me"と連呼します。しかし彼の言う事を信じてしまうと現地のトップの意見とか発言は正しくない、という判断を下さないといけないぐらいくっきりと意見が分かれていました。
そんな違和感を抱えたまま、外部とのMTG。その過程で現場トップの発言の正しさを実感します。
そこで次の疑問です。なんで現地トップの意見はそこまでずれていたのか?
さらにMTGが終わりホテルに戻ってからスタバに行って街を眺めると、事前に収集した情報とは違う街の有様に戸惑いました。
このバラバラ感、違和感はいったい何なのか?不思議に思いながらその日は終わります。
翌日依然違和感を抱えたままMTGをこなして、ちょっと休憩をしようとスタバに向かいました。その時に現地のスタッフの女の子に
「スタバ行くけどなにか買ってこようか?」と声をかけたところ「そんな高いもの結構ですよ!」といわれてしまいました。
スタバって、世界でほぼ単価が一緒なんですよ。でもタイの年収から比較すると、それは高級品になってしまうんですね。
なるほど、途上国ってのはそういうことなのか、と思ったりしました。今となっては表層的な理解でしたが。
そして2日目に現場トップの車に乗って夕食を食べに行きました。
その時に現場トップがこう語りだしました。
「俺はタイの貧困度合いを見て何とかしようと思いイギリスの大学にいっていろいろ頑張った。でもな、そういうことができるのはほんの一握りだ。努力をするなんてことはこの国では無駄なことなんだよ、でもそれじゃだめなんだってことをみんなにわかって欲しいんだ」
初日からいろいろな違和感の中で、自分が思っていた以上にMonetizeの実行が難しいことがわかってくる中で自分は
「I know it's difficult, but "it is difficult" does not mean "it is impossible"」
こういう発言をしていて、彼はそういう発言が本当に大事なんだと(まあ本社から来ている俺に対するゴマすりもあるのかもしれないが)語っていました。
そして彼はこう続けます
「この国に関していろんな情報を仕入れてきていると思うが、目の前で起こっている現実が一番大事だ」
最初はその意味を間違った風に捉えていました。が、その発言の本当の意味は程なくしてわかることとなります。
翌日もいろんな会社の人達とMTGしました。そしてそのMTGの中でとある事実を発見します。
それは今まで現地トップから貰っていたレポートと著しい乖離があることと、事前に仕入れた各種統計情報に基づくと、こうはならないだろ、という現実です。
その日の夜、日本のとある大企業のタイ支社の支社長と夕食を食べることになりました。
彼はタイで働き始めて既に10年になろうかというベテランでタイ語もかなり話せます。
そして夕食の中で自分の素朴な疑問をぶつけてみました。すると。。。
「sembearさん、タイってのはね、公式の数字なんてありゃしないんですよ。人口ですら政府が正しく把握してるとは言えないんです。バンコクに何人の日本人がいるのかすら正確には分かりません。不法入国、私生児、ある種の人身売買は実際に行われていて、そんな状況で国家が何を把握できると思いますか?あなたが街で見たことが、この国の現実なんですよ」
目から鱗ですよ。
さらに話は続き、途上国の富の偏在の話へ
「インドもそうだけど、タイでも人口の1割程度の人が国の富の9割を牛耳ってると言って良い。携帯電話でいうと金持ちは3ヶ月ごとぐらいに携帯電話を買い換えます。古い端末は奥さんの物になります。奥さんの古い端末は子供、子供の端末はメイド、メイドの端末は運転手、運転手の端末は田舎の貧乏暮らしの家族の者になります。白ロムなんて露店でいくらでも売ってるんです。だからタイの携帯電話普及率は7割以上なんですよ」
いわゆる先進国において多少の差異はあれども富は平準化されがちです。ところが途上国の富は一極集中なんですね。そうなると国家としての消費行動はごくごく少数の金持ちによってのみ行われることになります。
タイであれば人口が4000万人といわれていますが、実際の経済活動は400万人ぐらいによって行われていると言っても良いわけです。
国家統計ですら事実でないというこの現実。その後もいろんな話を聞きましたが、自分が今まで培ってきたはずの方法論では通用しない現実を目の当たりにしました。その当時の自分の仕事の方法論って(今でもそうかも知れない)、いうなれば先進国でのみ通用するわけですね。統計、事実、信用、契約とあらゆるものが現実ってのが前提になるわけですよ。ところが途上国は統計も信頼できない、それに基づく事実はもはや虚構。信用なんてありゃしないし、契約なんて紙切れでしかない。
つまり現地トップはそういう状況下での上位10%の経済活動のレポートをしていたわけですね。
そして最後に
「sembearさん、街に出てください。電車とかバスとか露店とかいろいろ見て現実を感じてください。それがこの国でビジネスを成功させる鍵です」
といわれました。
その夜の会食を経てタクシーの中でいろいろ考えながら、自分が前もって準備していたあらゆるプランは全く無駄であることがわかってきました。
そして翌朝。MTGは午後からだったのでタイオフィスには向かわずに現地のいろいろなものを見て回りました。電車に乗って携帯電話をいじっている若者をみつつ、カフェで朝っぱらから売春婦を連れ回しているヨーロッパや日本のオヤジどもを見つつ、この国でビジネスをするためのいろんなことを考えてオフィスに向かいました。
そしてMTGをして現場トップと議論をしてなんとかプランを練り上げて日本に帰ってきました。
んで結果といえば、正直成功ではありませんでした。ビジネス的には完全に失敗です。
それは実際に訪問するまでの約1年、日本(ないしは先進国)でのみ通用する成功体験に基づいて電話会議をして、指示を出していたことが取り返しの付かないことだった、ということでもありました。
まあ世界同時不況を受けて練り直したプランが実行できなかったってのもあるんだけれども。それを差し引いても無力でした。
今となって振り返るといろいろな意味で本当に勉強になったと思います。
日本と欧米だけが世界じゃない。人口分布と言う意味ではひょっとすると少数派かもしれない。統計や知識ももちろん大事だけれど、現地の人、雰囲気、文化お互いがお互いに影響しあって市場が形成されている。そんな中で高々一個人が経験している方法論なんてまず通用しない。
だからまずその国の現実を感じること、情報を集めて現実を知った気になるんじゃなくて、街を歩いて人と話て現実を肌で感じること。
こういうフィールドワークなしに、海外でのビジネスは成功しないなと思います。
いつかまた世界で勝負する日に、きっとこの経験は役に立つだろうと思います。
#現実としてはこんなに綺麗に時系列に体験したわけじゃないけど、ある程度わかりやすくするために情報を整理してます。
前職ではいわゆる「グローバル」な仕事をしていました。例えば1日のスケジュールなんかでも
朝:アメリカと電話会議
午前中:タイと電話会議
昼から午後:日本の仕事
夕方以降:オランダと電話会議
夜:イギリスと電話会議
とまあざっとこんな感じ。月イチぐらいのペースでアメリカとか東南アジアに出張とかしてましたね。
あ、もちろんエコノミークラスで。
んでその中で痛感したこと。
前職はいわゆる「どベンチャー」企業で社長に直接レポートするProduct Markeingというロールだったわけです。
世界中のProduct Launchの戦略、Monetizeのロードマップ策定から実行まで、まあ何でも屋ってやつですね。
まあ、自分の驕りもあったわけですよ。っていうか驕ってたわけですよ。
検索の業界、特にトラフィックのMonetizeに関してはかなり経験を積んできたと思うし、世界的に見てモバイルのトラフィックのMonetizeなんてちゃんとやってる人あんまりいないわけです。んで自分がアメリカでセミナーとかやったらその後人だかりができるぐらいの反響があったりもして、とまあわかりやすく言うと図に乗っていたわけです。俺すげえんじゃん?みたいな。
そんなある日タイに出張に行くことになりました。タイとは毎週東南アジアのトラフィックのMonetizeに関する電話会議をしていて、そうとうプランが立ち遅れているのを実感していてそのテコ入れ、ってのが目的です。
日本を出発する前に特にタイの各種統計数値をまず収集します。人口、平均収入、年齢分布、性別、インターネット普及率、携帯電話普及率などなど。
もちろんそういったデータってのは第三者機関であったり、国家統計であったりするわけです。
それらを頭に叩き込んで、うっしゃ、いっちょやるか!と思ってタイに出発しました。
んで到着してホテルについて、ミネラルウォーターでも買おうかと現地のセブンイレブンに入りました。
その途中で結構綺麗な女の人がすごい話かけてきました、話かけてこないにせよ、ずっと見てました。
あー、こういう国なのね、と。
翌日現地スタッフとMTG。タイのオフィスには3人ほどスタッフがいます。
ひとりはヨーロッパの会社なんかでも働いたことのある現地トップ
もう一人はイギリスの大学に留学していた現場のトップ
そしてもう一人は英語が話せる現場スタッフ。
んで、いきなりそのMTGでどうも違和感を感じ始めました。
現地のトップと現場のトップの意見がうまく合わない。両方正しいと言うことがありえないぐらいの齟齬です。
話をして良くうちに、どうやら現場トップの意見のほうがただしそう、でもこの齟齬は何なんだろうかと思い始めました。
現場トップはしきりに"Please trust me"と連呼します。しかし彼の言う事を信じてしまうと現地のトップの意見とか発言は正しくない、という判断を下さないといけないぐらいくっきりと意見が分かれていました。
そんな違和感を抱えたまま、外部とのMTG。その過程で現場トップの発言の正しさを実感します。
そこで次の疑問です。なんで現地トップの意見はそこまでずれていたのか?
さらにMTGが終わりホテルに戻ってからスタバに行って街を眺めると、事前に収集した情報とは違う街の有様に戸惑いました。
このバラバラ感、違和感はいったい何なのか?不思議に思いながらその日は終わります。
翌日依然違和感を抱えたままMTGをこなして、ちょっと休憩をしようとスタバに向かいました。その時に現地のスタッフの女の子に
「スタバ行くけどなにか買ってこようか?」と声をかけたところ「そんな高いもの結構ですよ!」といわれてしまいました。
スタバって、世界でほぼ単価が一緒なんですよ。でもタイの年収から比較すると、それは高級品になってしまうんですね。
なるほど、途上国ってのはそういうことなのか、と思ったりしました。今となっては表層的な理解でしたが。
そして2日目に現場トップの車に乗って夕食を食べに行きました。
その時に現場トップがこう語りだしました。
「俺はタイの貧困度合いを見て何とかしようと思いイギリスの大学にいっていろいろ頑張った。でもな、そういうことができるのはほんの一握りだ。努力をするなんてことはこの国では無駄なことなんだよ、でもそれじゃだめなんだってことをみんなにわかって欲しいんだ」
初日からいろいろな違和感の中で、自分が思っていた以上にMonetizeの実行が難しいことがわかってくる中で自分は
「I know it's difficult, but "it is difficult" does not mean "it is impossible"」
こういう発言をしていて、彼はそういう発言が本当に大事なんだと(まあ本社から来ている俺に対するゴマすりもあるのかもしれないが)語っていました。
そして彼はこう続けます
「この国に関していろんな情報を仕入れてきていると思うが、目の前で起こっている現実が一番大事だ」
最初はその意味を間違った風に捉えていました。が、その発言の本当の意味は程なくしてわかることとなります。
翌日もいろんな会社の人達とMTGしました。そしてそのMTGの中でとある事実を発見します。
それは今まで現地トップから貰っていたレポートと著しい乖離があることと、事前に仕入れた各種統計情報に基づくと、こうはならないだろ、という現実です。
その日の夜、日本のとある大企業のタイ支社の支社長と夕食を食べることになりました。
彼はタイで働き始めて既に10年になろうかというベテランでタイ語もかなり話せます。
そして夕食の中で自分の素朴な疑問をぶつけてみました。すると。。。
「sembearさん、タイってのはね、公式の数字なんてありゃしないんですよ。人口ですら政府が正しく把握してるとは言えないんです。バンコクに何人の日本人がいるのかすら正確には分かりません。不法入国、私生児、ある種の人身売買は実際に行われていて、そんな状況で国家が何を把握できると思いますか?あなたが街で見たことが、この国の現実なんですよ」
目から鱗ですよ。
さらに話は続き、途上国の富の偏在の話へ
「インドもそうだけど、タイでも人口の1割程度の人が国の富の9割を牛耳ってると言って良い。携帯電話でいうと金持ちは3ヶ月ごとぐらいに携帯電話を買い換えます。古い端末は奥さんの物になります。奥さんの古い端末は子供、子供の端末はメイド、メイドの端末は運転手、運転手の端末は田舎の貧乏暮らしの家族の者になります。白ロムなんて露店でいくらでも売ってるんです。だからタイの携帯電話普及率は7割以上なんですよ」
いわゆる先進国において多少の差異はあれども富は平準化されがちです。ところが途上国の富は一極集中なんですね。そうなると国家としての消費行動はごくごく少数の金持ちによってのみ行われることになります。
タイであれば人口が4000万人といわれていますが、実際の経済活動は400万人ぐらいによって行われていると言っても良いわけです。
国家統計ですら事実でないというこの現実。その後もいろんな話を聞きましたが、自分が今まで培ってきたはずの方法論では通用しない現実を目の当たりにしました。その当時の自分の仕事の方法論って(今でもそうかも知れない)、いうなれば先進国でのみ通用するわけですね。統計、事実、信用、契約とあらゆるものが現実ってのが前提になるわけですよ。ところが途上国は統計も信頼できない、それに基づく事実はもはや虚構。信用なんてありゃしないし、契約なんて紙切れでしかない。
つまり現地トップはそういう状況下での上位10%の経済活動のレポートをしていたわけですね。
そして最後に
「sembearさん、街に出てください。電車とかバスとか露店とかいろいろ見て現実を感じてください。それがこの国でビジネスを成功させる鍵です」
といわれました。
その夜の会食を経てタクシーの中でいろいろ考えながら、自分が前もって準備していたあらゆるプランは全く無駄であることがわかってきました。
そして翌朝。MTGは午後からだったのでタイオフィスには向かわずに現地のいろいろなものを見て回りました。電車に乗って携帯電話をいじっている若者をみつつ、カフェで朝っぱらから売春婦を連れ回しているヨーロッパや日本のオヤジどもを見つつ、この国でビジネスをするためのいろんなことを考えてオフィスに向かいました。
そしてMTGをして現場トップと議論をしてなんとかプランを練り上げて日本に帰ってきました。
んで結果といえば、正直成功ではありませんでした。ビジネス的には完全に失敗です。
それは実際に訪問するまでの約1年、日本(ないしは先進国)でのみ通用する成功体験に基づいて電話会議をして、指示を出していたことが取り返しの付かないことだった、ということでもありました。
まあ世界同時不況を受けて練り直したプランが実行できなかったってのもあるんだけれども。それを差し引いても無力でした。
今となって振り返るといろいろな意味で本当に勉強になったと思います。
日本と欧米だけが世界じゃない。人口分布と言う意味ではひょっとすると少数派かもしれない。統計や知識ももちろん大事だけれど、現地の人、雰囲気、文化お互いがお互いに影響しあって市場が形成されている。そんな中で高々一個人が経験している方法論なんてまず通用しない。
だからまずその国の現実を感じること、情報を集めて現実を知った気になるんじゃなくて、街を歩いて人と話て現実を肌で感じること。
こういうフィールドワークなしに、海外でのビジネスは成功しないなと思います。
いつかまた世界で勝負する日に、きっとこの経験は役に立つだろうと思います。
January 05, 2010
ニュースソース(日経ビジネスオンライン)
GoogleとYahoo! Japanの比較についてって、なかなか個人的には両社に知り合いがいるし、もともとの仕事の関連もあるのでバイアスもかかってしまうんだけど、一度思いのたけってのを書いてみようと思う。
まず最初に書いておくけど、会社として、またそこに勤務している人に対して、基本的にはRespectをしています。
両者とも本当に良いウェブサービスを提供しようと日々試行錯誤を繰り返し、インターネットの発展に素晴らしく貢献していると思っています。
それはもちろん詭弁でも皮肉でもホメ殺しでもなく、純粋に心からそう思っています。
さて、本題。
井上さんとは何回かMTGもしていて、個人的にも強烈な存在感だなあとは思っているわけですが
ちょっと長い引用だけど
例えば金融情報では、プロ向けと初心者向けでは違うサービスになるべきだと思う。利用者の層に合わせて、あらゆるサービスを取りそろえるのは不可能だ。
そこでヤフーは、みんなにとって「合格点ぎりぎり」のサービスをできるだけ集める戦略を取っている。最大公約数と言ってもよい。それが一定の分量になると、「品揃え」が多いという新たな価値が生まれてくる。
足りないところは、パートナーと組んで行けばいい。これも、オープン化の精神の1つだ。
広告的な観点から行くと、ある意味最大公約数的なサービスが多く取り揃えられていることでインターネットユーザーの多数を占める初心者を多く取り込める、ってのは実は大変意義があります。
そりゃプロというか上級者クラスになるとサービス的に物足りなくなって利用しないこともあるでしょうが、そういった人達は原則少数派なんですよ。特にAd Networkっていうビジネスモデルって意味で言えば、配信数と広告数という数が多いことがビジネスの成功を決することも多く、そういう意味で多数派をとりこむと言う意味では間違いではないと思います。
将来は、日本以外の国にもインタレストマッチが広がっていくだろう。そうなれば、米ヤフーからインタレストマッチのライセンス料をもらうことになるかもしれない。
ライセンス料がどれぐらいになるか。詳細はまだ話し合っていない。ただ、ヤフージャパンは毎年、米ヤフーに(検索エンジンの使用料として)ロイヤリティを支払っている。それより少なくなるのは腹立たしい。結局は、両者を相殺するぐらいになるのではないか。
うーん、なんかもろもろコメントしたいけど、とりあえず引用だけでやめておこう。結構ここは重要だったりするぞ。
んでこの記事で最も注視したいのは井上さんのコメントではなくてインタビュアーの質問
ヤフーはユーザーに「驚き」を与えられているのでしょうか。例えばグーグルの「ストリートビュー」や「ブックサーチ」では、ユーザーが「すごい」と思ったからこそ、反発も強まったのではないでしょうか。グーグルと比べて、最近ヤフーは「すごい」サービスを生んでいないように思えます。
あのさ、ストリートビューってGoogleが元祖じゃないと思うんだよね。
ストリートビュー的なサービスって、自分が知ってる限り、Amazonが始めた"A9.com Maps"だと思うんですよ。
既にサービスは終わってると思うけれど
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20086462,00.htm
でもこれは「すごい」とは受け止められないまま終わってしまったんですね。UIの作り込みとか、サービスの提供の仕方とか、いろいろ問題はあると思うけれど、着想としてはストリートビューと一緒だと思うんですよ。
ついでにいうとBook Searchも多分Amazonが先だったんじゃないかなあ、サービスが始まったのはたしか2003年だし。
そういう意味でね、Googleがすごいってのはちょっとミスリードだと思う。もっとぶっちゃけて言えばインタビュアーの主観だね。
Googleのすごさはそういったアイデアをより洗練させて世の中に出せる開発力、UIの作り込み、そしてなによりマーケティングの力だと思ってます。
#だいたいGoogle AdWordsっていう検索連動型広告のビジネスモデルもYahoo!から特許仕様の許諾を受けてビジネスしてるってこと、知らない人も多いんじゃないかな。
ただね、誤解して欲しくないのは、だからといってGoogleがすごくないとか、アイデアをパクってビジネスしてる、っていう幼稚な話じゃないんですよ。アイデアなんて単なるアイデアで、それをより洗練させて世の中に受け入れられて、インターネットの拡大に貢献しているってのは紛れもない事実で、そこの名誉が毀損されるものではないんです。
そしてなによりGoogleのオーガニック検索の完成度、それこそ大量の検索クエリを処理しつつ安定して運用している技術力、外部からの被リンクをWeb pageの評価要素として取り入れた発想、それ以外にもGoogle Earth、Webmaster toolなど思い切った発想とそれを実現できる技術力、これらは素晴らしいイノベーションですし、それこそGoogleのすごさ、と言って良いと思います。
#まあ、一部は買収した企業の技術だったりもするので、そこんところも考えないといけないだけど、そこは割愛。
んで本題に戻そう、ストリートビューやブックサーチがなんで賛否両論の反響をもって受け入れられたかってことは、それがGoogleだったからですよ。
そりゃサービス自体もすごいと思いますよ。ただAmazonがやったとき、どれだけ議論になった?ポイントは他の会社が同じことをやったとしてもあんまり気にならないけれど、Googleがやるからこそメディアも扱うし、反響も大きくなる。
そこがGoogleのすごさなんですよ。誤解を承知で言えばProduct Marketingも含むMarketingの力。技術力よりもGoogleというブランドが先に立っている感すらある。
だから井上さんの言う
僕はすごいとは思わなかったけどね。法律がなければできることはたくさんある。ルールの中でできることをやろう、と考えると限定される。やっちゃいけないことは、やっちゃいけないんだよ。
確かにこれは半分は正しいのかもしれない。だってサービス自体は作れちゃうんだもん。
アイデア自体に目新しいものはないし、Yahoo! Japanだって作ろうと思えばできるでしょう。
でもやれない。確かに法律云々の部分はAdWordsの広告主の品質あたりも絡んでくるのでまるっきり間違いでもないけれど、そういう部分で議論をするよりも、Googleがやってしまっているという(ある種確信犯的な)思い切りの良さはすごいと思う。そういう見方をしないと本質論からずれそうな気がする。
グレーゾーンをせめているからすごいんじゃない。すごいものはすごい。ただしアイデアとかモノはそこまで素晴らしいものでもない。
いうなればGoogleがやると、基本的にメディアとか市場が注視する、その環境自体とその環境を作り出したことがすごい、ってことかな。
誤解のないように何度も言うけれど、ホメ殺しでもGoogleの批判でもないです。純粋にGoogleのProduct Marketingの力は強烈だと思います。
技術力もすごいと思うけれど、ただ規模とかスケールメリットとか考えるとYahoo! Japanが技術的に太刀打ちできないかっていうと違うとおもう。
意外に技術力を図るものさしって難しいんですよ。だからこそGoogleのProduct Marketingも含むMarketing力は凄まじいと思う。これには敬服します。
そういう意味で
グーグルですごいと言われているのは、いずれもグレーゾーンのものではないか。検索連動広告は米ヤフーの真似だし、ストリートビューはすごいけど一種の「のぞき」。ブックサーチは著作権無視のコピーだ。YouTubeだって、違法の動画がトラフィックの多くを占めている。
これも論点が違う気がするなー。上に書かれていることに間違いはないけれど、じゃオーガニック検索の適合性、クローリングの鮮度なんかはすごくないのか?いやすごいよ。普通にすごいと思いますよ。
ウェブサービスはいい加減にやっていいものではない。そこを無視して、「ベンチャーはスピード感が命」とか言うのは、そっちの方が問題じゃないかと思っている。
いわゆるベンチャーとかネット系大企業とかいろいろみてきたけれど、なんだかんだいわれてもYahoo! Japanのスピード感は凄まじいです。
もちろん社員5人のベンチャーのスピード感とは違うけれど、あの規模まで成長していながらもあのスピードを維持できるのはすごいと思います。
Yahoo! Japanって自分が知りうる限り日本で唯一、ECと広告とユーザー課金という3分野すべてで収益化に完全に成功している企業なんですよ。
広告だけでビジネスが成立している企業とは当然持っているデータの重みとか複雑性、セキュリティの度合いとかが段違いにちがうんですよ。
そういう意味でYahoo! JapanがGoogleよりも会社としてすごくないか、っていうとそんなことないですよ。甲乙付けがたいぐらい両社ともすごい会社です。
ついでにいうとサイバーエージェントもTwitterもFacebookもmixiもみんなすごいと思うよ。
ただ、Googleほど市場にインパクトを与えられるマーケティングとその環境を作り出せていないがために、評価が追いついていないんだと思います。
じゃあGoogleのマーケティング力の強さってなんだよ、って言う話もいつか書きたいと想います。
ここも大事なポイントだと思ってるのです。
まあ、いろいろ書きましたが、今年もよろしくお願いします。
sembear
GoogleとYahoo! Japanの比較についてって、なかなか個人的には両社に知り合いがいるし、もともとの仕事の関連もあるのでバイアスもかかってしまうんだけど、一度思いのたけってのを書いてみようと思う。
まず最初に書いておくけど、会社として、またそこに勤務している人に対して、基本的にはRespectをしています。
両者とも本当に良いウェブサービスを提供しようと日々試行錯誤を繰り返し、インターネットの発展に素晴らしく貢献していると思っています。
それはもちろん詭弁でも皮肉でもホメ殺しでもなく、純粋に心からそう思っています。
さて、本題。
井上さんとは何回かMTGもしていて、個人的にも強烈な存在感だなあとは思っているわけですが
ちょっと長い引用だけど
例えば金融情報では、プロ向けと初心者向けでは違うサービスになるべきだと思う。利用者の層に合わせて、あらゆるサービスを取りそろえるのは不可能だ。
そこでヤフーは、みんなにとって「合格点ぎりぎり」のサービスをできるだけ集める戦略を取っている。最大公約数と言ってもよい。それが一定の分量になると、「品揃え」が多いという新たな価値が生まれてくる。
足りないところは、パートナーと組んで行けばいい。これも、オープン化の精神の1つだ。
広告的な観点から行くと、ある意味最大公約数的なサービスが多く取り揃えられていることでインターネットユーザーの多数を占める初心者を多く取り込める、ってのは実は大変意義があります。
そりゃプロというか上級者クラスになるとサービス的に物足りなくなって利用しないこともあるでしょうが、そういった人達は原則少数派なんですよ。特にAd Networkっていうビジネスモデルって意味で言えば、配信数と広告数という数が多いことがビジネスの成功を決することも多く、そういう意味で多数派をとりこむと言う意味では間違いではないと思います。
将来は、日本以外の国にもインタレストマッチが広がっていくだろう。そうなれば、米ヤフーからインタレストマッチのライセンス料をもらうことになるかもしれない。
ライセンス料がどれぐらいになるか。詳細はまだ話し合っていない。ただ、ヤフージャパンは毎年、米ヤフーに(検索エンジンの使用料として)ロイヤリティを支払っている。それより少なくなるのは腹立たしい。結局は、両者を相殺するぐらいになるのではないか。
うーん、なんかもろもろコメントしたいけど、とりあえず引用だけでやめておこう。結構ここは重要だったりするぞ。
んでこの記事で最も注視したいのは井上さんのコメントではなくてインタビュアーの質問
ヤフーはユーザーに「驚き」を与えられているのでしょうか。例えばグーグルの「ストリートビュー」や「ブックサーチ」では、ユーザーが「すごい」と思ったからこそ、反発も強まったのではないでしょうか。グーグルと比べて、最近ヤフーは「すごい」サービスを生んでいないように思えます。
あのさ、ストリートビューってGoogleが元祖じゃないと思うんだよね。
ストリートビュー的なサービスって、自分が知ってる限り、Amazonが始めた"A9.com Maps"だと思うんですよ。
既にサービスは終わってると思うけれど
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20086462,00.htm
でもこれは「すごい」とは受け止められないまま終わってしまったんですね。UIの作り込みとか、サービスの提供の仕方とか、いろいろ問題はあると思うけれど、着想としてはストリートビューと一緒だと思うんですよ。
ついでにいうとBook Searchも多分Amazonが先だったんじゃないかなあ、サービスが始まったのはたしか2003年だし。
そういう意味でね、Googleがすごいってのはちょっとミスリードだと思う。もっとぶっちゃけて言えばインタビュアーの主観だね。
Googleのすごさはそういったアイデアをより洗練させて世の中に出せる開発力、UIの作り込み、そしてなによりマーケティングの力だと思ってます。
#だいたいGoogle AdWordsっていう検索連動型広告のビジネスモデルもYahoo!から特許仕様の許諾を受けてビジネスしてるってこと、知らない人も多いんじゃないかな。
ただね、誤解して欲しくないのは、だからといってGoogleがすごくないとか、アイデアをパクってビジネスしてる、っていう幼稚な話じゃないんですよ。アイデアなんて単なるアイデアで、それをより洗練させて世の中に受け入れられて、インターネットの拡大に貢献しているってのは紛れもない事実で、そこの名誉が毀損されるものではないんです。
そしてなによりGoogleのオーガニック検索の完成度、それこそ大量の検索クエリを処理しつつ安定して運用している技術力、外部からの被リンクをWeb pageの評価要素として取り入れた発想、それ以外にもGoogle Earth、Webmaster toolなど思い切った発想とそれを実現できる技術力、これらは素晴らしいイノベーションですし、それこそGoogleのすごさ、と言って良いと思います。
#まあ、一部は買収した企業の技術だったりもするので、そこんところも考えないといけないだけど、そこは割愛。
んで本題に戻そう、ストリートビューやブックサーチがなんで賛否両論の反響をもって受け入れられたかってことは、それがGoogleだったからですよ。
そりゃサービス自体もすごいと思いますよ。ただAmazonがやったとき、どれだけ議論になった?ポイントは他の会社が同じことをやったとしてもあんまり気にならないけれど、Googleがやるからこそメディアも扱うし、反響も大きくなる。
そこがGoogleのすごさなんですよ。誤解を承知で言えばProduct Marketingも含むMarketingの力。技術力よりもGoogleというブランドが先に立っている感すらある。
だから井上さんの言う
僕はすごいとは思わなかったけどね。法律がなければできることはたくさんある。ルールの中でできることをやろう、と考えると限定される。やっちゃいけないことは、やっちゃいけないんだよ。
確かにこれは半分は正しいのかもしれない。だってサービス自体は作れちゃうんだもん。
アイデア自体に目新しいものはないし、Yahoo! Japanだって作ろうと思えばできるでしょう。
でもやれない。確かに法律云々の部分はAdWordsの広告主の品質あたりも絡んでくるのでまるっきり間違いでもないけれど、そういう部分で議論をするよりも、Googleがやってしまっているという(ある種確信犯的な)思い切りの良さはすごいと思う。そういう見方をしないと本質論からずれそうな気がする。
グレーゾーンをせめているからすごいんじゃない。すごいものはすごい。ただしアイデアとかモノはそこまで素晴らしいものでもない。
いうなればGoogleがやると、基本的にメディアとか市場が注視する、その環境自体とその環境を作り出したことがすごい、ってことかな。
誤解のないように何度も言うけれど、ホメ殺しでもGoogleの批判でもないです。純粋にGoogleのProduct Marketingの力は強烈だと思います。
技術力もすごいと思うけれど、ただ規模とかスケールメリットとか考えるとYahoo! Japanが技術的に太刀打ちできないかっていうと違うとおもう。
意外に技術力を図るものさしって難しいんですよ。だからこそGoogleのProduct Marketingも含むMarketing力は凄まじいと思う。これには敬服します。
そういう意味で
グーグルですごいと言われているのは、いずれもグレーゾーンのものではないか。検索連動広告は米ヤフーの真似だし、ストリートビューはすごいけど一種の「のぞき」。ブックサーチは著作権無視のコピーだ。YouTubeだって、違法の動画がトラフィックの多くを占めている。
これも論点が違う気がするなー。上に書かれていることに間違いはないけれど、じゃオーガニック検索の適合性、クローリングの鮮度なんかはすごくないのか?いやすごいよ。普通にすごいと思いますよ。
ウェブサービスはいい加減にやっていいものではない。そこを無視して、「ベンチャーはスピード感が命」とか言うのは、そっちの方が問題じゃないかと思っている。
いわゆるベンチャーとかネット系大企業とかいろいろみてきたけれど、なんだかんだいわれてもYahoo! Japanのスピード感は凄まじいです。
もちろん社員5人のベンチャーのスピード感とは違うけれど、あの規模まで成長していながらもあのスピードを維持できるのはすごいと思います。
Yahoo! Japanって自分が知りうる限り日本で唯一、ECと広告とユーザー課金という3分野すべてで収益化に完全に成功している企業なんですよ。
広告だけでビジネスが成立している企業とは当然持っているデータの重みとか複雑性、セキュリティの度合いとかが段違いにちがうんですよ。
そういう意味でYahoo! JapanがGoogleよりも会社としてすごくないか、っていうとそんなことないですよ。甲乙付けがたいぐらい両社ともすごい会社です。
ついでにいうとサイバーエージェントもTwitterもFacebookもmixiもみんなすごいと思うよ。
ただ、Googleほど市場にインパクトを与えられるマーケティングとその環境を作り出せていないがために、評価が追いついていないんだと思います。
じゃあGoogleのマーケティング力の強さってなんだよ、って言う話もいつか書きたいと想います。
ここも大事なポイントだと思ってるのです。
まあ、いろいろ書きましたが、今年もよろしくお願いします。
sembear
November 25, 2009
ニュースソース
Twitter経由で仕入れた情報だけれど、あまりに的確かつ平易に書かれていてわかりやすいので、今後とも忘れないようにこちらに転載。
特に重要な点として。。。
Google:0.5秒遅くなると、検索数が20%減少する
うん、怖いですね、メインの事業ですからね。
Amazon:0.1秒遅くなると、売り上げが1%減少する
怖いですね、たった0.1秒遅くなることで数十億、数百億ぐらいの影響になってくるということです。このようにパフォーマンスが低下すれば収益に直に影響してくるといったケースが考えられます。だけども、うちはAmazonみたいに大きくないから考えすぎだよとおっしゃりたいかもしれません。
Aberdeen Groupというリサーチ会社が出したレポートによると、一般的に表示スピードが1秒遅くなると、PVは11%、CVは7%、顧客満足度は16%ダウンするといったことが報告されています。こういった数値を知っていればパフォーマンス対策をするための目標を決めやすいのではないでしょうか。
反応時間の3つの重要限界
* 心理的・感情的な違和感を感じないのは0.1秒まで
* 思考の流れが妨げられないのは1秒まで
* 注意力を維持できる限界の時間は10秒まで
この部分とか。広告配信だけじゃなくて広告主のサイト改善とかアクセス解析のJSタグなんかも当然考えないといけないよね。
Twitterを使うことでこういう情報も手に入ってくるってのは便利だね。
Twitter経由で仕入れた情報だけれど、あまりに的確かつ平易に書かれていてわかりやすいので、今後とも忘れないようにこちらに転載。
特に重要な点として。。。
Google:0.5秒遅くなると、検索数が20%減少する
うん、怖いですね、メインの事業ですからね。
Amazon:0.1秒遅くなると、売り上げが1%減少する
怖いですね、たった0.1秒遅くなることで数十億、数百億ぐらいの影響になってくるということです。このようにパフォーマンスが低下すれば収益に直に影響してくるといったケースが考えられます。だけども、うちはAmazonみたいに大きくないから考えすぎだよとおっしゃりたいかもしれません。
Aberdeen Groupというリサーチ会社が出したレポートによると、一般的に表示スピードが1秒遅くなると、PVは11%、CVは7%、顧客満足度は16%ダウンするといったことが報告されています。こういった数値を知っていればパフォーマンス対策をするための目標を決めやすいのではないでしょうか。
反応時間の3つの重要限界
* 心理的・感情的な違和感を感じないのは0.1秒まで
* 思考の流れが妨げられないのは1秒まで
* 注意力を維持できる限界の時間は10秒まで
この部分とか。広告配信だけじゃなくて広告主のサイト改善とかアクセス解析のJSタグなんかも当然考えないといけないよね。
Twitterを使うことでこういう情報も手に入ってくるってのは便利だね。
November 12, 2009
ニュースソース(CNET Japan)
久々に更新。Twitterでいつか書こうってメモを残しておいてよかったなあ。
Yahoo社内の一部の人々は、同社が検索市場に見切りをつけようとしているという話に若干困惑しているようだ。
まあね、俺が社内に残っていても困惑していたとは思うよ。
Yahooのバイスプレジデント兼検索マーケティング担当ジェネラルマネージャーDavid Pann氏は
おーDavid Pann。よくMTGしたなあ。こいつの顔これに出てる俳優さんにそっくりなんだよね(w。
というわけで本題
わたしがいつも受ける質問の1つは『Yahooはまだ検索に関心を持っているのか』だ。『もちろんだ』というのがその答えだ」
ふむ。かなり予想外の切り替えし。実際今回のMSとのDealでYahoo!は検索をやめた、と考える人のほうが圧倒的多数でしょう。
次のパラグラフ、ちょっと長いけど結構大事なポイントなので丸ごと引用。
問題は、Pann氏が語っていることが、検索(ウェブを巡回し、結果にインデックスを付け、クエリに対してデータを照合する事業)というよりむしろ、検索結果の表示方法だということだ。検索結果の表示とは、検索クエリによって生成されたデータを、役に立つような方法で巧みに並べ替える事業である。YahooがMicrosoftと交わした契約では(これが規制当局の審査を通過すると仮定して)、MicrosoftがYahooのウェブページにおける独占的な検索結果プロバイダーとなるが、その検索結果の表示方法をコントロールする権利はYahooが保持する。
つまり、だ。おいしい料理を作るためには最高の食材よりも調理法のほうが重要だって言う論理に近いね、いや、遠いか?
ともかく
検索エンジンって基本的にはどこでもやってることは一緒。ウェブサイトを収集して基本的には検索キーワードという引き金によって各エンジンごとに適合性が高いと思われる結果を返す。
ディレクトリ型とロボット型の違いってウェブサイトを収集するのが人力か、手作業かの違いでしかない。
んで、だ。ロボット型検索エンジンの大変なところって維持するのに結構なコストがかかることなんですよ。
クローラーとかIndexerももちろん、膨大な検索クエリをさばくためのバックエンドのインフラとか分散システムとか、とにかく金がかかる。
そう考えると特に前半部の部分は意味が深くなる。
問題は、Pann氏が語っていることが、検索(ウェブを巡回し、結果にインデックスを付け、クエリに対してデータを照合する事業)というよりむしろ、検索結果の表示方法だということだ。
ここんところね。
要は外からは見えないけれどお金がかかる部分からは手を引いて、外から見えるところに集中しよう、ということだね。
まあ、現実的にどこからどこまでやるのかっていう議論はあるんだと思うけど、この考え方には一定の説得力はあると思う。
んで記事は次のページに続き
この10年間で、ウェブページを巡回し、インデックスを作成し、ユーザーに表示する方法には革命がもたらされたという。Googleが明らかな勝者となった革命だ。
まさしくそうだね。
いやね、実はウェブページを巡回してインデックスを作成する部分って言うのは、もはや個人的には実はGoogleもYSTもBingもそうそう明確な差があるとは思ってないんですよ。
それは技術という意味ではなくビジネスという意味で。
最初に勝利したGoogleが先行者という意味で継続的に勝利しているけれど、技術基盤とか分散システムとか、そういう視点から見ると実は各社大差ない。
#実際検索エンジンのシステム面って、クエリ量が増えれば増えるほどそれを維持するクエリあたりのコストは基本的に低減して、
#それとは逆に検索連動型広告の売り上げは増えるので、先行者メリットで一度シェアをとると、基本的には勝ち続けられるのかも、と思ったり。
問題はどうやってユーザーが満足するSearch Experienceを提供できるかってことなんだよね。
それに対する見解が
しかし同氏は、これからの10年間は、検索はユーザーの意図を推測し、検索結果の提示方法を改善することに重点が置かれるようになると主張する。「現在差別化をもたらしているのは、現実の使用だ。人々がクエリをどのように入力するか」、そして、そのクエリを入力した際に本当は何を意味しているのかだ、と同氏は言う。
一理はあると思う。
Personalizationという切り口で読んでもいいけれど、もっと根源的な部分で考えたいね。
もはやさ、Click and Mortarじゃないけど、ネットで生活情報を探すなんてレアでもなんでもないんだよ。
現実社会の中で検索がどう使われて、どういう検索のあり方が寄り人々を幸せにするのか、ってことを模索はしないといけないと思うんだよね。
さらに言えばインターネットそのものも変化してると思うんですよ。古くからネットを使っている人であれば容易に想像がつくと思うけど、10年まえの1999年当時、BlogとかRSSとかAPIとかTwitterとかSNSとかYoutubeとかFlickrとか、想像できたかってことなんだよね。
この10年でインターネットってすごく進化したと思うんですよ。うちの親父がデジカメで写真を撮って、それをねたにBlogをかいたりできる世の中になっちゃったわけですよ。
そういう意味でやっぱり検索エンジンのあり方も変わらないといけないと思うし、バックエンドの部分だけじゃなくてフロントエンドの見せ方とかデザインとかも重要な要素ではあると思います。
が、大きな問題はそこにはあるんだなあ。
問題は後ほど述べるとして、先にDanny Sullivanのコメント。
Sullivan氏は2006年の「Why Search Sucks & You Won't Fix It The Way You Think」と題した記事で、ウェブ検索の歴史の中で行われてきたさまざまな試みのスクリーンショットをまとめ、ウェブユーザーには「クエリを入力して、検索ボタンをクリックし、一覧を生成する」という単純なやり方が非常に深く根付いているため、この使用パターンに手を加えようとする試みは失敗に終わることを示した。同氏は先週、3年たった今もあまり変わっていないと語った。
えっとですね、現状で検索エンジンって検索連動型広告の登場で、完全にお金を生むマシーンになっちゃったんですよね。それはYahoo!もGoogleももちろんBingも。
まだYahoo!とかMSは検索連動型広告以外にも収益源はあるからその両社に限っては重要な領域、ってだけだけど、Googleは完全にAdWordsに依存しているので、AdWordsの売り上げは会社の生命線なんだと思うんです。
んで検索連動型広告って
「クエリを入力して、検索ボタンをクリックし、一覧を生成する」という単純なやり方が非常に深く根付いている
ここのユーザー行動に大変深く根ざしているんですよ。だってさ、そういう広告だもん。検索キーワードという広告を引き当てるキーを受けてから広告の一覧を返す。
つまりインターネットが進化して、人々の生活モデルが現在進行形で変化しているのにもかかわらず、検索エンジン自体は、その収益源が検索連動型広告に依存しているがゆえに、検索エンジンそのもののイノベーションにチャレンジできないというこのジレンマ。
もっとはっきり言ってしまえば検索エンジンに新たなイノベーションを起こそうと思うと、AdWordsとかOvertureとかのビジネスモデルが使えなくなりかねないんですよ。
だからGoogleも劇的な検索のイノベーションとか、そもそもユーザーの検索行動を変えてしまうようなチャレンジってできないんだと思うし。
検索エンジンに新しいチャレンジを起こしたい、って気持ちと、でもお金は大事だよ、って思う気持ち、やっぱりイノベーションと呼ばれることを実現しようと思ったら一回は利益度外視でモノを考えないといけないのかねえ、とか思ったりします。
久々に更新。Twitterでいつか書こうってメモを残しておいてよかったなあ。
Yahoo社内の一部の人々は、同社が検索市場に見切りをつけようとしているという話に若干困惑しているようだ。
まあね、俺が社内に残っていても困惑していたとは思うよ。
Yahooのバイスプレジデント兼検索マーケティング担当ジェネラルマネージャーDavid Pann氏は
おーDavid Pann。よくMTGしたなあ。こいつの顔これに出てる俳優さんにそっくりなんだよね(w。
というわけで本題
わたしがいつも受ける質問の1つは『Yahooはまだ検索に関心を持っているのか』だ。『もちろんだ』というのがその答えだ」
ふむ。かなり予想外の切り替えし。実際今回のMSとのDealでYahoo!は検索をやめた、と考える人のほうが圧倒的多数でしょう。
次のパラグラフ、ちょっと長いけど結構大事なポイントなので丸ごと引用。
問題は、Pann氏が語っていることが、検索(ウェブを巡回し、結果にインデックスを付け、クエリに対してデータを照合する事業)というよりむしろ、検索結果の表示方法だということだ。検索結果の表示とは、検索クエリによって生成されたデータを、役に立つような方法で巧みに並べ替える事業である。YahooがMicrosoftと交わした契約では(これが規制当局の審査を通過すると仮定して)、MicrosoftがYahooのウェブページにおける独占的な検索結果プロバイダーとなるが、その検索結果の表示方法をコントロールする権利はYahooが保持する。
つまり、だ。おいしい料理を作るためには最高の食材よりも調理法のほうが重要だって言う論理に近いね、いや、遠いか?
ともかく
検索エンジンって基本的にはどこでもやってることは一緒。ウェブサイトを収集して基本的には検索キーワードという引き金によって各エンジンごとに適合性が高いと思われる結果を返す。
ディレクトリ型とロボット型の違いってウェブサイトを収集するのが人力か、手作業かの違いでしかない。
んで、だ。ロボット型検索エンジンの大変なところって維持するのに結構なコストがかかることなんですよ。
クローラーとかIndexerももちろん、膨大な検索クエリをさばくためのバックエンドのインフラとか分散システムとか、とにかく金がかかる。
そう考えると特に前半部の部分は意味が深くなる。
問題は、Pann氏が語っていることが、検索(ウェブを巡回し、結果にインデックスを付け、クエリに対してデータを照合する事業)というよりむしろ、検索結果の表示方法だということだ。
ここんところね。
要は外からは見えないけれどお金がかかる部分からは手を引いて、外から見えるところに集中しよう、ということだね。
まあ、現実的にどこからどこまでやるのかっていう議論はあるんだと思うけど、この考え方には一定の説得力はあると思う。
んで記事は次のページに続き
この10年間で、ウェブページを巡回し、インデックスを作成し、ユーザーに表示する方法には革命がもたらされたという。Googleが明らかな勝者となった革命だ。
まさしくそうだね。
いやね、実はウェブページを巡回してインデックスを作成する部分って言うのは、もはや個人的には実はGoogleもYSTもBingもそうそう明確な差があるとは思ってないんですよ。
それは技術という意味ではなくビジネスという意味で。
最初に勝利したGoogleが先行者という意味で継続的に勝利しているけれど、技術基盤とか分散システムとか、そういう視点から見ると実は各社大差ない。
#実際検索エンジンのシステム面って、クエリ量が増えれば増えるほどそれを維持するクエリあたりのコストは基本的に低減して、
#それとは逆に検索連動型広告の売り上げは増えるので、先行者メリットで一度シェアをとると、基本的には勝ち続けられるのかも、と思ったり。
問題はどうやってユーザーが満足するSearch Experienceを提供できるかってことなんだよね。
それに対する見解が
しかし同氏は、これからの10年間は、検索はユーザーの意図を推測し、検索結果の提示方法を改善することに重点が置かれるようになると主張する。「現在差別化をもたらしているのは、現実の使用だ。人々がクエリをどのように入力するか」、そして、そのクエリを入力した際に本当は何を意味しているのかだ、と同氏は言う。
一理はあると思う。
Personalizationという切り口で読んでもいいけれど、もっと根源的な部分で考えたいね。
もはやさ、Click and Mortarじゃないけど、ネットで生活情報を探すなんてレアでもなんでもないんだよ。
現実社会の中で検索がどう使われて、どういう検索のあり方が寄り人々を幸せにするのか、ってことを模索はしないといけないと思うんだよね。
さらに言えばインターネットそのものも変化してると思うんですよ。古くからネットを使っている人であれば容易に想像がつくと思うけど、10年まえの1999年当時、BlogとかRSSとかAPIとかTwitterとかSNSとかYoutubeとかFlickrとか、想像できたかってことなんだよね。
この10年でインターネットってすごく進化したと思うんですよ。うちの親父がデジカメで写真を撮って、それをねたにBlogをかいたりできる世の中になっちゃったわけですよ。
そういう意味でやっぱり検索エンジンのあり方も変わらないといけないと思うし、バックエンドの部分だけじゃなくてフロントエンドの見せ方とかデザインとかも重要な要素ではあると思います。
が、大きな問題はそこにはあるんだなあ。
問題は後ほど述べるとして、先にDanny Sullivanのコメント。
Sullivan氏は2006年の「Why Search Sucks & You Won't Fix It The Way You Think」と題した記事で、ウェブ検索の歴史の中で行われてきたさまざまな試みのスクリーンショットをまとめ、ウェブユーザーには「クエリを入力して、検索ボタンをクリックし、一覧を生成する」という単純なやり方が非常に深く根付いているため、この使用パターンに手を加えようとする試みは失敗に終わることを示した。同氏は先週、3年たった今もあまり変わっていないと語った。
えっとですね、現状で検索エンジンって検索連動型広告の登場で、完全にお金を生むマシーンになっちゃったんですよね。それはYahoo!もGoogleももちろんBingも。
まだYahoo!とかMSは検索連動型広告以外にも収益源はあるからその両社に限っては重要な領域、ってだけだけど、Googleは完全にAdWordsに依存しているので、AdWordsの売り上げは会社の生命線なんだと思うんです。
んで検索連動型広告って
「クエリを入力して、検索ボタンをクリックし、一覧を生成する」という単純なやり方が非常に深く根付いている
ここのユーザー行動に大変深く根ざしているんですよ。だってさ、そういう広告だもん。検索キーワードという広告を引き当てるキーを受けてから広告の一覧を返す。
つまりインターネットが進化して、人々の生活モデルが現在進行形で変化しているのにもかかわらず、検索エンジン自体は、その収益源が検索連動型広告に依存しているがゆえに、検索エンジンそのもののイノベーションにチャレンジできないというこのジレンマ。
もっとはっきり言ってしまえば検索エンジンに新たなイノベーションを起こそうと思うと、AdWordsとかOvertureとかのビジネスモデルが使えなくなりかねないんですよ。
だからGoogleも劇的な検索のイノベーションとか、そもそもユーザーの検索行動を変えてしまうようなチャレンジってできないんだと思うし。
検索エンジンに新しいチャレンジを起こしたい、って気持ちと、でもお金は大事だよ、って思う気持ち、やっぱりイノベーションと呼ばれることを実現しようと思ったら一回は利益度外視でモノを考えないといけないのかねえ、とか思ったりします。
October 01, 2009
旧オーバーチュアのウェブサイト
とまあ、今日は10月1日なわけですよ。
アイレップに2003年の7月に入社して、そこからオーバーチュアに入社したのが2004年6月21日。
http://www.sembear.com/item/112
最初に関わったLaunchはCelloだったかなあ。Violaって名前だったかなあ?予算消化のSmoothingとフレーズ一致、部分一致での課金額が完全一致と同じになるってLaunchだったと思うが。
そこからSearch Optimizer、スポンサードサーチモバイル、Panamaとかいろいろやったなあ。
つらいことも楽しいこともいろいろあったけど、あの5年間で自分の世界が一気に拓けたのは間違いないです。
かけがえのない仲間、しかも日本だけじゃなく世界中でできたし。
検索連動型広告というビジネスモデルがGoTo.comから始まった、ってことは一生忘れないと思うし、その財産を未来に引き継げるような仕事を今後もしていきたいと思います。
とまあ、今日は10月1日なわけですよ。
アイレップに2003年の7月に入社して、そこからオーバーチュアに入社したのが2004年6月21日。
http://www.sembear.com/item/112
最初に関わったLaunchはCelloだったかなあ。Violaって名前だったかなあ?予算消化のSmoothingとフレーズ一致、部分一致での課金額が完全一致と同じになるってLaunchだったと思うが。
そこからSearch Optimizer、スポンサードサーチモバイル、Panamaとかいろいろやったなあ。
つらいことも楽しいこともいろいろあったけど、あの5年間で自分の世界が一気に拓けたのは間違いないです。
かけがえのない仲間、しかも日本だけじゃなく世界中でできたし。
検索連動型広告というビジネスモデルがGoTo.comから始まった、ってことは一生忘れないと思うし、その財産を未来に引き継げるような仕事を今後もしていきたいと思います。
October 01, 2009
ニュースソース(Reuters)
なんとまあびっくりなニュース。
タイトルを見ていただければ一目瞭然だけれど、イギリスではインターネット広告費がテレビ広告費を抜いて、最大の広告メディアになったそうな。
まあ世界同時不況の影響もあるんだろうけど、それにしてもびっくり。
なんとまあびっくりなニュース。
タイトルを見ていただければ一目瞭然だけれど、イギリスではインターネット広告費がテレビ広告費を抜いて、最大の広告メディアになったそうな。
まあ世界同時不況の影響もあるんだろうけど、それにしてもびっくり。
September 11, 2009
September 09, 2009
というわけで前回の続きです
もう一個好きな機能でPanamaのFull Analyticsという機能があります。
すべての広告主に提供されている機能じゃないかもしれないけれど、大好きな機能です。
いや、何が好きかって、Overture以外のほかの広告の効果も測定できるんですよ。便利でしょ?
まあ自然来訪がトラッキングできないってのはどうかとも思うけれど、Overtureの管理画面で他の広告媒体の効果も測定できるって、これは結構便利だと思う。
しかもパラメータをちゃんと付与しておけば、取得している広告同士の相関関係も取得できるんですよ。完全ではないけれど。わかりやすく言うと異なる広告媒体同士でのアシストを取得できるんです。
たとえば俺の例で言うと、こないだみたオリンパスPENのバナーをみて、クリックしました。そして、OLYMPUS PENで検索してオリンパスのサイトからコンバージョンした場合、バナーがなければ俺がOLYMPUS PENってキーワードで検索するなんてありえなかったわけで、そういうアシストを取得することもできるんです。
個人的にはAISASを盲目的に信仰しているわけではないのだけれど、少なくともエンドユーザーがマーケティング活動に影響を受けて購買活動を行う際には、何かしらのプロセスがあるはずだと思ってます。たとえそれが衝動買いだとしても、衝動買いを行うに値する、何かの影響はあったわけだから。
それをできるだけ可視化するってのは大事だと思うんです。目先の最重要指標としてのCPAってのがあるとして、将来的なLTVとかオフラインでの購入とかまで理想的には可視化していかないとだめなんだろうと思います。
LTVという意味で言えば、コンバージョンしたユーザーにE-mailでセール情報とかを配信している場合も、このPanamaのFull analyticsでパラメータを付与しておけば、すでに顧客になったユーザーの購買活動なんかもトラッキングできるわけです。これも結構大事でしょ?
バナーで認知、コンテンツ連動と行動ターゲティングで興味・関心を喚起して、検索で刈り取り、E-mailでリテンションとか、基本的なマーケティング活動のトラッキングがOne Stopでできるんですよ。しかもアシストも取得できるしね。使い方はいろいろあるけれど、相当便利な機能だと思います。
あ、当然他のアクセス解析ツールなんかでもできることだし、そっちを使うのもぜんぜんOKですよ。特に自然流入とか、そこらへんを考えると。ただ意外に間接効果の測定ができるツールって限られる印象があるのでそこのところは注意しましょう。
んで使い方なのですが、他のアクセス解析ツールと基本的には一緒です。管理画面からJavaScriptのタグを発行して、パラメータを付けて広告を入稿して、効果測定開始です。まあ普通の話ですね。
さて、前回と今回の二回にわたってこんなことを書いたのは、別にOvertureの宣伝じゃないんですよ。そう思われるのは仕方のない書き方だとは思うけれど。
何が言いたいかって、効果測定するときに目先のCPAに振り回されて単価を下げるだけ、とかキーワードをオフにするだけ、とかE-mailは効果が合わないからやめとくか、とかそういうロジックじゃだめだよね、ってことが言いたかったのです。
たとえばあるキーワードのCVRが悪い、というときにOTUを使っていたとしましょう。Overtureの部分一致のロジックから、明らかに適合性の悪いキーワードが引っかかっていた場合、そのキーワードを対象外に設定することでCVRがあがるかもしれません。でもそのキーワードを対象外にすることでアシストが減るかもしれません。E-mailのコンバージョンが悪い、というのもPanamaのFull Analyticsで測定してみるとものすごいAssistかもしれません。もちろんそうじゃないかもしれません。
目先のCPAは大事だと思います。っていうか大事です。それが経営に直結している人もいると思います。でも何でそのCPAなのか、ってことをちゃんと理解せずに目先の調整だけで満足していては、それこそ機会損失だと思うんですよ。
人によってはAssistがコンバージョンしていない無駄なキーワードだっていう人もいます。まあ、そういう見方ができることは一切否定しないし、場合によってはそういう判断をするべきときもあるでしょうが、それだけにこだわってしまうと、部分最適どころか局所最適に陥って最終的にはシェアを失ってしまう可能性すらあるんだよ、ってことは頭に入れておかないといけないと思います。
特にインターネットが消費行動においてきわめて重要な役割を果たしている今、いかにユーザーの行動を可視化して、先手を打てるのかが鍵になると思っています。実際にそういうニーズも聞くしね。
さて、そういう心構えで、仕事しよう(w
もう一個好きな機能でPanamaのFull Analyticsという機能があります。
すべての広告主に提供されている機能じゃないかもしれないけれど、大好きな機能です。
いや、何が好きかって、Overture以外のほかの広告の効果も測定できるんですよ。便利でしょ?
まあ自然来訪がトラッキングできないってのはどうかとも思うけれど、Overtureの管理画面で他の広告媒体の効果も測定できるって、これは結構便利だと思う。
しかもパラメータをちゃんと付与しておけば、取得している広告同士の相関関係も取得できるんですよ。完全ではないけれど。わかりやすく言うと異なる広告媒体同士でのアシストを取得できるんです。
たとえば俺の例で言うと、こないだみたオリンパスPENのバナーをみて、クリックしました。そして、OLYMPUS PENで検索してオリンパスのサイトからコンバージョンした場合、バナーがなければ俺がOLYMPUS PENってキーワードで検索するなんてありえなかったわけで、そういうアシストを取得することもできるんです。
個人的にはAISASを盲目的に信仰しているわけではないのだけれど、少なくともエンドユーザーがマーケティング活動に影響を受けて購買活動を行う際には、何かしらのプロセスがあるはずだと思ってます。たとえそれが衝動買いだとしても、衝動買いを行うに値する、何かの影響はあったわけだから。
それをできるだけ可視化するってのは大事だと思うんです。目先の最重要指標としてのCPAってのがあるとして、将来的なLTVとかオフラインでの購入とかまで理想的には可視化していかないとだめなんだろうと思います。
LTVという意味で言えば、コンバージョンしたユーザーにE-mailでセール情報とかを配信している場合も、このPanamaのFull analyticsでパラメータを付与しておけば、すでに顧客になったユーザーの購買活動なんかもトラッキングできるわけです。これも結構大事でしょ?
バナーで認知、コンテンツ連動と行動ターゲティングで興味・関心を喚起して、検索で刈り取り、E-mailでリテンションとか、基本的なマーケティング活動のトラッキングがOne Stopでできるんですよ。しかもアシストも取得できるしね。使い方はいろいろあるけれど、相当便利な機能だと思います。
あ、当然他のアクセス解析ツールなんかでもできることだし、そっちを使うのもぜんぜんOKですよ。特に自然流入とか、そこらへんを考えると。ただ意外に間接効果の測定ができるツールって限られる印象があるのでそこのところは注意しましょう。
んで使い方なのですが、他のアクセス解析ツールと基本的には一緒です。管理画面からJavaScriptのタグを発行して、パラメータを付けて広告を入稿して、効果測定開始です。まあ普通の話ですね。
さて、前回と今回の二回にわたってこんなことを書いたのは、別にOvertureの宣伝じゃないんですよ。そう思われるのは仕方のない書き方だとは思うけれど。
何が言いたいかって、効果測定するときに目先のCPAに振り回されて単価を下げるだけ、とかキーワードをオフにするだけ、とかE-mailは効果が合わないからやめとくか、とかそういうロジックじゃだめだよね、ってことが言いたかったのです。
たとえばあるキーワードのCVRが悪い、というときにOTUを使っていたとしましょう。Overtureの部分一致のロジックから、明らかに適合性の悪いキーワードが引っかかっていた場合、そのキーワードを対象外に設定することでCVRがあがるかもしれません。でもそのキーワードを対象外にすることでアシストが減るかもしれません。E-mailのコンバージョンが悪い、というのもPanamaのFull Analyticsで測定してみるとものすごいAssistかもしれません。もちろんそうじゃないかもしれません。
目先のCPAは大事だと思います。っていうか大事です。それが経営に直結している人もいると思います。でも何でそのCPAなのか、ってことをちゃんと理解せずに目先の調整だけで満足していては、それこそ機会損失だと思うんですよ。
人によってはAssistがコンバージョンしていない無駄なキーワードだっていう人もいます。まあ、そういう見方ができることは一切否定しないし、場合によってはそういう判断をするべきときもあるでしょうが、それだけにこだわってしまうと、部分最適どころか局所最適に陥って最終的にはシェアを失ってしまう可能性すらあるんだよ、ってことは頭に入れておかないといけないと思います。
特にインターネットが消費行動においてきわめて重要な役割を果たしている今、いかにユーザーの行動を可視化して、先手を打てるのかが鍵になると思っています。実際にそういうニーズも聞くしね。
さて、そういう心構えで、仕事しよう(w
September 09, 2009
今回はニュースソースはありません。
さてと、1年間検索連動型広告の最前線から離れていましたが、今結構本気で最前線(いや、1.5列目かな)で仕事を始めています。
今回は自分の仕事の備忘録をかねてのポストです。
自分がOverture時代にLaunchしたいくつかの機能のうち、特に好きな機能が二つほどあります。
ひとつはトラッキングURL、もうひとつはAdvanced Analyticsという機能、特にアシストの測定の部分ですね。
#厳密に言えばトラッキングURLはOTUという機能で前任の方がLaunchしたのだけれど、機能拡張の部分をやったのは俺、ってことで俺のLaunchってことにさせてください(w>GS
この二つの機能、何がすばらしいかというとOvertureにとどまらないOnline marketingの全体最適をサポートする機能なんですよ。
まず一つ目のトラッキングURL。これはもともとOTU(Overture Tracking URL)という名前でリリースされていたので以下OTUを記します。このOTUって何が素敵かって、多彩なログ解析ツールとの連携が可能になるんです。環のシビラあたりが採用してますね。
そもそもインターネットユーザーがウェブサイトにどうやってアクセスしてくるかなんて、基本的には偶然の産物なんですよ。しかもどんなキーワードで検索して、どんな入札キーワードでヒットしたとか、そこまで行くと本当に天文学的な組み合わせがありえる話で、藁の山から針を抜き出すようなものなんですよ。
OvertureもGoogleもコンバージョン測定ツールってのは出してるけれど、それはあくまでどの入札キーワードからコンバージョンが発生したのかってことを明示するだけで、エンドユーザーの検索動向を正確に明示するものではなかったからね。
んでOTUを使うと何ができるかって言うと、クリックされたときのランディングページのURL(注:リダイレクトは使っていないとする)の末尾にOVRAW=xxxxx&OVKEY=xxxxx&OVMTC=xxxxというパラメータが差し込まれます。xxxxの部分はその時々で変わります。まずOVRAW=にはエンドユーザーが実際に入力した検索キーワード、OVKEYには広告主が入札して、検索キーワードによって引き当てられたキーワード、OVMTCはその検索キーワードと入札キーワードのマッチした種類(完全一致、部分一致とか)が明示されます。
OTUに対応しているアクセス解析ツールはこのパラメータを読み取って、どの入札キーワードが、どういうマッチングロジックで、どんな検索キーワードで引き当てられたか、ってのがわかるんですよ。
これだけじゃなんで便利かわからない、って人もいると思うけれど、たとえばキーワードが数十万単位で一個一個のキーワードについて効果を厳密に測定したいとき、どうしてもキーワード単位でトラッキング用のURLを付与しないといけなかったりしますが(個人的にはキーワードの数が数百でも十分めんどくさいのだけれど)、このOTUを使えば管理画面から有効にする、ってボタンをクリックすればアカウントの中の全部のキーワードに対して上記のルールでパラメータを付与してくれるんです。
さらにエンドユーザーが実際に入力したキーワードまでログに残してくれるので(まあリファラーとればいいのだけどね)、こういうキーワードも入札したほうがいいのか、という分析にも使える。そういう意味でも使い勝手のいい機能だと思ってます。
さらにそういうキーワードをGoogleとかに入稿したりだとか、SEOにフィードバックしたりだとか、ランディングページのコピーに生かしたりだとか、キーワードから導き出されるNext Stepって結構たくさんあるんですよね。本当にBasicな話だけれど、ここんところって結構重要。
アクセス解析業者さん、ぜひ採用してください。
さて、以上が直接効果の話、もっと大事なのは間接効果の話でAdvanced Analytics(Full Analyticsともいう)ですね。
ちょっと長くなったので、記事を分けましょう。
さてと、1年間検索連動型広告の最前線から離れていましたが、今結構本気で最前線(いや、1.5列目かな)で仕事を始めています。
今回は自分の仕事の備忘録をかねてのポストです。
自分がOverture時代にLaunchしたいくつかの機能のうち、特に好きな機能が二つほどあります。
ひとつはトラッキングURL、もうひとつはAdvanced Analyticsという機能、特にアシストの測定の部分ですね。
#厳密に言えばトラッキングURLはOTUという機能で前任の方がLaunchしたのだけれど、機能拡張の部分をやったのは俺、ってことで俺のLaunchってことにさせてください(w>GS
この二つの機能、何がすばらしいかというとOvertureにとどまらないOnline marketingの全体最適をサポートする機能なんですよ。
まず一つ目のトラッキングURL。これはもともとOTU(Overture Tracking URL)という名前でリリースされていたので以下OTUを記します。このOTUって何が素敵かって、多彩なログ解析ツールとの連携が可能になるんです。環のシビラあたりが採用してますね。
そもそもインターネットユーザーがウェブサイトにどうやってアクセスしてくるかなんて、基本的には偶然の産物なんですよ。しかもどんなキーワードで検索して、どんな入札キーワードでヒットしたとか、そこまで行くと本当に天文学的な組み合わせがありえる話で、藁の山から針を抜き出すようなものなんですよ。
OvertureもGoogleもコンバージョン測定ツールってのは出してるけれど、それはあくまでどの入札キーワードからコンバージョンが発生したのかってことを明示するだけで、エンドユーザーの検索動向を正確に明示するものではなかったからね。
んでOTUを使うと何ができるかって言うと、クリックされたときのランディングページのURL(注:リダイレクトは使っていないとする)の末尾にOVRAW=xxxxx&OVKEY=xxxxx&OVMTC=xxxxというパラメータが差し込まれます。xxxxの部分はその時々で変わります。まずOVRAW=にはエンドユーザーが実際に入力した検索キーワード、OVKEYには広告主が入札して、検索キーワードによって引き当てられたキーワード、OVMTCはその検索キーワードと入札キーワードのマッチした種類(完全一致、部分一致とか)が明示されます。
OTUに対応しているアクセス解析ツールはこのパラメータを読み取って、どの入札キーワードが、どういうマッチングロジックで、どんな検索キーワードで引き当てられたか、ってのがわかるんですよ。
これだけじゃなんで便利かわからない、って人もいると思うけれど、たとえばキーワードが数十万単位で一個一個のキーワードについて効果を厳密に測定したいとき、どうしてもキーワード単位でトラッキング用のURLを付与しないといけなかったりしますが(個人的にはキーワードの数が数百でも十分めんどくさいのだけれど)、このOTUを使えば管理画面から有効にする、ってボタンをクリックすればアカウントの中の全部のキーワードに対して上記のルールでパラメータを付与してくれるんです。
さらにエンドユーザーが実際に入力したキーワードまでログに残してくれるので(まあリファラーとればいいのだけどね)、こういうキーワードも入札したほうがいいのか、という分析にも使える。そういう意味でも使い勝手のいい機能だと思ってます。
さらにそういうキーワードをGoogleとかに入稿したりだとか、SEOにフィードバックしたりだとか、ランディングページのコピーに生かしたりだとか、キーワードから導き出されるNext Stepって結構たくさんあるんですよね。本当にBasicな話だけれど、ここんところって結構重要。
アクセス解析業者さん、ぜひ採用してください。
さて、以上が直接効果の話、もっと大事なのは間接効果の話でAdvanced Analytics(Full Analyticsともいう)ですね。
ちょっと長くなったので、記事を分けましょう。
September 03, 2009
というわけで今日はAdTechにいってみました。
会場は会社から歩いて15分ぐらい、意外に近い。
参加したセッションはSearch Marketingのセッション。それなりに面白かった。
ただ面白いってのがやや不純な動機であることは認めるけどね(w。
ただ、びっくりしたのが結構連絡を取っていなかった人たちとの再会。
これはこれでよかった。某氏いわく異業種交流会ならぬ同業者交流会って感じだな。
あとblog読んでます、って言われるのは予想以上に恥ずかしいってのも痛感しました。
あんまり変なこと書くのやめようかな。
会場は会社から歩いて15分ぐらい、意外に近い。
参加したセッションはSearch Marketingのセッション。それなりに面白かった。
ただ面白いってのがやや不純な動機であることは認めるけどね(w。
ただ、びっくりしたのが結構連絡を取っていなかった人たちとの再会。
これはこれでよかった。某氏いわく異業種交流会ならぬ同業者交流会って感じだな。
あとblog読んでます、って言われるのは予想以上に恥ずかしいってのも痛感しました。
あんまり変なこと書くのやめようかな。
August 25, 2009
ちょっとばっかりDB構成を変更したので念のためテスト書き込みでございます
August 22, 2009
ニュースソース(1)(MSN産経ニュース)
ニュースソース(2)(Nikkei.net)
ニュースソース(3)(SEM酒場)
いやね、微妙なんすよ。これ。
なんで微妙かって、まずちょーがつくほど今更感満載の記事なんですよね。
某ポータルの生臭坊主のKuroyagi氏も昨年の10月に「#今さら感あるけど大事なので。」って書いているネタをsembear.comで10カ月遅れで扱う今更感。
あと、それと同時になんで今頃産経新聞の記者はこれに飛びついたのか、っていう微妙感。
ま、他にも微妙な感じあるけれど、とりあえず本題へ。
問題が指摘されたのは、楽天が昨年6月から自社の検索サイト「インフォシーク」に導入した「楽天ad4U(アドフォーユー)」と呼ばれる広告配信システム。これは、インフォシークを訪れた利用者のパソコン上のブラウザ(閲覧ソフト)内に蓄積された過去のサイト閲覧履歴を15種類に分類。楽天がその情報に基づき、利用者の閲覧履歴に合わせた分野のネット広告を配信する仕組み。
ちょっと説明がわかりにくいのでぶっちゃけて書けば、要は広告の配信時に、広告を閲覧しているエンドユーザーがどんなサイトに訪問しているかというのを調べ上げて行動を補足する、ってことなんだが、まあ、その部分の説明は前述のKuroyagi氏のポストやNikkei.Netでの高木浩光氏の記事に詳しくあるので是非熟読していただきたく。
通常の行動ターゲティングであれば、普通自社(ないしは自社を含むパートナー企業)内部でのユーザーの行動履歴(検索キーワードがどんなだとかどんなコンテンツ見てるとか、そこらへんですねを参照して表示する広告を出し分けるわけだが、今回の楽天Ad4Uに関して言えばブラウザのバグを利用した悪質な行動履歴のHackでしかないわけで、正直好きじゃない。
あのね、これを言うと問題発言かもしれないんだけど、究極的にはエンドユーザーのあらゆる行動を補足して行動を出す、っていう流れに行くとは思うんですよ。一応厳密を期すために言うけど、この楽天Ad4Uという商品は問題だと思う(理由は後述)、ただし自社とそのグループ内のデータではなくそれ以外のデータも使った行動ターゲティングの配信やりましょう、っていうのは善か悪かとか、好きか嫌いかとかっていう話の前にまず理論とか思想のレベルとしては、多分あり。
いや、上の発言が微妙なのはわかってるんだけど、行動ターゲティングの究極系として、自社とそのグループだけじゃなくエンドユーザーのウェブの行動履歴をできるだけ多く補足したい、っていう願望は、恐らく行動ターゲティングという商品を設計する上で割と普通の話だと思う。ただね、理論とか思想のレベルで「それ以外のデータも使った行動ターゲティングの配信」ってのはたぶんいろんな人がいろんなことを考えてるんだけど、それこそユーザーのプライバシーの話とかいろんな制約の中でいろんなアイデアをボツにしたりしてるわけです。
じゃあおまえは行動ターゲティングの理想を実現した楽天Ad4Uを擁護するのか、っていわれそうだけど、ハッキリ言っちゃえば擁護しません。むしろ軽蔑します。
sembear的に今回の楽天Ad4Uって何が問題なのかというと、Kuroyagi氏のポストとかITProの記事にもあるように、これ特許を申請してるんですよ。
特許とっちゃうか、と。
そもそもブラウザのバグでしか成立しえない商品を、特許も申請して世にリリースするか、と。
それってプロとしてどうなんだろうか、と。
あのね、広告商品をリリースする上で、絶対責任者(PM)がいると思うんですよ(俺もそういう仕事を生業にしてるわけだが)。
会社の中でのいろんな指示(ぶっちゃけお金稼げ!って指示ね)とかプライオリティのなかで、なくなく商品を開発してリリースしなきゃいけないことってのは当然あるんですよ。ただね、PMとしては商品をリリースしてなんぼだし、それでどれだけ売りが上がるかってのも考えなきゃいけないし、なので最終的に会社が決定したことを覆すことって、基本できないんです。ま、おれはたまにやってたような気もするが。
エンドユーザーの行動履歴をぶっこぬく商品をリリースしたってのを、上の理由から100歩どころか10000000000歩ぐらい譲って許容したとしても、ブラウザのバグを利用して、それを特許だと言ってしまえるプロ意識の無さにハッキリ言ってがっかり。具体的に言うなら、ブラウザのバグに依存した広告商品をだす、ってのは会社の中の話として泣く泣く許容したとしても、プロ意識があるなら、バグに依存したビジネスモデルで特許なんて申請できないでしょ。
特許を取るってんだったら、まずそんな自分とこのシステムと完全に違うものに依存するなんてあり得んですよ。しかもそのシステムのいつ回収されるともわからないバグに依存したビジネスモデルの特許申請なんて、ハッキリ言って恥ずかしさ以外のなにものもないと思うんだが。
まあ、そう思わないのであれば、それはそういうものかもしれないのだけどね。だとしても他社のシステムのバグに依存するビジネスモデルってのは、やっぱり駄目だと思うよ。それを商品設計の前提に入れるってことも、正直あり得ないと思うし。
ニュースソース(2)(Nikkei.net)
ニュースソース(3)(SEM酒場)
いやね、微妙なんすよ。これ。
なんで微妙かって、まずちょーがつくほど今更感満載の記事なんですよね。
某ポータルの生臭坊主のKuroyagi氏も昨年の10月に「#今さら感あるけど大事なので。」って書いているネタをsembear.comで10カ月遅れで扱う今更感。
あと、それと同時になんで今頃産経新聞の記者はこれに飛びついたのか、っていう微妙感。
ま、他にも微妙な感じあるけれど、とりあえず本題へ。
問題が指摘されたのは、楽天が昨年6月から自社の検索サイト「インフォシーク」に導入した「楽天ad4U(アドフォーユー)」と呼ばれる広告配信システム。これは、インフォシークを訪れた利用者のパソコン上のブラウザ(閲覧ソフト)内に蓄積された過去のサイト閲覧履歴を15種類に分類。楽天がその情報に基づき、利用者の閲覧履歴に合わせた分野のネット広告を配信する仕組み。
ちょっと説明がわかりにくいのでぶっちゃけて書けば、要は広告の配信時に、広告を閲覧しているエンドユーザーがどんなサイトに訪問しているかというのを調べ上げて行動を補足する、ってことなんだが、まあ、その部分の説明は前述のKuroyagi氏のポストやNikkei.Netでの高木浩光氏の記事に詳しくあるので是非熟読していただきたく。
通常の行動ターゲティングであれば、普通自社(ないしは自社を含むパートナー企業)内部でのユーザーの行動履歴(検索キーワードがどんなだとかどんなコンテンツ見てるとか、そこらへんですねを参照して表示する広告を出し分けるわけだが、今回の楽天Ad4Uに関して言えばブラウザのバグを利用した悪質な行動履歴のHackでしかないわけで、正直好きじゃない。
あのね、これを言うと問題発言かもしれないんだけど、究極的にはエンドユーザーのあらゆる行動を補足して行動を出す、っていう流れに行くとは思うんですよ。一応厳密を期すために言うけど、この楽天Ad4Uという商品は問題だと思う(理由は後述)、ただし自社とそのグループ内のデータではなくそれ以外のデータも使った行動ターゲティングの配信やりましょう、っていうのは善か悪かとか、好きか嫌いかとかっていう話の前にまず理論とか思想のレベルとしては、多分あり。
いや、上の発言が微妙なのはわかってるんだけど、行動ターゲティングの究極系として、自社とそのグループだけじゃなくエンドユーザーのウェブの行動履歴をできるだけ多く補足したい、っていう願望は、恐らく行動ターゲティングという商品を設計する上で割と普通の話だと思う。ただね、理論とか思想のレベルで「それ以外のデータも使った行動ターゲティングの配信」ってのはたぶんいろんな人がいろんなことを考えてるんだけど、それこそユーザーのプライバシーの話とかいろんな制約の中でいろんなアイデアをボツにしたりしてるわけです。
じゃあおまえは行動ターゲティングの理想を実現した楽天Ad4Uを擁護するのか、っていわれそうだけど、ハッキリ言っちゃえば擁護しません。むしろ軽蔑します。
sembear的に今回の楽天Ad4Uって何が問題なのかというと、Kuroyagi氏のポストとかITProの記事にもあるように、これ特許を申請してるんですよ。
特許とっちゃうか、と。
そもそもブラウザのバグでしか成立しえない商品を、特許も申請して世にリリースするか、と。
それってプロとしてどうなんだろうか、と。
あのね、広告商品をリリースする上で、絶対責任者(PM)がいると思うんですよ(俺もそういう仕事を生業にしてるわけだが)。
会社の中でのいろんな指示(ぶっちゃけお金稼げ!って指示ね)とかプライオリティのなかで、なくなく商品を開発してリリースしなきゃいけないことってのは当然あるんですよ。ただね、PMとしては商品をリリースしてなんぼだし、それでどれだけ売りが上がるかってのも考えなきゃいけないし、なので最終的に会社が決定したことを覆すことって、基本できないんです。ま、おれはたまにやってたような気もするが。
エンドユーザーの行動履歴をぶっこぬく商品をリリースしたってのを、上の理由から100歩どころか10000000000歩ぐらい譲って許容したとしても、ブラウザのバグを利用して、それを特許だと言ってしまえるプロ意識の無さにハッキリ言ってがっかり。具体的に言うなら、ブラウザのバグに依存した広告商品をだす、ってのは会社の中の話として泣く泣く許容したとしても、プロ意識があるなら、バグに依存したビジネスモデルで特許なんて申請できないでしょ。
特許を取るってんだったら、まずそんな自分とこのシステムと完全に違うものに依存するなんてあり得んですよ。しかもそのシステムのいつ回収されるともわからないバグに依存したビジネスモデルの特許申請なんて、ハッキリ言って恥ずかしさ以外のなにものもないと思うんだが。
まあ、そう思わないのであれば、それはそういうものかもしれないのだけどね。だとしても他社のシステムのバグに依存するビジネスモデルってのは、やっぱり駄目だと思うよ。それを商品設計の前提に入れるってことも、正直あり得ないと思うし。
August 20, 2009
というわkで8/1付けでとあるインターネットポータルを運営している企業に転職しました。
とはいってもポータルに関係するところは、今のところあんまりやってないけど。
まあ、まだ3週間もたってないのでなんともいえない部分もありますが、それなりに楽しくやってます。
っていうかすんごい忙しいのだ。
今後ともぼちぼちこのBlogは更新していくつもりです、でもまたあんまり変なこと書けないよなあ。
まTwitterでもくだらないことも含めて情報発信をしているのでよろしければFollowしてあげてください。
取り急ぎ、元気にやってますよ、ってことだけですが。
とはいってもポータルに関係するところは、今のところあんまりやってないけど。
まあ、まだ3週間もたってないのでなんともいえない部分もありますが、それなりに楽しくやってます。
っていうかすんごい忙しいのだ。
今後ともぼちぼちこのBlogは更新していくつもりです、でもまたあんまり変なこと書けないよなあ。
まTwitterでもくだらないことも含めて情報発信をしているのでよろしければFollowしてあげてください。
取り急ぎ、元気にやってますよ、ってことだけですが。
July 31, 2009
というわけで昨日のPostでも書きましたが、転職します。
Yahoo!/Overtureをやめてから今の会社で1年ぐらい働きましたが、
退職の理由などはここでは書きません。
正直言って残念だったりもするけれど、まあ仕方がないこともあるんだと思います。
#別に首を切られたわけではないよ。念のため。
さて、次の会社ですが例のごとく社名はまだ書きませんが、
Y!でもGでもMでもありません。
ただ日本で検索に絡んでいて、広告/Monetizeにも絡んでいて、
ある程度影響力がある会社です。
まあ、これでわかりますね。あ、Repとかじゃないです。
1年ほどSEMのメインストリームから離れて、正直勘が鈍っている部分もあるけれど、
再開したこのBlogの更新とか、ここ数ヶ月いろんな人と話をしたりして、
やっと前線で戦えるだけの体力と知力は復活したかなと思ってます。
次の会社の勤務は来週からスタートなので、また更新が滞ると思いますが、
ぼちぼちやっていきます。
Yahoo!/Overtureをやめてから今の会社で1年ぐらい働きましたが、
退職の理由などはここでは書きません。
正直言って残念だったりもするけれど、まあ仕方がないこともあるんだと思います。
#別に首を切られたわけではないよ。念のため。
さて、次の会社ですが例のごとく社名はまだ書きませんが、
Y!でもGでもMでもありません。
ただ日本で検索に絡んでいて、広告/Monetizeにも絡んでいて、
ある程度影響力がある会社です。
まあ、これでわかりますね。あ、Repとかじゃないです。
1年ほどSEMのメインストリームから離れて、正直勘が鈍っている部分もあるけれど、
再開したこのBlogの更新とか、ここ数ヶ月いろんな人と話をしたりして、
やっと前線で戦えるだけの体力と知力は復活したかなと思ってます。
次の会社の勤務は来週からスタートなので、また更新が滞ると思いますが、
ぼちぼちやっていきます。

