2014年、年初のご挨拶

さて、年初のご挨拶です。
というわけでなんやかんや事件だらけだった2013年ですが、なんとか年を越せました。
冷や汗というか脂汗を書きながら、綱渡りの毎日ではありましたが。。。
で、2013年いろんなことをやった上で、2014年以降のいろんなことを考えて、ようやくまとまりましたので、年始のご挨拶がてらのPostをさせていただきます。
2013年8月の開業後ですが、実は殆どの仕事が人材育成・人材教育系です。APAC進出支援などのお仕事も単発でいただきましたが、ほとんどがセミナーとか勉強会を通しての人材育成でした。
でね、最初はそれを自分の事業ドメインにする気はまるでなかったのですが、やっぱり変えました。そっちをメインにします。
ちょっと独白になりますが、NTTレゾナント(クロスリスティング)を退職して香港でKenshooのチャレンジを始めたぐらいから、強烈な違和感を感じていたのですよ。ってのはそもそもKenshooでのチャレンジってのは自分が世界に通用する、世界で挑戦するということがあったわけですが、正直そんなのもうどうでもいいな、と。
自分が成長するとか通用することよりも、自分のスタッフ、自分のチームが世界で通用するか否かって言うことがすごく大事であって、自分がどうかってのはあんまり関係ないな、と。
これはNTTレゾナント/クロスリスティングという、ある意味で特殊な環境(どんな環境だってこの業界特殊なんだがね)の中の、組織づくりからスタッフ育成に関するもろもろの経験がすごく大きく作用していることは間違いありません。
で、この業界、歴史が短いじゃないですか。
# それこそ2002年とか2003年とかひょっとしたらその前の検索の歴史とか、
# 俺と渡辺さんがキャッキャウフフ言いながら盛り上がれるネタに
# ついてこれるひとって実はそうそういない
でね、歴史が短いってことは言い換えると短いながらも歴史があり、様々な企業が様々な存在意義を通してこの業界を形成してきたわけです。
しかしながら、その経緯を知っている人が少なく、日本の大手企業のようなジョブローテーションも存在しない状況で、現状のスタッフの方々が大局観、全体観を意識して振る舞うってことはなかなか難しく、そういう意味でキャリアパスも見えづらく、そういう意味で離職率も高いんだろうと思うわけです。
# sembear自身はジョブローテには否定的な意見も肯定的な意見も持っています
# 離職率が高い、ということ自体にも決して否定的ではありません。
で、そんな中を自分で言うのも何だけど、多分ずっと最先端突っ走って、一応VPまで務め上げた、という人間として、この業界に恩返しをするとして、自分の培った経験、知識をできるだけ広くあまねくいろんな会社さんに活用してもらうというのは、生意気でもあり自信過剰でもあるとは思うけれど、決してマイナスになる話ではないだろうと思っています。
なので、当面人材教育、人材育成、人材紹介の3つを事業の中核としてすえようと思っています。
具体的には
人材教育
-セミナー、勉強会の企画・実施
これは今でもやっていますがsembear自身が講師として色々なAgendaやテーマに即してセミナーを実施するものです。
アドテク講習もそうだしSEM講習もそうですね。
人材育成
-組織づくり支援、キャリアパス支援
運用型広告において組織づくりはそれそのものが企業としての力に直結します。
その中でスタッフの人が社内でのキャリアパスを描けるような職階やインセンティブ作り、
場合によっては個別指導でのスキル開発も承ります。
人材紹介
-人材紹介業・ヘッドハント
まあ、これはそのまんまですね。ご想像のとおりです。
結局会社ってのは人なんですよ。人がイキイキと働いている会社って、やっぱり強いじゃないですか。
運用型だからテクノロジーも必要だし、すごく大事なものなんだけど、だからこそ通用する人材の育成というのは日本のインターネット産業を大きくしていく上で、絶対必要なファクターなんだと思っています。
というわけでsembearの2014年のテーマを以下に定めました。
「世界に通用するインターネットビジネスとインターネット企業を、日本発で創出するために必要な人材の発掘と育成」
というわけで、サービス概要とかサイトとか、色々作り直しますが
ご発注お待ちしております!!!!!!
あ、あと、あけましておめでとうございます。今年も飼育係ともどもよろしくお願い致します。

インハウスと代理店のいい関係

なんか前回のPostがちーとばかり説明不足だったかもしれぬ、と思い立ち続編です。
前回のポストはあくまでテクノロジーが代理店を駆逐することはない、ってことを言っただけで、もろもろの進化により代理店が変質することを否定しているわけではないのです。むしろそこんところは肯定派です。
ただし、本質論としてのMedia Buyingとテクノロジーの選定・目利き、もっとわかりやすく言うと媒体を「握る」とかテクノロジー事業者を「握る」っていうことができる代理店という事業が打ち出せる価値ってのは今後も残り続けるってことを言ってるのですね。
んで、大事なのはそれができない代理店さんってのはそもそも現状の代理店としての機能が劣っているって話なのでそもそもおいといていい話なんだろうよ、と。
そんな状況の会社は代理店同士の競争の中で淘汰されていく運命であって、そもそもインハウスとか関係ないわけですな。握る、っていう表現じゃなくてもいいんだけど、要はこのクライアントに対してどのテクノロジーとどのメディアを組み合わせて、どうやってインプリするといいのか、っていう部分での付加価値が存在しないのであればそこに代理店(もっと言っちゃえば仲介業者)が介在する価値なんてSEM黎明期の2003年から既に存在し得なかったわけなんで。
結局のところテクノロジーの進化がもたらしたことはBuyingでもBiddingでも、その作業自体ができれば広告の出稿ができるようになった、という事実(もちろんそれ以外にもあるけれど、ね)で、その前段階で言うプランニングの部分とそのプランニングをどういうワークフローに落とし込むか部分は相変わらず人間の知見が必要なわけです。そういう意味でその分野の「プロ」としての業態・職種は存在するだろうよ、ってことなのです。
インハウスでできるようになった部分はもちろん増えているわけだけど、そこが増えれば増えるほど(つまりインハウスでできることが増えれば増えるほど)本来代理店という業態ができることは増えて、高度化して、高付加価値になるはず、っていうのがちょっと見落とされがちじゃね?っていうことなんですね。大事なことなのでもう一度書くけど、インハウスでできることが増えれば増えるほど、代理店としての自分たちができることの価値が上がるっていうことがこれから先、結構大事なんだと思うのですよ。
で、問題なのは、それだけのことができるように代理店として機能しているときに、収益モデルが今のままでいいのか、ってのはまた別問題。
高付加価値、ってことは当然それなりのコストも時間もかかるってことになるので、今の収益モデル、収益構造のままでそう言った変質が達成されうるか、っていうのが個人的には気がかりなのです。
#とはいえ、SEMの運用一つですら2003年当時はペイしないと思われていた分野ではあるので、なんだかんだいってできちゃうのかもしれないのだけど。
#で、こういう分野に興味のある方はぜひご発注くださいな!ご発注じゃなくても打ち合わせ行きますよ!
というわけで久々に一日2本のPostでした。

テクノロジーと代理店の今後(と年末のご挨拶)

というわけで年内最後のポストになる予定。
えっとですね、いろんなところで講演とかセミナーとか満載の2013年後半でしたが、ちょっと改めて言っておきたいことがあるのでポストします。
よくいわれるのですよ、以下のような質問。
「sembearさん、テクノロジーが進化することによって代理店の運用ではなくインハウス化が進むと思うんですがどう思います?」
どちらかというとこれって代理店さん側からよく聞かれるのですけど、ポジショントークも減ったくれもなく答えは「No」です。
あのですね、テクノロジーが進化する=運用業務が楽になるってことじゃないんですよ。もっと言うとテクノロジーが進化する=誰でも運用ができるようになるってことでもないんです。
もちろん現状からは多少変わるかもしれないけど、それが代理店不要論になることはあり得ないと思ってます。
Search Summitでも言ったけれど、最終的にテクノロジーってのは人間の頭で考えるマーケティングの戦略(別に戦術でもよい)とかコンセプトが前提となってはじめて動くわけです。
ってのはロボットだから。あらかじめ何かしらの前提、キャンペーン構成だとかキーワードそのものだとかサイトそのものだとかっていうのがあって初めてその前提条件の中での最大化なり最適化を支援するものであって、それ以上じゃないのです。テクノロジーってのは。
でね、その前提条件の中で最もテクノロジーがどうしようもないところが実は二つあります。
ひとつ目がMedia Buyingですね。オペレーションとかアルゴリズムってのは前提としてのMedia Buyingがあって初めて成立する世界なのですよ。
っていうことを言うと、いやいや、だってMedia Buyingもテクノロジーで動くじゃん、とかProgramatic Media Buyingっていうのもあるじゃん、っていう人もいて、まあそれはそれで否定しないんだけどさ、ただ、テクノロジーからBuying(というか入稿ね)ができるリスティングとかリタゲとか、DSPでも、コンバージョンをゴールにした運用をする中で相互に影響を与えているっていうのは事実で、いつも例に出すコンバージョン重複問題ってのもその一例だけどね。
もちろんテクノロジーが進化をすることでインハウス運用者が管理画面上でBuyingができる、サーチもDSPもリタゲもすべてを俯瞰して運用するっていうことは理論上可能。ただし、それは前提として「それら以外は使わない」とか「管理画面経由以外の広告買い付けをしない」っていうレベルの最適化であって、媒体を握る、とか新しいものを取り入れる、とかっていうレベルで代理店にしかできないことっていうのが逆に増えてくるのですよ。
言い方を変えるとテクノロジーを導入すればいいのだ、というレベルで運用を語っている代理店さんはある意味つらいと思う。それって差別化要因にならないから。
二つ目が管理画面の裏側の部分。もちろん管理画面から把握できることっていうのはとてもリッチになったし、それだけで相当なレベルの意思決定ができるようにはなっているんだけど、ほんとのところ突き詰めると、やっぱり足りない。
テクノロジー(というかAd Technology Productって言った方がいいね)を使いこなすためには、その管理画面の裏側とかそれぞれのProductの仕様表では把握しきれない特徴とか、比較ができないとやっぱり難しいのです。
インハウスでのテクノロジーの活用ってどうしても管理画面とか、その使ってるプロダクトに依存する部分って出てきちゃうけど、本当にこのプロダクトでいいのか?とかそういう部分ってやっぱりいろんな会社と付き合いのある代理店でないと情報も入ってこないし、正直難しいと思うのですよ。それこそツール事業者を「握る」とかね、そういう部分も出てくるし。
冒頭の結論の部分とはあえて矛盾したことを書けば、インハウス化する広告主さんは増えると思います。ただ、代理店がそれを超えるValueが出せないかっていうと絶対にそんなことはない。
むしろテクノロジーが進化すればするほど、代理店という業種は必要性を増すはずなんですよ、っていうことは言っておきたいなあと思った次第です。
#まあ、その時の「代理店」ってのが今の在り方と同質かっていうとそれは違うかもしれないけどね
まあ、結論としては、そういう部分で自社のノウハウとかテクノロジーに対する理解を深めて、より一層の高みを目指そうという代理店さんは、ぜひ弊社のご発注ください!っていうことなんですけど。
で、2013年ももう年の瀬です。
sembear時代は年中無休ですが一応仕事納め的なものは12/27の金曜日を予定しています。年明けは1/6からの業務開始です。
それではみなさん、よいお年を!

SMX Socialと独立して三カ月と業界歴10年

というわけでもろもろまとめてのPostです。
まず独立して3カ月がたちました。思いのほかハードワークですが、とはいえ楽しいです。
今回本当はそこまで独立しようと思っていたわけではないのですが、流れに任せた結果、自分とも向き合うことができたし、独立してよかったなと思っています。
来年の1-3期には法人化する予定です。4月かな。
この三カ月と先週の米国出張で、業界歴10年で結構それなりに最先端突っ走ったという自覚もあった自分のこれまでの10年を思いのほか冷静に振り返ることができました。
そして、その10年が自分の人格の大部分を占めていて、sembearというキャラも含めて自分の一部になっているこの環境で仕事ができるのは、想像以上に幸せなようです。
この先はわからないけどね。
で、そんなこんなで先週LAからラスベガスを回るアメリカツアーを敢行してきました。観光じゃないよ。仕事だよ。
LAではいくつかのアドテク企業との打ち合わせをして、某SSPとかとは現実的に協業することまで視野に入れたディスカッションができました。
収益化でお悩みの媒体の方、ご連絡ください
で、ラスベガスで開催されたSMX Socialですがかなり興味深かったです。
facebookページでも書きましたが、今のアメリカのSocialの状況って2002年のSEMの状況にかなり近いなあと。そもそもSocialってどう使うのが正しいの?とかどういう目的で実施するの?っていう課題はいまだにありますが、オーガニックにユーザーを自社のfacebookページやTwitterアカウントに誘導してフォロワーとかファンを増やすっていうことはありつつ、とはいえそのファンを増やす活動で自社に誘導する上で広告も必要だよね、っていう議論ってSEOとリスティングが出てきて使われ始めた2000年代初頭の状況にすごく近いと思うわけです。
かつ、今回SMX Socialで思ったことはパネリスト各位がほぼ同様の見解や考え方をもっている、という点、一昨年とか昨年も別のSocial系のカンファレンスにはでていたけれど、その時に感じたパネリスト同士の祖語や見解の相違は今回あまり見られなかったなあ、と。
そういう意味でSocial Marketingにどう向き合って、どういう風に取り扱うべきか、というコンセンサスが市場にできてきたなあ、という印象も持っています。こうなると一気に広がるのかな、という思いもありますね。
来年以降、sembearとしては運用型広告のサポート、というよりは運用者のサポートをスローガンにビジネスをしていく所存です。米国の最新情報、テクノロジーの使い方、プラットフォーム統合支援など色々なジャンルにおいて日本の運用者を支援していくことをビジネスのドメインとして定めました。たぶん10年の経験ってのはそういう風に使うべきでしょうし、10年の経験があるからこその上に描いたようなSocialの状況の分析も含めて日本の運用者(リス男・リス女)がより輝けるような支援をビジネスとして進めていこうと思っています。
この三カ月で過去10年とこれからの10年を冷静に振り返ることができたのはよかったですね。最終的にはラスベガスで一つ棚卸ができたなあ、と思う今日この頃です。
というわけで、sembearへのご相談はこちらのフォームからよろしくお願いいたします!

ライガー師へのアンサーソング(検索連動型広告こそがインターネットを劇的に進化させて来た)

ニュースソース(検索連動型広告こそがインターネットを劇的に進化させて来た/sem-labo)
というわけでSearch Summitの後始末もひと段落して、事業家としてのsembearに戻りましたよ。
で、その割にこの阿部さんの記事を引用させてもらうんだけど、実はこれってかなり本質論だしその割にかたられない視点でもあったりします。
以前SEM-Cafeで「塾長直伝!リス男リス女のキャリアパスを真剣に考えるnight!」という会をやった時のプレゼンでも書いたことだし、発言したことでもあるんだけど、リスティング以前と以降ではこの業界はまるで変っています。たとえば
(1)PDCAを回すという概念はリスティング以前にはほとんど存在しなかった
(2)ネット広告で効果を測定する、ということをリスティングが当たり前にした
(3)なにより「運用者」という立場を生み出した
現在いろんなところでSEMの基礎講座とか、アドテクの基礎講座みたいな講義をやってますが、実際のところ、リスティング以前と以降で業界がどう変わったのか、ってのを知っていないと、本質論がわからんのです。
検索連動型広告が出現する前の検索エンジンは膨大な費用のかかるコストセンターでしかなかった訳です。それが検索連動型広告の出現により、大きなビジネスとなっていきました。その恩恵によってGoogleやYahooが莫大な資産を築き、その資産を元にさまざまなサービスを提供していきました。そしてそのほとんどが無料で提供されていくわけですから、インターネットは加速度的に進化したのだ、という話なんですけど、そういった言わばインターネットの中心で仕事ができていると思うと、なんだか感慨深いものがありました。知らないけど。
はい、ここテストに出ます。
某所でやってるSEM基礎の中でも説明しましたが、検索エンジンってお金がかかるものなんです(特にIndexerの部分)、そこを圧倒的な収益効率でもって利益を生み出したのがリスティング広告なんですね。だからこそ革命的だし、本質的なんです。
革命的でも本質的でもないものが、こんなにダイナミックに世の中を変えることなんでできやしないですよええ。
だからこそ昨今の「アドテク」ブームにちょっと違和感があったわけです。
テクノロジーとしてのInnovationは素晴らしいし、それ自身を否定はしないんだけれども、結局SEMっていうものが作り上げたパラダイムに乗っかってるよね、と。
なのでSEMの理解がない人(SEMの実績がない、という意味ではない)が運用を語る、ってのに違和感を持ってしまう部分もあるわけですよ。
書き出しながらこういう話は酒の席でするべきだ、と思ったのでこの辺にしておきますけれど、やっぱり検索という行為はまだまだ非常に興味深いものがありますし、その周りで働くということは素晴らしいことだと思うのです。
とまあ、実際そういう部分があったことは認めますがね>酒の席
ただ、酒の席で話してることって、意外に本質だったりする今日この頃。
というわけでここに書いたような検索の本質、SEMの本質、歴史や知識など、sembearでは各種講義、講演を承っております。
人材教育、人材育成でお悩みの経営者の方、マネージャーの方、ご依頼、ご相談はこちらのフォームよりよろしくお願いいたします!
#最終的には営業ポストですしおすし

Search Summit Tokyo 2013のお礼、およびsembear的お知らせ

さて、昨日大変な盛り上がりとともにSearch Summit Tokyo、無事開催できました。
ご来場いただいた方、手弁当でスタッフ協力していただいた方、登壇者の方、皆様のお力添えあってこそのイベントでした。
誠にありがとうございました!!!
(今回は藤田まことは封印する)
#というかBackstageとあいさつとパネリストってのはなかなかHeavy Taskだった。
さて、開会の挨拶時にも言いましたが、Search SummitはSMXやSES的な、運用者のためのイベントです。
かつ今回東京での開催に参加できなかった方も多数いらっしゃいます。
現状ではまだ未定ですが、Search Summit Fukuoka、Search Summit Osakaなど、各都市での開催を現在検討しております。
土地が変われば検索も変わります。その土地ならではのコンテンツと土地をまたいだ本質的な話の両立ができるような形で実施したいと思っています。
2002年に市場が立ち上がり、10年たってSEMは相当大きなな市場規模になっています。プレイヤーの立ち位置や取り組み方も様々ですが、同じ世界で働いている人間同士が情報をシェアして、議論することで、単なる額の話ではない意味で業界が進んでいくんだと思っています。過去のポストで恐縮ですが、
ただ、日本のリスティング「業界」が欧米のそれと比較してそれだけ人を惹きつける魅力があるのか?そこで働いている人の専門性は?かつ日本発のInnovationって?(いや、あるにはあるんだよ)って考えると、実は「産業」として日本のSEMはアメリカと比較すると「後進国」と言わざるを得ない部分もあるわけです。もちろん日本で一流と言われている人たちは素晴らしいけれど、残念ながらその人数は米国の方が圧倒的に多い。悔しいし、認めたくないけれど、これはある種の事実だと思う。
こういう部分を打破する一種の狼煙として、Search Summitを今後も動かしていきたいと思っております。
今後ともお付き合いいただけますよう、よろしくお願いいたします。
sembearのクマの方
<<<<<<<<で、ここからお知らせです。>>>>>>>>
昨日のSearch Summitで一部の方からツッコミを受けましたが、sembearは現在チーム名になっています。
#特にサンノミヤさん
#っていうかSearch Summitの開催告知↓でも書いたのだけどね
#15年とは早いもので、sembearもずいぶんオトナになり、かつもはやsembearは一人ではなくなりました。
ですので、今後自分が個人として情報を発信する場合は「sembearのクマの方」としてもろもろ発表していきます。
#sembearのTwitterはクマのほうが一人で更新してます。
#sembearのfacebookページはクマの方と飼育係が二人で更新してます。
#このBlogは当面クマのほうが書きますがいずれ飼育係が登場するかもしれません。
また、この「検索エンジンマーケティング考」ですが11/1(予定)をもってURLを移転します。移転後のURLは
http://www.sembear.com/blog/1
となります。(現状でもアクセスできますが)
現在のURLwww.sembear.comはsembearというチームの事業ページとして再スタート予定です。
事業概要もかなり固まりつつありますし、それは今後、順次発表させていただきます。
取り急ぎ、今後ともsembear(というチーム)をお引き立ていただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
sembearのクマの方

sembearの事業紹介

営業ポストです。
で、個人事業主をはじめてからいろいろなことがありましたが、まあ元気にやってます。Markezineさんで連載もしてますし、執筆活動も進めたり、代理店さん向けの講演、教育プログラムとか作ったり、常駐してのプロジェクト参加とかやっております。
後まだかけませんがとある海外のツールやプラットフォームにも関わることになりそうです。早ければ来月下旬には発表できるかなあ。。。
で、基本的にはそんな生活をしていますが、来年のスケジュールはがら空きです。という訳で営業ポストをさせていただきます。
現状sembear(屋号って意味ね)としては基本的に以下の五つのビジネスを承っています。
#追記。もうちょっとコンセプトから説明します。
sembear(個人名ではなく屋号です)で何を目指すのか、というとMarketing/Ad Technologyを「使いこなす」ことを支援する事業をメインに考えています。
コンセプトはMarketing Technology Boutiqueとでもいう事業ですね。
自分ところで開発することも考えてはいますが、現状のリソースではなかなかそうもいかないので、当面は既存のものを使いこなすことをコンサルティングやアドバイザリーという形で支援していきます。
原則として対象は代理店さんを考えています。個別の広告主さんも条件によってはお引き受けしますが、こちらからアプローチすることはあまりないと思います。
そういう意味でDemand SideもSupply Sideも含みます。マーケティングの最適化支援もやるしMonetization(収益化)の最大化支援もやります。
過去にsembear(これは個人名)がやってきたことって原則的にはProduct/Platformを提供する側にずっといたんですけど、心は運用者なんですよね。
運用する人の知見を最大化するようなTechnologyやProductの選定、統合、戦略立案、教育、というのを今後はやっていく予定です。
#追記終わり

(1)アドテク使いこなす系
これはどちらかというと代理店さん向けのサービスになると思いますが、色んなプラットフォームが百花繚乱状態のアドテク市場でございまして、ただそれぞれのプラットフォームがどんな特徴があって、どこが違いで、どういう差別化が可能なのか、ということを俯瞰的に分析しないと、実はうまく使いこなせません。
当方としては基本的なテクノロジーについての理解を深める教育プログラム、講演などをとおしてそういったプラットフォームの違いや特性を理解し、広告主さんに適切なツールの選定や導入が出来るようノウハウ蓄積やアドバイスを行うサービスを提供しております。
具体的な内容は原則全てオーダーメイドで作り上げますので一言では言えませんが、実際のところテクノロジーを使いこなすのは人なので、その部分を充実させたいとお考えの代理店さんやWeb制作会社の方は、是非ともお声がけください。
場合によっては私がTA(Technical Advisor)として常駐することもこのサービスには含まれます
(2)SEMを極めたい系
SEM(これはSEO+リスティング、という意味のSEM)ですが、本質的に検索エンジンってどういうもので、どういう考え方をすれば良いのか、というのって実はあんまり知られていません。
ツールの使い方とか以前に、そもそも検索とは何ぞやということをみっちりと講義するプログラムです。
テクニックをノウハウにするためには、そもそも共通言語としての考え方が必要だと思うのです。
(3)海外系
日本のアドテク企業の海外進出支援は個人的にはここ数年の大きなテーマです。
OvertureやKenshoo時代に培った海外での人脈やネットワークを通して海外進出支援のアドバイザリー業務を行います。
また、M&Aやアライアンスまで含めた業務支援なども行います。
また海外プラットフォームの日本進出支援も行っています。基本的にsembearとして「これはよい!」というものしか引き受けていませんので、どういうプラットフォームを取り扱うかが決まり次第順次ご連絡させていただきます。
(4)メディア系
で、元々sembearってのは媒体側の方が経験長いので、ネット広告商品の開発だったり設計だったりとかっていうのも得意です。
かつ収益化支援とかそういうことも得意分野になります。
こちらは来年初頭にサービス化予定です!
(5)いろいろ
まあ、基本的にはsembearのリソースで日本のネット広告業界を盛り上げたい、ということなので上記に関わらずこういうことできない?というご依頼があれば何でも話は聞きます。というかえり好みできるほどの状況でもありません。
で、興味のある方は
こちらのフォームよりお問い合わせをいただくか
xyz あっとまーく sembear.biz
までメールをください!新宿駅の伝言板ってどうやらもう無いらしいのでせめてメールアドレスだけでもxyzに依頼、というのを実現してみました。
是非是非ご依頼、お待ちしております!

というわけで連載始めました

ニュースソース(現在のデジタルマーケティング/アドテクノロジーにおける検索連動型広告の位置づけ)
とまあね、普段ならBlogで書くところではありますが、今回翔泳社様のご厚意に甘え連載という運びになりました。
というかこのタイミングでフリーランスになった(なりたかった)理由がこの手の中立な立ち位置で自分の意見を発露する、っていうのはあるわけですよ。
今まではどこかに所属してのある種のポジショントークもそれなりにあったけれど、中立かつフラットに自分の見解と意思を表明するってのも大事だな、とね。
あと、この連載は(当然と言えば当然だけど)、Search Summit Tokyoとも若干Linkしています。ここまで複雑化したDigital Marketingだからこそ、Searchの可能性と重要性をもう一度確認しないといけない、という意識は共通していたりするので。踊り場だとかなんだとかいう人もいるけれど、本質的にDigital Marketingに携わっていればそういう発想にはならないと思うんですわ。
ですので是非ともMarkezineさんの記事を読んでいいね!するなりTweetするなりして、今後ともsembearをご愛顧いただけますよう、よろしくお願いいたします。
sembear

Search Summit Tokyo 2013 – 「検索は無くならない」

ニュースソース(SearchSummit.jp)
という訳で今回はギャグ無しのマジです。
いつ頃からか、SEMは踊り場だとかよく聞くようになりました。しかしながらSEMの現場からその声は聞こえてきません。
いつ頃からか、運用型広告という言葉で語る人が増えてきました。でもその文脈に「検索」という視点が無い人が相当数います。
いつ頃からか、SEOがマーケティングじゃないような風潮を感じることがありました。消費者の検索キーワードを考えること無く順位を上げるTrickだけを追求する人間が多いなあと。
15年前のLycos Japanを皮切りに、アイレップ、オーバーチュア、MCN、NTTレゾナント/クロスリスティング、Kenshooと一貫して検索、SEMに携わってきました。15年の中でいろいろなことが変わりました、変わらないこともありました。Yahoo! Japanのディレクトリに一歩でも近づこうとしてLycosでEditorとして働き始め、Googleが登場し、検索連動型広告が登場し、Blended Searchが生まれ、スマホが拡大し、Enhanced Campaignが登場し、15年前と比べると正直検索業界は様変わりしました。
ただ、一つだけもっとも本質的なことは変わっていません。
それは「人々は検索する」という事実です。
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うーん、ここまで書いたけど、やっぱりダメだ。いつものテンションに戻そう。上のような書き方は今回のPostじゃ無理だ。
あのね、俺自身運用型広告、って言葉は否定しないよ。良い分類だと思う。これは本当に本音としてそう思ってる。
たださ、忘れてほしくないのが、どんなにターゲティング精度が向上しようが、ミリ秒単位で広告を返す技術が発展しようが、海外のInventoryを買い付けることができようが、Socialの情報で人のデモグラとかが正確に把握できるようになろうがさ、人には「何かを求めている」っていう瞬間っていうのがあって、その瞬間に検索をしていることが多い、ってのがまた事実。
んでね、検索するとき、人は自分の欲求を「明示的」に「キーワード」という形で入力していて、その「求めている」瞬間に「キーワード」を使ってマッチしている情報を出すことが出来る以上、SEMってのは替えの効かないマーケティング手法なんですよ。Only Oneなわけ。
ここんところいいかな?大事なことだから二度でも三度でも言おう。
耳の穴をかっぽじってよーく聞いてほしいんだけど、消費者が何かを求めているその「リアルタイム」に広告を掲出する手段ってのは、どんなに技術が発達しても「検索窓」っていうインターフェースと「キーワード」っていう触媒が無い限り絶対に無理なのよ。
あるものを欲しいと思っている人が、一番欲しいと思っているタイミングで、商品をお勧めできるのはSEM以外に存在しない。どんなにAudience TargetingやRetargetingの精度が向上しようと、検索行為という引き金を元に広告掲載がなされるSEM以外では、全ての予測モデルは予測でしかないのです。明示じゃない。あくまで予測。
何度も言うけど、自信の欲求を「明示的」に「キーワード」っていう形で入力することで広告が引き当てられる以上、SEMってのは他の広告手法と比較するものではないのよ。
#ある広告主さんから実際に言われたんだけどDSPってユーザーが欲しいと思った瞬間にリアルタイムに広告が出せるんですよね、とかいいやがるんですよ。
#あのね、それやりたかったらSEMやらんかい。
でね、人は何かを求めるときに情報を集めて、悩み、分析し、そして決断するわけ。仕事だって買い物だって恋愛だって、今日の晩ご飯だってそう。
#きっとヨネスケだって晩ご飯で突撃するときいろんな情報を集めてる!!
#あ、今回ギャグ抜きだったはずなのに!!!
#100tハンマーで叩かれる!!!!
つか、それが人間って生き物の、もはや習性ってやつ。
で、それって以前も書いた通りアトリビューションに置ける態度変容だったりもするんだけど、その視覚化でも検索が必要不可欠なの。リファラーとかそういう次元じゃなく、人が「検索する」っていう行為という意味でね。いくらテクノロジーが進化しても、消費者が明示的に自分の欲求を入力するインターフェースが検索である以上、その情報を抜きにアトリビューションとか語ることがちゃんちゃらおかしい訳。
だからね、アトリビューションでも運用型広告でもなんでもいいんだけど、そもそもSEMの業務上避けて通れない「キーワード選択」っていう作業ってのはあらゆることの基礎なの。消費者がものを買ったり、意思決定する上で悩むことを視覚的かつ明示的ににわかる唯一の手段が検索キーワードだから。その視点が無いとはっきり言ってあらゆる「アドテク」って機械任せのコンバージョン獲得の自動化だけで、はっきり言えばマーケティングでも何でも無い訳だ。人間なんかいらねえよ、機械にやらせろそんなもん。
#はっきり言うが自動化は必要だし、手作業を礼讃してる訳ではない。つか元Kenshooだしね。
#ただ、自動化の先にある人間の知見を無視するやり方は俺の主義ではない。
#人間の知見を最大化するための補助としてテクノロジーと自動化が存在しないといけないはずだ。
だから、今回Search Summit Tokyoを企画・主催しました。
別に他の広告手法よりSEMが優れている、ということを言いたい訳じゃない。言いたいどころか、そんなことは0.1mmも思ってない。
ただ、SEMを抜きにCustomer Journeyの視覚化は不可能だし、Customer Journey抜きにPlanningなんて出来っこ無い、つまり他の運用型広告を最適化するという意味でもSEMの重要性は今後増すはずなんです。
どこぞのイベントとかどこぞのBlogをやり玉にあげる気は毛頭ないし、別にタイミングも何かとぶつけた訳ではないけれど、今まで書いたような考えもなしにデジタルマーケ語られても正直どうなんかねって思ったりもしてるわけです。もっとみんな検索を考えようよ、ってね。
だからこそ、Search Marketerの中ではそこそこ古参のsembearとして、まあSearch MarketerによるSearch MarketerのためのSearch Marketingのイベントを開催しよう、っていう思いです。
#というか俺だけが主催じゃない
#事務局のリンクに名前がある方々の共催です。
#http://searchsummit.jp/admin.html
#多謝!!!!!!!
というわけで長々と書きましたが、以下応募に関する諸注意と開催概要です
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Search Summit Tokyo 2013開催概要
公式サイト(SearchSummit.jp)
【会場情報】
会場:渋谷ヒカリエ8F「Court」
住所:東京都渋谷区渋谷2−21−1
会場電話番号: 03-6418-4718
URL: http://www.hikarie8.com/court/
【公共交通機関からのアクセス】
東急東横線・田園都市線、東京メトロ副都心線「渋谷駅」15番出口直結
JR線、東京メトロ銀座線、京王井の頭線「渋谷駅」と2F連絡通路で直結
【開催スケジュール】
2013年10月30日
19時スタート
※懇親会は21時スタートとなります。
【主催】Search Summit Tokyo実行委員会
【以下諸注意】
・イベント参加は有償となります。(セミナーのみ:3000円、セミナー+懇親会:7000円)
・フォームから申込みの後、抽選があります
・当選者にはメールにて連絡をさせていただきます。
・facebookページでイイネを押しても応募にはなりませんのでご注意ください
<<<<<<<<<<<<>>>>>>>>>>>>
15年とは早いもので、sembearもずいぶんオトナになり、かつもはやsembearは一人ではなくなりました。
今回、本気です。
本気のSearch Marketerの方、是非ご応募ください。本気のSEMを本気で語りましょう。
sembear, the search marketer

個人事業主はじめました

さて、facebookではさらりと告知しましたが、今月より正式に屋号sembearとしての事業を始めました。
Kenshooの1年間は本当に激動で、今までみられなかった世界で、予想だにしなかった挑戦をすることができ、ビジネスとしての実績もある程度は残せたという自負と、自分の未熟さを痛感し鼻っ柱をおられたという意味で、将来の糧になる挑戦だったと思います。
日本のクライアント様にはご迷惑をおかけしたことも多々ですし、正直自分のテリトリーであるはずの日本では思った以上に動けなかったことも事実でもあり、そういう意味では消化不良で中途半端に終わった部分もあり、多少なりとも後悔があるのも事実ではあります。
ただ今回は家族のことを考え、一度また日本でやり直すことにした所存です。
#いつかKenshoo時代のことはちゃんと振り返りたいなあ
#あまりにいろんなことが起こり過ぎて正直まだ自分の中で消化しきれてない
で、という訳で個人事業主をはじめました。fbでの告知ですが
あんまり宣伝しないけれど、一応告知。sembearとしての個人事業の内容です。
(1)日本のAdTech企業の海外(特にAPAC)進出支援・コンサルティング
(2)運用型広告管理体制・運用体制構築におけるアドバイス・コンサルティング
(3)海外テクノロジー企業のリサーチ、および提携・導入支援
(4)上記にまつわるもろもろの業務
ご興味がある方がいらっしゃったらご連絡ください。ただ、あんまり稼働が避ける状況でもないので、できないこともあることはご理解いただけますと幸いです。

ってな感じです。後は勉強会とか講演とかセミナーとかも出来る範囲で引き受けております。
で、繰り返しにはなりますがそこまで稼働が避ける状態ではないので、あまり過度にご期待をされること無きようお願いしたいと思いつつも、興味がある方は
「こーでぃねーと@sembear.biz」
※こーでぃねーとは”coordinate”ですよ。
#ほらここ笑うところ!
までご連絡ください!
#ないしは新宿駅の掲示板にてXYZと書いて待ち合わせ場所を指定してください。
#当方よりアシスタントが伺います。
#依頼人が美女の場合は自分がちょくせt(以下略)
以下注意事項
(1)SEMの運用とかSEOの分析とかもやらんこともないですが、あまり大きな規模のキャンペーンはお断りさせていただきます。大規模なキャンペーンの分析を実施するためのインフラが当方に整っていないことが原因です。ただし体制面やテクノロジーでのアドバイスは可能です。
(2)常駐系のお仕事は現在お断りしております。とはいえ月一位であれば可能かもしれませんがそれはもはや常駐ではありません。
(3)個人的には東京以外のSEMになにかしらやりたいなーと思っています。日本であれば地方、ないしは国外って意味です。
とりあえずまあ、年内一杯はゆるーくやります。
sembear